(朝日鑑賞の記事はこちら)
待ち受けていたのは、朝ごはん。
じゃーん。
本日の朝ごはん、デューンビューンでいただきます。
目の前に、デューン45。
なんて素敵な眺めでしょう。
こうやって改めて登ってる人と対比すると、その大きさがよく分かりますね。
どこからともなく、カラス、来た。
こっちのカラスは、白色混じりです。
黒一色よりも、なんかちょっとシュッとしてる。
朝ご飯を食べた後は、次なる人気スポット「デッドフレイ」へ向かいます。
途中、水洗トイレに立ち寄りました。ここ以外のトイレは汚いからね、と。
これ以外のトイレは、車窓からパッと見ただけですが、木枠で囲われたトイレっつーか、恐らく穴掘ってるだけの代物かと。
運よく、お腹の調子を壊すこともなく、トイレ近い割には汗かいてるからか移動中にすげぇ行きたいーってことにもならず済みましたが、大自然を観光する上でトイレ問題はなかなかに大変。
使用後は、手を洗う為にお湯をボトルタンクからかけてくれる方がスタンバイしています。
チップを払うべきとこでしたが、財布持ってきてなかったのでお支払いできず。。。
すいません、チップ慣れしてないもんで。
このトイレから先、道がますます悪路となります。悪路っていうか、道がありません。単に砂地。上下左右ぐわんぐわん揺れます。
これ、なんのアトラクションですかー。
「アフリカンマッサージ!」とモハさん。
いや、マッサージっちゅうか、なんちゅうか・・・
でも、我々、キャッキャッ言って結構楽しみました。
「プーさんのハニーハント」の超激しい版みたいな。
酔いやすい割に、これ大丈夫でした。多分、テンション上がって三半規管もバカになってたんだと思います。
ちなみに、レンタカーなどで来た方は、ここは専用の車に乗り換えて移動しないといけないみたいです。
確かに、ジープというか大型のサファリパーク走るみたいな車が何台も走ってました。
揺られまくって、デッドフレイの駐車場に到着。
ここから、20分ほど歩きます。
デッドフレイを上から見たければ、またまた砂丘を登ります。
ですが、上から見なくていいや、という方はそのまま砂地をデッドフレイ方面へ歩いて行くこともできます。
私と後輩は、せっかくなら・・・と再び砂丘登山。
モハさんと先輩は、直接デッドフレイへ。
またあとでー。
二人とお別れして目の前の砂丘登り始めたものの、しばらくして「おや、ここを登って行っても、デッドフレイを見下ろす砂丘に行きつかないぞ・・・」と気づいた我々。
下から見たら、全部繋がっていて、デッドフレイ見下ろす砂丘に行けるように見えたんです。
トラップです。STTです。(S=砂丘 T=繋がってるように見えた T=トラップ)
全貌が下からだと分からない。これ、砂丘の常識と一つ頭に刻まなければなりません。
無駄に砂丘登って体力消耗。一旦下山して、いざ。改めて。
登るよー。
人が結構増えてきました。
登り始めて、しばらくして
あ。もう、デッドフレイ見えてもうた。
先ほどのデューン45より高さも無いですし、やはり多くの方が先に歩いて多少砂が踏み固められてるので、こちらはそないしんどくは無かったです。
ただ、太陽の照り付けは半端ないです。絶対にお水は持って登りましょう。
ほどなくして、大体上っぽいところに到着!
別に山じゃないので、一番てっぺんに碑だとか目印だとかも無いですし。そもそも、毎日形が少しずつ変わる砂丘。
先客や、後から来る人の邪魔にならないようなポジション見つけて、なんとなく、この辺で腰を落ち着けましょうかねーと一旦休憩してみます。
はい。これが上からみたデッドフレイ。
ちょっと私のレンズでは広角で撮り切れず、イマイチ全体図が分からない写真になってますね・・・
で、さっきからずっと言ってるこのデッドフレイがどういう場所かと言いますと。
デッドフレイ=死の沼
元々沼地だったこのエリアですが、気候の変動により干上がってしまい、乾燥した白い大地になりました。
また、そこに残っているのは数百年前に枯れた木々。
(調べるページによって、500年とか900年とか数字に大きな違いがあって、結局どれが正しいのか・・・モハさんが説明してくれてたのかもしれませんが、暑さとリスニング力の無さで聞き漏らしてるような気もします。)
あまりにも乾燥しすぎているため、微生物に分解されることなく枯れたままの状態で今なお、この場所に立ち続けているんです。
この場所は、デューン45と並んで日の出を見るのに人気の場所。
まるで影絵のように木々が浮かび上がり、これはこれで美しい光景です。
私はこの場所を大好きな番組「クレイジーニージャーニー」で知りました。
(問題あって終わってしまったのが残念ですが、SPなどで定期的にやって欲しい。)
写真家のヨシダナギさんが、ここでヒンバ族を撮影した写真が超カッコよくて。
画像は勝手に貼ってはいけないかな、と思いますので、興味あれば探して見てみてくださいー
デッドフレイじゃない側を見れば、どこまでも砂丘が続く景色。
デューン45よりもこちらの方が、周囲の砂丘度(?)高かったです。
さて。お二人をお待たせしてるので下山しますか。
元来た道を戻るのではなく、前にある斜面、デッドフレイに向かって降りていきます。
何度も言いますが、高所恐怖症の身である私にはこれも結構怖いのです。
砂地なので、ころげ落ちることはないでしょうし、仮に落ちても砂がクッションになるのでよっぽど体がねじ曲がらない限り、大けがすることもないんでしょうけど。
恐怖症って、そういうもんじゃないんです。
完全に上に登らず、途中ぐらいの高さからの方が全体分かりやすいかな。
(え?変わらん?)
ここ、降りてきた斜面。
絶対的に足が砂に引っかかるので、落ちたりはしません。ご安心を。(自分に言い聞かせていた)
降りてくると、これはこれで、また違う景色が広がっています。
ちなみに、この写真を母親に送ったら、何かよく分からなかったようで
お母さん、動物がいっぱいいるのかと思ったわー
と言ってました。
動物に見えんこともな・・・いや、見えんやろ。
この木がお気に召しました。
一通りここで自分も枯れ木になった気分写真とか撮ったんですが、あいにく自分のカメラじゃなかったんで手元に写真無し。
結構上手に表現したつもりでしたが、「・・・鶴やん」と言われてしまいました。
表現力って難しい。
おそらく、方向的にこの奥に見えているのが「ビッグダディ」と呼ばれる大きな砂丘。
(これも登頂可)
デューンよりもさらに高いので、挑戦したい方はぜひどうぞ。
私たちは時間も無いし行かず仕舞いでしたが。(時間あっても登ったかどうか・・・)
砂紋が綺麗。
いっぱい写真撮って、デッドフレイにお別れです。
時間がカツカツにも関わらず、結構写真や動画撮影に時間を費やす我々を急かすことなく自由にさせてくれるモハさん。(内心、「お前らいつまで写真撮ってんねん・・・」と思ってたでしょう、きっと。。)
急かすことはしたくない、と事前におっしゃってた通りでした。ありがたい。
さぁ、ここから元来た道を戻りつつ、見どころもちょいちょい挟みつつ、ウォルビスベイまでの大移動始まります!