阪急トラピックスさんの『【エミレーツ航空利用おひとり様参加限定】感動のエジプト ナイル川クルーズ8日間』に参加し、人生初のソロ海外旅行デビュー。
意外なピラミッドベストポジション発見!?
クフ王のピラミッド内部、玄室まで行った後は、元来た狭い通路を戻ってピラミッドの外へ。
ある程度、ツアーの方と固まって移動していたので
人少ないから、今チャンスです!
この狭い道、もうすぐで終わりですよ!
とか、色々声を掛け合いながら、ピラミッド内部の狭く厳しい通路を共に攻略しました。
数日前まで全く見知らぬ他人でしたが、ツアー3日目ともなると、エジプト旅を共にする旅仲間感が出てきました。(と、個人的には思っていた。)
次のピラミッドビューポイントへ移動する前に、お手洗いへ。
簡易なプレハブみたいな建物だったんですが、意外と綺麗なお手洗いで一安心。
(ただし、10エジプトポンドのトイレチップは必要。)
そして、そのお手洗い前から見るピラミッドが、凄く美しかったんです。
先ほどまでの角度は、三角の面を正面に見ていたので、真っ平な三角形でした。
↑こういうの。
それが、ここからだと三角の・・・何て言ったらいいんでしょうか。角になっている部分?が見えて、ピラミッドの四角すいたる姿が綺麗に見える。
(え~っと、言いたい事分かります?分かってください。すいません、語彙力なくて。)
周りにいる馬車のお馬さんたちも含めて、まさかのビューポイント発見。トイレ出てからの短い時間で撮影タイム。
これが本当のピラミッドビューポイント
クフ王のピラミッド前から、バスで数分間だけ移動して訪れたのは、クフ・カフラー・メンカウラー王、3つのピラミッドが一度に見られるビューポイント。
行く道中にはお土産屋さんが並んでいます。お土産屋さんは、ピラミッド前にもわんさかいて、ガイドさんが説明していてもお構いなしに絡んできます。
一度誰かから買ったらば、次から次に「俺のも買え!」と言わんばかりにたかられます。ちなみに、私はミニマリストを目指しているので(目指しているけれど、部屋はいまだすっきりしていない・・・)基本、実用性のないお土産を買うつもりはなく、近寄るお土産屋さんを根こそぎガン無視していたら、全く相手にされませんでした。
(言ってもついて来るので、「No」さえも言わない。マジで無言で通り過ぎる。)
記念撮影用のラクダさんがいっぱい。動物園の匂いがします。
動物いるとこ、う〇こも落ちているので、足元要注意。
餌、何食べてるんだろう・・・?
三つ葉?みたいな草をモッシャモッシャ食べていました。
・・・てか、それ、さすがに量多くない?
近くにこのような草は生えていなかったので、ちゃんとラクダさんように準備された草だと思われます。
そして、乗っている鞍も可愛らしい。
ラクダ、乗ったことがないので体験してみたい気持ちはありましたが、病気持っている可能性があり、結構危ないと聞いたことがあります。
あと、お客さん乗せながら、暴走しているラクダもいました。(餌を求めて走っていってた。)
ラクダ乗りこなすのは、また別の機会に・・・(鳥取砂丘で乗ろうかな・・・)
ラクダは横目で眺めるだけにして、ビューポイントからの眺めを見てみましょう!
おぉ!先ほどは見えていなかったメンカウラー王のピラミッドもしっかり見えています。
こう見ると、頭頂部に化粧石が残っているカフラー王のピラミッドは、特徴があるから一目で分かりやすい。
お気に入りの1枚がこちら。ラクダさんもええ感じに画角に収まり、エジプトらしい1枚に仕上がりました。
ここで、ピラミッドを手に乗せたり、手でつまむようなトリック写真も色々撮れます。
皆さん、色々工夫しながら記念撮影に励んでいました。
大スフィンクス像の足元へ
ビューポイントからまたまたバスで移動し、ピラミッドと並ぶエジプトの有名な建造物の一つ、大スフィンクス像へ。(まぁ、今回の旅で訪れる建造物は、どれも有名建造物なんですけどね。)
先ほど、撮影した画像取り込んだら、何体スフィンクス像撮ってんねんっていうぐらい、フォルダがスフィンクス像まみれでした。
有名なこの大スフィンクス像は、カフラー王のピラミッドに付属している像です。
なので、建造時期もピラミッドと同じ古王国時代。
元々、ピラミッドというのは単体で存在しているものではなく、周辺に周壁や参道、葬祭殿などがセットで建造される「ピラミッド複合体」と呼ばれる構造をしています。
カフラー王のピラミッド複合体は、大スフィンクス像の前に「スフィンクス神殿」その隣に「カフラーの河岸神殿」が建造されています。
スフィンクス像も、世界遺産「メンフィスとその墓地遺跡-ギーザからダハシュールまでのピラミッド地帯」の構成遺産の一つとして登録されています。
スフィンクスの全長は、72.5m。
全高は20m。
4500年前の建造当時、スフィンクスは崇拝されることなく、像の建造は未完のまま終わっています。
当時、スフィンクスが何と呼ばれていたかも分かっておらず、またスフィンクス像の前にあるスフィンクス神殿も未完のまま。
スフィンクス像は東を向いており、太陽信仰と深い関わりがあったと考えられているにも関わらず、未完で崇拝されず放置された謎多き遺物です。
スフィンクス像の顔は、カフラー王に似せて作った、とも言われています。
現在、鼻は削られ、ヒゲは取られてしまっています。
なので、非常にのっぺりしたお顔。
今は足元まで綺麗に見えているスフィンクス像ですが、先述した通り建造当時は崇拝されておらず、砂に埋もれていました。
建造から1000年後、新王国時代になり、ファラオによるスフィンクス信仰が行われるようになったのをきっかけに、スフィンクス像が掘り起こされ、崇拝されることになります。
新王国時代のスフィンクス信仰を表す有名な遺物が、こちらの石碑。
トトメス4世の「夢の碑文」と呼ばれる石碑。
トトメス4世が王子の時、この周辺に狩りに来て眠ってしまった際、夢にスフィンクスが出てきて、砂に埋もれている自分を掘り起こしたら王にしてやろうと言った、というような話が書かれているそうです。
10分程度と短い時間ですが自由時間があったので、スフィンクス像をぐるっと1周してみます。
確か、この辺の角度のスフィンクス像と日本の侍が写真を撮っていましたよね。
遣欧使節団?の一団が、途中でエジプトに寄った時の写真・・だったような・・・
スフィンクスの後ろ脚。
左足側からのうなじ。
数千年の長い、長い時間。時に砂に埋もれながらも、歴史を見つめ続けたスフィンクス。
そんな彼の視線の先に今は・・・
(多分)世界一有名なピザハット。
パピルスのお土産屋さんとランチタイム
三大ピラミッド&スフィンクス像を見学した後は、パピルスのお土産屋さんへ。
ツアーだと、このようなお土産屋さんにほぼ毎日立ち寄ります。
まぁ、仕方ないよね。
こちらがパピルス製品のお土産屋さん。
パピルスというのは、古代、ナイル川流域に自生していた植物。
これ、パピルス。
古代の紙の原料です。
最初に、店員のお姉さんがパピルスの作り方を実演付きで説明してくれます。(どのお土産屋さんでも、店員さんの中に必ず日本語が流暢な方がいて、その方が都度説明してくれます。)
お姉さんに教わったパピルスの作り方講座。(ざっくりと)
①茎の皮を剥いで細くし、糖分と水分を出すために叩く。
②更に1週間ほど水につけて、糖分を出す。(1週間程度だと薄い色、1週間以上水につけると、濃いめの茶色っぽい色になる。)
③水につけ終わったパピルスを、縦横に重ねる。
④圧縮機で圧縮する。(古代は石を使っていました。)
⑤圧縮&乾燥させて、1週間後、パピルス紙のできあがり!
パピルスはバナナの葉?皮?で作られた偽物も横行しているようで、購入するときには注意が必要。
本物と偽物の見分け方は、光に照らして縦横の線が見えれば本物。また、水につけても大丈夫!これ、本物。
お姉さんのパピルス講座は非常に興味深く、動画にも撮らせてもらいましたが、パピルス紙製品そのものには興味がなく・・・(結構いいお値段したし。)
早々にお店を退出。お店の周囲に特に何もなかったので、お店の前でお土産売っている人から、エコバック買ったりして時間潰し。(置物などの飾る系お土産は買わないけれど、実用性あるものはちょこっと購入。せっかくだしね。)
お土産屋さんタイムの後は、ランチタイム。
この日のレストランはこちら。
スープと
フライ多めのプレート。
このフライの内容が、人によって違っているという非統一感。私、メインっぽい魚のフライ乗ってなかったし。。。(ツアー一緒の方が、食べきれないから、とちょっと分けてくれました。)
お腹がいっぱいになったところで、午後からはオプショナルツアー。
三大ピラミッドより古い時代のピラミッド、3つを見学しに行きます。
おまけ
ラクダさんのお尻。
スフィンクスさんのお尻。