小笠原諸島父島への旅。
前回の記事はこちら。
シュノーケリングスポット 宮之浜の海中は・・・?
午後から再び海遊び。
島の北側に位置しているシュノーケリングポイントの宮之浜へ。
有名スポットのはずですが、ほぼ人がいません。
足をつけてみると、思いのほか海水が冷たくて焦る。
私、トレンカ履いてなくて水着の上にショートパンツのみ。生足むき出しで挑むには、既に海水が少々冷たい季節・・・
今後海遊びをする回数がどれぐらいあるか分かりませんが、今度水着を着る機会ができたらトレンカ買おうと思います。履いた方がウェットスーツも着やすくなるらしい。
あと、マリンブーツも。手前の黒いのがマリンブーツ履いている私の足なんですが、初日にぎょさんで靴擦れしてしまい、以来このブーツをMちゃんにずっと借りていました。
普段やらないアクティビティをたまにやると、不足しているものが浮き彫りになります。
そして、この写真に写っている魚に私は終始付きまとわれて、ふくらはぎずっとつつかれていました。
え?この子、ドクターフィッシュ的な何か?
まるで昔小学校のプールにあった腰洗い槽につかるが如く、少しずつ体を慣らし、海に入っていきます。そういえば、今はもうこれないみたいですね。子供心に、これ意味あんのか?ってずっと思っていたけど、やっぱりなかったんかい。
寒い!でも意を決して顔付けて中覗いてみた。
え?めっちゃ魚おるやん。
水中でも目立つカラフルなやつ。ヤマブキベラ
(Googleで調べながら、恐らくそれだろうと書いているのですが、間違っていたらすいません。)
ナンヨウブダイ・・・?
すいませーん、ナンヨウブダイさんですかー?
無視されたし、違うのかな。
水深どれぐらいか忘れましたが、でも潜ることなく、水面シュノーケリングしながらこのサンゴ礁が見られるぐらいの深さ。それで目の前に広がるのが、沢山のサンゴ礁とお魚さんたち。何、ここ。凄いやん。
ロクセンスズメダイがいっぱい。
この黄色い子はキイロハギかな・・・?
ツノダシ。これは間違いないと思う。本当に頭(?)の後ろまで角みたいにみょーんって尾ひれが伸びている。
ヤリカタギ
頭がボコンとしていないので、ナンヨウブダイではないはず。
Google先生で調べたら「ブダイ」「ハゲブダイ」と出てきました。
「ハゲ」ってあえてつけんでも。魚、みんなハゲとるやないか。
これも多分「ブダイ」の仲間。Google先生で調べたら「ジュゴン」って出てきた。
それだけでないことは私でも分かる。
魚を見ていると夢中になって泳ぐことができているんですが、海水は暖流と寒流が定期的にやってきて
あ!ここあったかい!
と思った数秒後
ぬぉ!ここ冷たい!
の繰り返し。ただ、シュノーケルつけているので、私は水に顔を付けていても永遠呼吸できる無双状態。ずっと泳いでいられます。シュノーケルをつけた人間は、もはや魚類と同等です。
40分ほどシュノーケルを楽しんでいると、いい加減体が冷えてきて指先の感覚が怪しくなってきたので、これにて終了。
『まるで水族館のような世界。』と思ったけれど、よく考えたら水族館が海のような世界を作り出しているので、こっちが本来の姿か。
浜辺が肉眼で確認できるレベルの距離で、このようなお魚天国が広がる父島。
この海や自然に魅せられて、移住してくる人が沢山いるのも頷けます。ただ、私は色んな所に日々繰り出したいタイプの人間なので、本州まで24時間の距離に移住するというのは選択肢に浮かんではきませんが・・・
(そもそも、移住してできる仕事もないし。あと現状、住居が埋まっているようで、移住しにきても住むところがないとガイドさんがおっしゃっていました。確かに平地少ないもんね、この島。)
あと、今回ダイビングとシュノーケリングを両方やってみて、泳ぐのが好きな自分にとってはシュノーケリングの方が自由自在に動けるので合っているな、と感じました。
とは言え、ここまで条件のいいシュノーケリングポイントは少ないとは思いますが。
想像以上のおさかな天国に大満足し、お宿へ。
どうでもいいんですけど、『おさかな天国』のタイトル&歌詞って怖くないか?
♪さかな さかな さかな~ さかなを食べると~♪
食べて、お魚さんは死後の世界(天国)へ・・・ってことなのか。ポップな曲調に騙されていたけど、結構ダークだな、この歌。
『丸丈』で小笠原名物を食べる
父島で過ごす最後の夜。この日は1食ぐらいは外食をしてみよう、と元々お宿のご飯をつけていなかったので、外に食べにいくことに。
とある島名物が食べたかったので『丸丈』さんというお店へ。
食べたかった名物がこちら。
何のお刺身か分かりますでしょうか?見た目では絶対分からない。
マグロのような赤身のこちらの正体は「ウミガメ」です。
父島に来る2週間ほど前、ディズニーシーの『タートルトーク』でクラッシュの小粋なトークを楽しんできたところ。
ごめん、クラッシュ。仲間食べちゃった。
『お前ら、最高だぜ~』って多分二度と言ってもらえないね。
味は全く癖や臭いもなく、とても淡泊であっさりしていました。
他にはこちらも名物の島寿司。
野菜などの天ぷら。
島の恵み、美味しく頂きました。
明日の今頃は、再び24時間船旅の真っ最中。数日前にまた新たな熱帯低気圧が発生し、もしかしたら出発便が早まるかも?と少し不安になりましたが、どうやら問題ないようで、予定通り15時二見港出発の模様。
父島で過ごす時間も残りあとわずかです。
今日のおまけ
真夏のランニング&小笠原の海遊びで、今年は例年以上に手が真っ黒。
手が黒すぎるのか、はたまた足が白すぎるのか・・・
「肌色」っていう色は、今「うすだいだい」と言うそうですが納得です。
一人の人間ですら、肌の色こんなに違うんだもの。