えちこの旅ブログ

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【世界遺産】好天のフッカーバレーハイキングで、マウントクックの頂上を拝む

※この記事は、2020年1月ニュージーランド旅行ブログです。

iechiko.hatenablog.com

 

昼ご飯を食べて、マウントクック国立公園ハイキング開始。

21時頃まで明るい夏のニュージーランド。私たち以外にも、この時間から歩きだす人が多数います。

歩き始めて15分ほどで、第1の吊り橋。フッカー川にかかる吊り橋です。

20人以上乗っちゃだめよってなってるけど、そんなんいちいち誰も数えてへんしね。

とりあえず、20人はいなさそうだなってとこで渡りましょう。

高所恐怖症の私、わき目もふらず一目散に渡り切ります。

(少々へっぴり腰になりながら)

左手にミューラー氷河があり、立ち止まって撮影してる人もいますが、そんな余裕は私にはありません。

所々に、お花も咲いてます。

ガイドさん付きで歩いていたら、こういうのも色々教えてもらえるんでしょうが、自分たちだけで歩く自由さを取ったのでその辺は諦めよう。

この花、うっすら見えてますが、筒上になってる中に点々模様があります。

私のようなブツブツ(集合体)恐怖症の方、のぞき込まないようにご注意を。

ここ来るまでにも結構シダ植物が両側に茂っているゾーンがありました。

裏側の胞子ブツブツをさらけ出しながらやつら生息しているんですよ。

見ないようにしつつも、やはり視界に入るわけで。もう終始、鳥肌立てながら歩いてました。

恐怖症っていうけど、別に高所とか暗所みたいに「怖い」わけじゃないんですよね。

何と言ったらいいのでしょうか。もう気持ち悪さに全身ゾワゾワしちゃって、体がかゆくなって、「うわーーーーーーー!!」って発狂したくなる。

ほんで、そのブツブツをつぶすなり、硬いところにこすりつけるなりして、実態をなくしたくなる。

多分、誰でもブツブツ・うじゃうじゃしたもの見たら「気持ちわるっ」ってなるとは思うんですが、その気持ちが尋常じゃなく、ホンマに耐えがたいんです。説明むずいんですけど、同じ境遇の人には分かってもらえる・・・はず。

以上、ブツブツ恐怖症についての説明でした。

ふー。ちょっとブツブツについて書いてたら、ほんまに顔がかゆくなってきたので景色を見てリフレッシュ。

振り返れば、遠くにプカキ湖も見えます。

山の上の雪が茶色がかっているのは、昨年発生したオーストラリアの大規模火災の灰によるものらしいです。

コアラやカンガルーをはじめ、多くの動物たちが犠牲になったとニュースにもなってましたよね。炎の中、毛がチリチリになりながら逃げ惑うコアラの姿がかわいそすぎた。

続いて、第2の吊り橋。

しっかりした造りではありますが、やはり多少は揺れます。

特に体の大きな外人さんとすれ違う時なんて、心の中で「ひぃぃぃぃで。揺れるぅぅぅ」と絶叫です。

まぁ、正直高所恐怖症じゃない人にとっては、なんてことない吊り橋です。

景色を楽しみながら歩いてください。

氷河が流れ出て溶けた川や湖って、決して綺麗ではないのね。

砂利道エリア以外は、こんな感じできちんとトレッキングルートが敷かれています。

そして正面にはマウントクック

アップダウンで息を切らすことなく、楽ちんに広大な景色を楽しめてます。素晴らしい。

はい!そして、ついにマウントクックの頂上がお目見えです!!!

30%の確率でしか見えないと言われてますが、拝むことができました。

そして最後の第3の吊り橋

最後と言っても、帰りも同じルートで帰ってくるのでそれぞれもう1回渡らないとダメなんですけどね。

急に二人しか渡れない・・・なんてことはもちろんないです。

明らかにそれ以上の人間乗ってるし。単に「20」の「0」が消えてるだけ。

フッカー湖ビューポイントまで残り5分!!

雲に隠れることもありつつ、ちょいちょい頂上見せてくれるマウントクック

歓迎してもらえてるようで嬉しい。

そして、フッカーバレーの終着点、フッカー湖に到着です!

のんびり歩いて1時間半の道のりでした。

キャンプ場での看板に、往復3時間って書いていたので、丁度目安ペースで歩いていたみたい。湖に浮いてるのは、氷塊。初めて見た!!

湖まで降りてみよう。

多分、誰かが湖から拾い上げた氷。

この湖に降りてくると、またまた正面にマウントクックを拝むことができます。

ここ、超風強かった。

時折マシになるけど、いきなりすんごい突風吹いてきたりするので注意。

私、前方に座ってたお姉さんの帽子がどえらい勢いで飛んできて、顔面に激突しました・・・

みんな風除けのために、岩陰に避難。

めっちゃ透き通っててきれい。

ってなりながら写真を撮っている私。

昨日のテカポ湖のマウントジョントレッキングでもお見かけし、偶然本日宿泊するホテルも同じの日本人ご夫婦の方とまたまたここでもお会いしたので、お互い写真を撮り合いっこなどして、フッカー湖を堪能し、来た道をホテルへと戻ります。

さようなら、マウントクック。ありがとう、マウントクック

(明日も見るけど)