どうも。エジプトおばさん改め、お花見おばさんです。
日本全国、桜の名所は沢山ありますが、いかんせん桜の見ごろは短い。
1年で見られる桜の名所は限られています。
という訳で、今年も4月上旬は、桜を愛でる旅をせっせと実行中。
今回ご紹介するのは、奈良県宇陀市に咲く通称「又兵衛桜」です。
又兵衛桜までのアクセス
近鉄榛原駅から奈良交通バス「大宇陀」行きで約20分。
バス停「大宇陀」から徒歩約20分。
バスの本数は少ないので、榛原駅でバス待ちの長蛇の列ができていました。
が、臨時便も出ていたようで、バスも限界まで詰め込み乗車、みたいなことにもなりませんでした。
窓側に座れたので、大宇陀バス停に到着するまでにも、宇陀川沿いの桜並木を車窓から楽しめました。
戦国武将ゆかりの名前を持つ、樹齢300年の又兵衛桜
「又兵衛桜」というのは通称名で、本名(?)を「本郷の滝桜」と言います。
ですが、「又兵衛桜」の方が断然有名な名前かと。(私もそちらの名前でしか聞いたことなかった。)
黒田氏・豊臣氏の家臣であった後藤又兵衛が、この地に落ちのび、一生を過ごしたという伝説が残っており、後藤家の屋敷跡に咲いていることから、「又兵衛桜」の名前で呼ばれるようになりました。
後藤又兵衛と言えば、大河ドラマ「真田丸」の哀川翔さんが印象に残っています。
あの声聞くと「かつまた~」って言って欲しくなるけど、ドラマ内で一回も言ってくれなかったな。(そらな。)
バス停から歩くこと、約20分。
後半、数日前に行った岐阜の根尾谷淡墨桜同様、駐車場待ちの長蛇の列を横目に、サクサク歩いて到着。
(又兵衛桜は、結構駐車場の数が少ない模様。)
訪れたのは、4月5日。お天気どんより。
「花曇り」という言葉があるように、桜の時期って結構どんよりしたお天気の日、多いですよね。
そして、遠目に見えました。
真ん中で、一際目立つしだれ桜。あれが又兵衛桜です。
又兵衛桜以外の、周囲の桜もちょうど見ごろ。
手前にテントがあり、そこで協力金100円をお支払い。
樹齢は300年とも言われ、幹周約3m、高さ約13mの立派なしだれ桜です。
みる角度を変えると、また違った雰囲気。
枝ぶりがしっかり見えて、桜が「どや!」って両手を広げたように私には見えた。
桜の周囲を周れるので、ぐるっと1周。
背後では、桃の花が綺麗に咲いていました。
「桃の花」ってひな祭りの時期にはまだ咲いていないですよね。歌に出て来るけど。
大阪から日帰りで来れるし、てか、奈良は私の地元でもあるんですが、ここには過去に1回しか来たことがなく、何なら今回、咲いている姿を初めて見ました。
20年ほどの大昔、桜が咲いていない時期に、当時の彼氏と来たことはあるんですけどね。咲いていない時期だったのに、何しに来たんでしょうね。
確か、「これ、有名な又兵衛桜の木だって」「へ~、立派だね~」みたいな会話した気がする。(浅すぎる会話の思い出)
川の反対側に渡って、ちょっと遠目から。
やっぱりこの角度が一番綺麗かな。
又兵衛桜以外にも、季節のお花が咲いています
メインの又兵衛桜の周囲には、他にもお花が咲いています。
濃い目のピンク色が綺麗な桜。
「プリンセス雅 桜」という、プリンセス天功のお弟子さんみたいなお名前でした。
ちなみに、桜って変種を合わせると100種類もあるんだそう。
川沿いには、スイセンも綺麗に咲いていました。
ウェザーニュースの桜開花状況を見ると、本日4月8日も、まだ満開状態のようです。
今夜の雨次第かもしれませんが、あと数日は、まだ綺麗な桜が楽しめるかもしれません。
おまけ
今週末、大阪城公園も桜が満開でした。
お花見客で混雑する前に、いつもより早めの時間にお花見朝ラン。
一部の場所で、花見客が置いていったゴミをカラスがあさり、ゴミが散らばりまくってとんでもないことになっていました・・・
花見のゴミをちゃんと持って帰る人だけ、ここで飲み食いして欲しい・・・