ナミブ砂漠からウォルビスベイへ向けて長距離ドライブ。
途中、途中、野生の動物が見れたり、砂漠から一転岩山が続く景色が続いたり、と相変わらずの大自然っぷりナミビア。
そんなドライブ中、何もない道路に突如現れた看板。
Tropic of Capricorn=南回帰線です。
本当に、こんな感じで何もない道にこの看板だけがポツンと立ってました。
この5分後、次は岩山ゾーンに突入。
緑がかっていた岩山は、しばらく行くと
茶色一色に。
旅行をしていて、こんなに地形が面白いと思った場所は初めてです。
見たことない土地には、見たことない植物が育つ。
こちらはフーディアという植物。
水分も含んでおり、食用にもなるので、ブッシュマンがこれを飲料、食料としていたそうです。
なかなかこの見た目、口にするのは勇気がいるな・・・
はい、またダチョウいました。
こちらは初めましてのジャッカルです。
分かりますか?右下に刮目してください!
野良犬では決してありません。
そして、車道のかなり近い位置をウロチョロしていたのが、オリックス。
(アフリカ南部では、ゲムズボックとも呼ばれているそう)
ナミビアに来るまで、その存在も知らなかった動物ですが、長く伸びた角が恰好いいではないですか!
正直、インパラやスプリングボックなど茶色で角生えた動物は、少々鹿のようで。
奈良生まれ、奈良育ち、公園の鹿大体友達の私にとっては、見れて嬉しくはもちろんあるんですが、そこまでテンションアップ!!!の動物ではないんですよ。
あ、こっち見た。
このグレーがかった体といい、牛のような白黒模様と言い、独特の風貌が素敵です!
「牛のような」と申しましたが、調べたところによると彼らは「ウシ科オリックス属」
・・・実際に牛の仲間でした。
基本的に群れで生活するそうですが、老齢化した雄は群れを離れ単独行動するそうです。(今、ネットで調べて知った)
おじいちゃんだったんですかね、この子。
続いて、またまた不思議な植物。
ウェルウィッチアという植物。
驚くべきは、その寿命。1000~2000年も生きると言われ、和名は「奇想天外」
葉っぱは、左右に一枚ずつしか生えません。
複数あるように見えているのは、長い年月の間に、割けて増えてるように見えてるだけ。
絶滅危惧種としても指定されてるようですが、なんせ一個体の寿命が長いから、なかなか絶滅はしないんじゃなかろうか・・・
人間だとしたら、平安~鎌倉時代の人が今も存在してるようなもんでしょ。繁殖能力高かったら、地球パンパンなるわ。
そして、キャンプサイトから3時間半。
我々は月に到着しました。
その名はまんま、ムーンランドスケープ。
映画『猿の惑星』のロケ地にもなったそうですが、観たことないので「これがあの!!」みたいにはなれず。
ここから更に1時間走り
久しぶりに人間が生活している地域に近づいてきました。
もう、日も傾いて来ています。
まず入ったのがスワコプムントという街。
本来のツアーの内容では、この日スワコプムントをちょっと散策する予定だったのですが、私たちにもうそんな時間はありません・・・
その代わり、明日の午前中まずこの街を1時間ほどですが自由散策することとなりました。
何だかとってもこじゃれた住宅街です。
大きく、新しい家が立ち並んでいました。
ここは一旦スルーして、私たちの宿泊するウォルビスベイという街へ。
ここもまたまた砂漠が広がる街なんですが、
進行方向左側は砂漠。
右側は海。
砂漠と海が同時に見えるなんて!!って思ったけど、そういや鳥取砂丘も海沿いに広がってたか・・・
そして、辺りが暗くなり始めた頃、ようやく到着!!
今夜のホテル【プロテア・ホテル・ウォルビスベイ・ペリカンベイ】です。
(夕飯後、レストランからの帰りに撮ったのでこない暗い写真になっとります。
お部屋はとてもきれい。
トイレットペーパー、すくなっ。
お茶セットも充実。
毎晩ホテルの部屋にあるルイボスティー飲んでました。
夕飯は、ホテルの敷地内?にあるレストランで。
海沿いの街ということは、お魚料理が美味しい訳です。
前菜的なもの
揚げ物パレード。
そしてメイン。
3種のお魚。そして山もりポテト。揚げ物パレードⅡ。
お魚は上から順に
「KINGKLIP」
「MONKFISH」
「KABELJOU]
全員知らん。
ということで、今改めてそれぞれの調理前の姿を検索してみました。
KINGKLIP
※Googleより抜粋
意外と長かった。
MONKFISH
※Googleより抜粋
ギャーっ。
(アンコウの一種だったみたい・・・)
KABELJOU
※Googleより抜粋
でっかい魚で、釣り人とアシカが争ったという、仰天ニュースみたいな画像が出てきました。
いずれにせよ、全て白身魚で大変美味しかっです。
ただ、ボリュームがすごくてポテトは残しました。
私、バイキングなどで自分で食べ物を選んで取る場合、3人の中で一番食べる量少ないぐらいなんですけど、(そんなに量を欲しない)どんっと皿に最初から決められた量(しかも多め)が出てくると、誰よりも早くその大量の食べ物を胃袋に納めます。
この時も、なかなかのボリュームに二人が苦戦する中、さっさと完食。
目の前にある食事量に合わせて、胃袋が自動調節される特異体質なのかもしれない、と勝手に自己分析しながら、パンパンのお腹抱えてナミビア最後の夜を過ごしたのでした。