※この記事は、2020年1月ニュージーランド旅行ブログです。
マウントクック国立公園のハイキングルートの一つ。フッカーバレー。
最終地点のフッカー湖で人生初氷塊を触って、握って、強風にあおられて、マウントクックを正面に眺めて満喫したので、ホテルまで戻ります。
ルートは一方向のみなので、来た道をひたすら戻るのみ。
マウントクックには完全に背を向けるため、帰り道ではもうその雄大な姿を見ることはできません。
ここ数時間、ずっとこんな景色に囲まれてるんですが飽きない。
時間は17時前。それでもまだこの明るさ。
さすがに少なくはなりましたが、ちらほらこの時間帯でもフッカー湖に向かって歩いてくる人はいます。
途中で、行きは立ち寄らなかったミューラー湖の展望台へ。
こちらも行きは下から眺めただけだったアルパイン・メモリアル。
マウントクック遭難者を祀った慰霊碑です。
麓のフッカーバレーはなだらかで気軽に歩けるハイキングコースですが、マウントクック登山となると話は全く別。
遠くに、ハーミテージホテル(スタート地点近くのホテル)が見える。
このあと30分ほど歩いて、ハーミテージホテルに到着。
YAMAPというアプリで記録を取ってたんですが、時間は4時間半。距離は13.3キロでした。いやー気持ちがいいハイキングでした。
自分たちが泊っているホテルに戻る前に、このホテルにいらっしゃるある偉人にご挨拶。
それがこの方。
登山家エドモンド・ヒラリー卿。
さて、ここでクエスチョンです。ニュージーランド出身のヒラリー卿。
この方が成し遂げた世界初のある偉業とは何でしょうか?
デレレレデレレレデレレレレレー
それでは正解です。(シンキングタイム少なっ)
それは、1953年世界で初めて世界最高峰のエベレスト登頂に成功した でした。
2008年、88歳でお亡くなりになられたのですが、存命中からニュージーランドの5ドル札の肖像にもなっておられました。
エベレスト登頂の前には、マウントクックの南側の山の背の登頂に初めて成功した方でもあり、エベレスト登頂後には南極探検隊として南極点にも到達。すごいわ。
ウィキペディア師匠で紹介されている肩書も「登山家、冒険家、養蜂家」となってます。
元々、実家が養蜂家で、その手伝いをしているうちに心肺機能が鍛えられて登山家としての体が形成されたそう。
これから登山を始めようという方、まずは基礎体力作りとして、養蜂家でバイトをしてみてはいかがでしょうか。
ヒラリー卿の視線の先には、マウントクック。
こちらの銅像、ホテル内にあるカフェのテラスにあるんですが外から入れなかったので、この日はガラス越しのみでのご対面。
とりあえず、私も同じようにマウントクックを眺めてみた。
しっかし、ウェアとかカメラとか、サックで上半身妙にごちゃついてんな・・・
このあと、行きに来た道と違うルートを歩いてしまい、若干迷ったりもしつつ無事ホテル到着。
さっきまであんなにいい天気だったのに、ホテル戻る直前あたりから急に曇ってきた。
夜ご飯は、ホテル内にあるレストランで。
予約とか特にしてなかったのですが、大丈夫でした。
ハーミテージホテルのレストランは、予約必要と言われたんですが、結果的にそのレストランに行かなくてよかったです。
なぜなら、ものすごい雨が降ってきたから。風も強くてほんま台風か?っていうぐらい大荒れの天気。
いやー、これ数時間ずれてたらえらい目にあってたわ。っていうか、歩いてた時だけあんなにいい天気ってだいぶ運よくない?
そういやまだ食べてなかったね、ということでフィッシュ&チップスを。
元イギリス領なので、一応これも名物の一つ。
マウントクック周辺でも星空ツアーがあるので、きっと天気が良ければ昨日同様の星が山間に見えて、それはそれはまた素晴らしい景色だったと思うんのですが、生憎夜中雨がやむことはなく・・・
時折、ゴーっという激しい風雨の音・・・星どころじゃない。
どうか、明日の朝には雨、やんでいますように・・・