えちこの旅ブログ

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小笠原諸島 父島の旅⑥ ついに!ドルフィンスイムの夢叶う

小笠原諸島父島への旅。

前回の記事はこちら。

 

南島を去り、ミナミバンドウイルカと一緒に泳ぐべく出没情報のあった場所へ!

感動!人生2度目のドルフィンスイム

海や海の生き物好きな方なら、一度ぐらいは憧れたことがあるんじゃないでしょうか。

いつかイルカと泳ぎたい。

そんなあなたにお伝えします。

イルカは速い。そしてドルフィンスイムは忙しい。

実はかれこれ8年前。人生初のドルフィンスイムを能登半島で経験したことがあります。

そのときは、海水が前日の雨だか台風だかの影響で凄く濁っていて、イルカさんに会えたことは会えたんですが、一緒に泳ぐというより海に入ってる我々の周りを突如現れて消えていく・・・という感じでした。

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(水が濁ってたから視界が悪く、イルカ目の前に来た!どっか行った!あ!また来た!どっか行った!の繰り返し)

これはこれで楽しかったし、目の前でイルカ見れたんで感動したんですが、贅沢を言えばもう少し共に泳ぎたいと思っておりました。

先ほど、ウォッチングでもあれだけのハシナガイルカさんに出会えたんだから、きっとより人懐こいミナミバンドウイルカさんとなら、一緒に泳ぐことが可能なはず!

期待は高まります。

なお、ドルフィンスイムは以下の方法で行います。

①足ヒレ&ゴーグルセットをつけて、船のへりに腰かける。

②船長さんの「OK!」のサインが出たら海にドボン。

③イルカ見つけて泳ぐ。写真撮る。泳ぐ。

④イルカさんが通りすぎたら追いかけない。というか、追いつけない。

⑤船に戻る。船に上がる際、足ヒレを水中でガイドさんに外してもらう。受け取って船内へ。

以下、①~⑤を数回繰り返す。(今回参加したツアーのやり方なので、ツアー会社さんやそもそもドルフィンスイムをやる場所によって違いはあると思います。)

これ、なかなかに忙しいです。

まず、ドボンと海に入った時点でイルカがどこにいるか一瞬見失います。

おったー!

正面から来るイルカを待ち構える。

真横に来てくれた!複数人が一斉にドボンするので、周囲わちゃわちゃなってます。

他の方の腕もそりゃ画角に入ります。みんなイルカばっかり見て、周りの人見てないですからね。すいません、私も必死で泳ぎ過ぎて、1回どなたかにキックお見舞いしてしまった感触がありました。

5歳から15歳までスイミングスクールで鍛えた泳力が、数十年の時を経て復活です。

選手育成コースにも通って、日夜それなりに厳しい練習をこなしていました。

他のお客さんを引き離し、えちこ選手イルカに追随。数十年ぶりのガチドルフィンキックでイルカさんの上を泳ぎます。ちなみにバタフライは一番嫌いな泳法でした。

誰やねん、こんなしんどい泳ぎ方開発したん。っていつも思ってました。バタフライ専門にしてる人、マジ尊敬です。

行ってしまったら絶対追いつけない。ガイドさんから

はい、戻ってー!

の声がかかり、再び船へ。フィン取って、船に上って、フィンつけて、スタンバって、ドボン!

 

子供の頃からの夢『イルカさんと一緒に泳ぐ』がついに叶いました。

数秒ではありますが、横に並んで同じドルフィンキックで泳ぐことができました。

あー感動。水泳やっててよかったー。

ちなみに、そんなに泳力がなくても十分間近で見られると思います。

泳力よりも、海の透明度の方が重要な気がします。透明度高ければ割と遠い場所からこっちに向かってくるイルカさん認識できますし。

ドルフィンウォッチングに続き、スイムでも間近で見ることができて大満足。

ですが、まだツアーは終わりません。ラストは体験ダイビングです。

5年ぶりの体験ダイビングでお魚天国へ

イルカさんとの遭遇で大興奮の皆さんを乗せ、船はまたまたポイント移動。

体験ダイビングのスポットは兄島近海。

今回初めてフルフェイスマスクを着用しました。鼻でも呼吸できるし、レギュレーターをくわえる必要がないので初心者向けとのこと。ダイビングの経験は数えるほどですが、個人的にはレギュレーターくわえる方が息しやすいな、と思いました。

(何か無駄にいっぱい息を吐いてしまってたような気がする。)

最難関の耳抜きも何とかクリアし、無事海底へ。

速攻で視界がおさかな天国です。

私泳ぐの得意なんですが、ボンベ背負うと途端に水中でうまく体をコントロールできなくなります。変に自分の力で何とかしようと思うのがダメなんでしょうね。

ダイビングは泳げない人でもできるといいますが、本当にその通りで、下手に泳ごうとるすのではなく、流れに身を上手く任せるのが重要なんだなと思います。

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水中でうまく立てない。体が常に安定しない。

基本前傾姿勢。

 

google先生で調べたらアカヒメジと出ました。あってるかな。

ロクセンスズメダイ。こいつだけ確実に分かりました。

大体30分弱入ってたんですが、あっという間に感じました。体をうまくコントロールできれば、もっと楽しめるんだろうけど。もっと潜ることができれば、見れるものも増えて楽しさ倍増なんだとは思いますが、私には体験ダイビングぐらいの深さでちょうどいいかな、と。

これで本日のツアーメニューは終了。

ボニンブルーの海、南島、ドルフィンウォッチング&スイム、体験ダイビングと盛沢山で大満足の1日でした。(1日といっても、ツアーはお昼過ぎ14時~15時頃に港に戻ってきます)

港にやってくる鮫を見に行ってみた

お宿に戻って、シャワー&水着の洗濯。海は楽しいけど、潮のベタベタがやっかい。

夕食後、今日船が発着していた港に夜はサメが出没するということで、お散歩に出かけました。

 

到着すると、既に数人の方が見学中。私たちが到着したときは何もいなかったんですが、先に来た人に聞いたところ数分前にサメとエイが見れたそう。

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それならまた来るかも、魚とクラゲ見ながら待つこと十数分・・・

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来ました!ネムリブカというサメです。ウィキペディア師匠によると、ネムリブカメジロザメ科に属し、泳がなくとも呼吸ができる種だそう。

また、攻撃性は低いので刺激しなければそこまでの危険はないみたいです。

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数匹やってきて一定の時間ここらを泳いで、またどこかへ。そしてしばらくしてまた戻ってくるということを繰り返していました。

普通に船が発着する港に、ふらっとサメが来るなんて。小笠原の自然はやはり凄い。

今日のおまけ

本文とは無関係のおまけ。

週末のランニング。普段は朝ラン派ですが、久々夕方ラン。(日が暮れるの早くなりましたね。)

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現在、大阪城公園では大阪城天守閣復興90周年のイベントが開催中。

この日は、オープニングセレモニーのスペシャルゲストとして松平健さんが来ていたようです。大阪城をバックに、暴れん坊将軍マツケンサンバ・・・だいぶネタが渋滞してんな。