スワコプムントで、ヒンバ族の商人魂に押されつつ、買い物を終えた我々。
空港へ行く途上、最後の砂丘へ。
ナミビアで最標高の砂丘で、昨日見た赤色の砂ではなく、私たちがよく知る砂色(?)をしています。
観光客はもちろん、地元?と思われる子供たちの姿も多く見られました。
みんな、這いつくばって登ってます。・・・急だな、おい。
とりあえず、私たちも登山開始!!
海が近いからか、登れば登るほど風が強くなる。
前を行くお姉さんの髪のなびきようで、その強さが伝わるでしょうか。
またしても、ハーハー息切らせながら登りましたよ。
でね、何度も言いますが私高所恐怖症なんですよ。
風、すごい強いんですよ。高いんですよ。もちろん遮るもんなんて何も無いんですよ。
すっげぇ、すっげぇ怖いんですけど!!!
私の重量が飛ばされる訳ないんですけど、落ちてしまうんじゃないかという恐怖。
(落ちたところで、すぐにズボッと砂に埋まるだけですけど)
ほんで顔にも髪にも服にも砂が付いて大変です。
目、目がぁぁぁ。
(普段、ハードコンタクトですがこの旅中はずっと使い捨てのソフトレンズでした。これ正解。ハードで砂入ったらとんでもない地獄の痛み味わうことになったでしょう。)
ナミビアの砂漠、見納めです。充分堪能しました。大満足。
さ、下山。
顔、ジャリジャリ・・・
ここから空港はすぐでした。
ウォルビスベイ空港。
ここで3日半お世話になったガイドのモハさんとお別れです。
女3人のワイワイにお付き合い頂きありがとうございます。
チップと、昨日ランチ入ってたボックス
↑これ
に、日本から持って来てたお菓子を色々詰め合わせて、そこに鯉のぼりをブッ差して(息子さんいるって言ってたし)お礼に差し上げました。
・・・鯉のぼりすぐ捨てられてる予感あり。
ウォルビスベイ空港は、行きに到着したウィントフック以上に小さな空港。
滑走路、空港の2階からよく見える。
飛行機が遅れていたので、ここに唯一あった小さなお土産屋でまたまた買い物。
友人用のバラマキ土産にチョコ買ったんですが、ここで買っててホント良かった。
帰りヨハネの空港で時間あれば・・・なんて言ってたんですが全く無かったからね。
「見つけた時に迷わず即買い」 これ、海外旅行の鉄則だなと思いました。
後からもっといいの見つかるかも・・の「後から」は訪れない可能性があります。
1時間近く遅れて、飛行機はナミビアから南アフリカのヨハネスブルク。
2時間ほどのフライトです。
それは、世界有数の治安が悪い街。
旅行会社の方にも「ヨハネは治安が悪いので、ホテル着いたらもう外には出ないで夜ご飯はホテルで食べてください」と言われていました。
ド、ドキドキ・・・
上から眺めたヨハネは建物がぎっしりの大都会。ナミビアとは全く違う。
プール付きの家が並ぶエリアがあったので、あそこは富族層が住むエリアだったんでしょう。
荷物ピックアップして出ると、送迎の方が待っていてくれました。
空港出てから駐車場の短い距離でも気を付けなきゃかな?なんて言ってたんですが、ヨハネ空港の駐車場、地下直結でした。
外に出ることなく、車に乗れます。安全っちゃ安全ですが、そこまでしないといけない街ということなんですかね・・・
空港から街まではひたすら高速。
高速沿いにはアウトレットなんかもあって、なんか特別怖い雰囲気はありませんでした。
ただ着いたホテルは、なかなかに頑丈そうなゲートに囲まれてました・・・
【シティロッジサントンキャサリンストリート】
部屋はツインとシングルだったので、2対1となり、私はシングルに。
デスク部分が大きくて、何かと荷物ぶちまける私にとっては便利!
ほんで、今までで一番Wi-Fiがサクサク!
ベッドがでかい。枕、持て余す。
夕飯は言われた通り、ホテルのレストランにて。
(どのみち、周りに飲食店とかなさそうでしたし)
レストランというよりは、カフェスペースのようなところで私たち以外にお客さんはいませんでした。
付き出しにポップコーン。
でっかいラップサンド(サラダとポテチ付き)
今夜もボリューム満点の晩ご飯を頂きます。
タフな旅行になってちょっと痩せたりするかしら。・・とうすーく期待してたんですが、その心配は全く不要でした。そもそも、送迎&ガイド付きで飛行機での移動以外は連れてってもらってるだけですし。
ご飯も何でも美味しいし。
・・・こりゃ、増量して帰ることになりそうだ。
部屋に一人戻り、シャワー浴びようと思って服脱いだら、ロールアップしてたデニムの裾からデューン7の砂、ざーん。
風呂場、ジャリジャリ。
・・・やってもた。
砂漠に行くと、思ってるより5割増しの砂が靴やパンツの中に入り、部屋の中が大変なことになります。
実際に大変なのは、これを掃除させられるホテルの清掃員さんです。ホンマすんません。
あとここのシャワールーム、スケスケシャワー室と、そこから離れた場所に浴槽がありまして。
スケスケシャワールームに入ってドア閉めて、シャワー出したら固定式のシャワーヘッドからすげぇ冷たい水出て、「さっぶ、さっぶ」ってなって、どこか水の当たらない死角に入ろうと思っても、どこでも水がかかり、一旦出ようとドア開けたら、水ザーッて洗面スペースに放出され、「あわわ、あわわ」と大パニック。
こんな難しいシャワールームがかつてあっただろうか・・・
(翌日この話をしたら、私より10センチ以上背の高い先輩に「シャワーのヘッド触って水の角度変えたで、私」と言われました。背が低いので今までそこに手を伸ばすという発想もなく、(そもそも届かないし)角度変えれるということも存じ上げませんでした。がっちり固定されてるもんだと・・・まぁ、知ったところで届かないから意味無いんですけどね。)
ちんちくりんの宿命、砂&水攻めを制し、ようやくさっぱり。(砂はちんちくりん関係ない)
やたら広いベッドをできる限り使おうと、斜めになって今夜もぐっすり眠るのでした。(ちんちくりんの特典。ベッドが他の人より大きく感じれる)