小笠原諸島父島への旅。
前回の記事はこちら。
2022年9月29日
父島で丸1日過ごすのは2日間のみ。そのうち最初の日は「海の日」と題し、1日海のオプショナルツアーを申し込んでいました。
Mちゃんがベルトラサイトで見つけてくれたダイビングショップ「ネイティブカラー」さんが主宰する『体験ダイビング+南島上陸+ドルフィンスイム』ツアー。
海でやりたいこと全部盛りの贅沢なツアーです。
最初にお断りしておきます。今回のブログ
お前、ラッセンか!
っていうぐらいイルカだらけでお送りします。
朝方、ホテルまでお迎えに来てもらい、私たち以外にも数組のツアー客さんと共に港へ。
諸々書類の記入も、着替えも船の上。最初からウェットスーツに着替えます。
何度着てもスムーズに着れないこのピチピチ感。
私、一応数十年前にダイビングのライセンス取ってるんですけどね。
複数アレルギー持ち&慢性鼻炎により常に軽く鼻詰まっていて、耳抜きがうまくできません。ライセンス取ったときに中耳炎になってしまい、それ以来体験ダイビングを5年に1回ぐらいやるにとどまっています。本当は趣味の一つにしたいけど。
あ!おがまるが見える。
おがまる~おはよう~次の出港までゆっくり休んでね~
すっかりおがまるに心奪われています。船、あんなに苦手だったのに。
海上でダイビングの説明を聞いたあと、しばしシュノーケリング。
小笠原旅行が決まった際、防水カメラもしくはGoProを買っちゃおうかと検討したんですが、結局以前も防水カメラ買ったものの、あまり活躍機会なかったんで売っちゃったんですよね。同じことを繰り返しそうだったんで、今回は初めてカメラをレンタルしてみました。使い慣れている方が操作に手こずらないと思い、以前使っていたのと同じFujiFilmのFinePixにしました。
しばらく海でパシャパシャしていたら、イルカ出現の情報が得られたということで、そちらの方面へボートへGO!!
到着した場所で私たちを待ち受けていたのは・・・・
イルカ!!!
イルカ!!!
イルカ!!!のヒレ!!!
イルカ!!!の親子!!!
次から次にイルカが現れて船の周りを泳いでいきます。
小笠原近辺ではハシナガイルカと、ミナミバンドウイルカの2種類のイルカを見る事ができます。
こちらはハシナガイルカ。嘴が長いためこの名前がついているハシナガイルカは、人が入ると逃げてしまうため、一緒に泳ぐことはできません。なので、ウォッチングタイプのイルカさん。
でも船が通っても逃げることなく、むしろ私たちのために船の周りを泳いでくれているよう。
「遠くからようこそ!写真撮りたいんでしょ。どうぞ、どうぞ」と言わんばかりに来てくれます。
そして、この日久々に海の透明度がかなり良かったようです。
ガイドさんも
こんなに海が綺麗なのは本当に久しぶり!
とテンション上がっておられました。1~2週間前のフェリー便で来てたら、こんな綺麗な海には出会えなかったようです。めっちゃ運いいじゃないか。退職祝いか?
海の透明度がいいので、船上からでもこんなにくっきり下を泳ぐイルカさんたちが見えます。
ツアー客の皆さん、一様に
「きゃーかわいい」「あー!あそこにいる。」「あー!こっち来た!」と声を上げながらひたすらカメラのシャッターを切る。
人は本当に感動すると、語彙力が低下する生き物のようです。私だけじゃなかった。
ではここから、ひたすらイルカ劇場いってみよう。
どつくイルカと、どつかれるイルカ。
これだけ見たら、ほぼジョーズ。
気づけば最初のイルカに出会ってから、約30分間が経過。
今まで「〇〇ウォッチング」とうたわれるツアーに何度か参加してきましたが、数頭見れたらラッキー。見れなくても自然のものだから仕方ないよね。と諦めるのが当たり前でした。
なので、今回もドルフィンウォッチングとはいえ、数頭遠くを泳ぐイルカ見れる程度かなと思っていたんです。
ところがどっこい。何頭ものイルカが目の前を数十分に渡り泳いでくれました。