えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

【女一人歩き遍路】第4回目2日目 27番 神峯寺

※この記事は、2015年9月~2019年4月まで3年半かけて歩き遍路をした記録です。情報などは当時のものなので、現在と変わっていることがあるかもしれません。ご了承ください。

【前回の記事はこちら】

iechiko.hatenablog.com

 

2016年6月18日

 

第4回目お遍路旅、2日目。

f:id:iechiko:20210723094346j:plain

ホテルの駐車場に、お遍路カツオがいました。
見送られて、ホテルをあとに。

んー・・・足、痛いわー

人生初ではないでしょうか。
ウォーキングでこんな筋肉痛。
でも、歩くしかありません。

 

f:id:iechiko:20210723094350j:plain

青い空ときれいな川。
こういった景色をゆっくり楽しめるのは、歩きお遍路ならでは。
と思って、自分を奮い立たせます。

 

f:id:iechiko:20210723094359j:plain

安田町に入りました。

安田町には【やすだじかん】が流れているようです。
今、私はやすだじかんの中にいます。

実感ゼロです。

 

f:id:iechiko:20210723094403j:plain

住宅地突入。

 

f:id:iechiko:20210723094415j:plain

歩き始めて1時間。
安田川を眺めて休憩。

綺麗だなー

家の近所を流れる大阪市内の川と比べ物になりません。
そもそも汚いし、さらに最近なんて暑さでなんかやたらドブ臭いし、藻のようなものも発生してるし・・・

f:id:iechiko:20210723094419j:plain

神峯寺の看板出てきました!あと4キロ。
そもそもホテルから神峯寺がどれぐらいの距離かいまいち分かってなかったんですよね。
昨日頑張って歩いたおかげで、今日は距離が短くて済みそうです。

 

f:id:iechiko:20210723094424j:plain

田んぼ。
(言われんでもわかる)

 

f:id:iechiko:20210723094428j:plain

神峯寺は、山の上と聞いております。
そろそろ、入っていく感じがします。
お遍路4回目。だいぶ読めるようになってきましたよ。

 

f:id:iechiko:20210723094432j:plain

しばらくはコンクリ坂道が続きます。

 

f:id:iechiko:20210723094440j:plain

緑が濃ゆい。

 

f:id:iechiko:20210723094445j:plain

残り2キロ。
思いのほか、コンクリ坂道が続いてます。
上りはしんどいけど、山道よりはマシ。

 

f:id:iechiko:20210723094449j:plain

・・・と思ったのもつかの間。
歩きお遍路はこちら、と山道へいざなわれます。

もう・・・・

 

f:id:iechiko:20210723094502j:plain

草ボーボー
昨日に引き続き、今日も草ボーボー

そして、ここで私は気づく。

わざわざ、歩きお遍路の山道歩かなくても、車道の端っこ歩いた方が、楽なんじゃないか。
だって、すぐ隣に車道が通ってるんだもの。

ホテルを出発して2時間半。
本日も汗だくで到着。

27番 神峯寺

f:id:iechiko:20210723094506j:plain

・・・と思ったら、ここは売店と駐車場。
山門はまだ先・・・

 

f:id:iechiko:20210723094510j:plain

縁起は神功皇后の時代。
809年に天皇の勅命を受けて、弘法大師が伽藍を整えました。

 

f:id:iechiko:20210723094515j:plain

色濃い仁王像に出迎えられました。

 

f:id:iechiko:20210723094519j:plain

仏像は、ちょっと色あせてて欲しい派です。

 

f:id:iechiko:20210723094527j:plain

神峯の水と呼ばれるこちらの湧水。
病気平穏の効果があるとされ、高知県の名水にも指定されてます。

お手てで救って飲みました。
美味しかったです。

 

f:id:iechiko:20210723094532j:plain

お水は美味しかったですが、その美味しさだけでは頑張れない階段。
山を散々登って来てからの階段。
もう、このパターンしかないのですか。

 

f:id:iechiko:20210723094540j:plain

・・・大師様、疲れました。
あんよが痛いです・・・

 

f:id:iechiko:20210723094544j:plain

疲れ果ててたどり着いた本堂

 

f:id:iechiko:20210723094549j:plain

仏足跡がありました。

この仏足跡を合掌し、礼拝した手で身体の悪い個所を撫でると罪障を滅し 諸願を成就する

とのことだったので、足撫でておきました。
股関節痛かったので、コマネチばりに付け根ゴシゴシしたかったですが控えました。

 

f:id:iechiko:20210723094553j:plain

大師堂

 

納経所でしばしの休憩の後、また山を下ります。
来た道をそのまま帰ります。

f:id:iechiko:20210723094557j:plain

今度は、草ボーボー道ではなく、車道の端っこを歩きました。
俄然、こちらの方が楽でした。

 

f:id:iechiko:20210723094601j:plain

行きは正面の道から上がってきたのですが、帰りはここを右折。

 

f:id:iechiko:20210723094605j:plain

次の大日寺までは36キロ。
でも、今回のお遍路はこの神峯寺で終了です。

電車で高知駅まで行くため、ここから一番近い唐浜駅へ向かいます。

 

ひたすら駅へ向かって歩いてると、昨日ご一緒した男性お遍路さんが前から歩いて来られました。
今からお寺へ向かうところだったので、

ここからまだ結構あります。山もあるので頑張ってください!

とエールを送ってお別れしました。

翌日から、雨続きのお天気だったのですが、予定通り高知を一気に歩くことができはったかなー。

 

f:id:iechiko:20210723094613j:plain

50分ほどかけて、唐浜駅到着。

あー・・・しんど。

・・・あ、なんかいる。

 

f:id:iechiko:20210723094617j:plain

アンパンマンの作者 やなせたかしさん作の
「とうのはま へんろ君」

唐浜駅があるごめん・なはり線は各駅にキャラクターがいるらしいです。
このごめん・なはり線って、ずっと謝られてる気がしてならんわ。

ごめん、なはり。私、ここから電車に乗るわ。もう歩けない


駅のトイレで汗拭いて、さっぱり。休憩スペースで、しばし電車が来るのを待ちます。

今回はいつにもなく、足を痛めてしまいなかなか苦しい道のりでした。
でも、今日は距離的にそんなに歩かなかったな。

・・・なんか、物足りないかも。

・・・もう少し、歩こうかな。

山を降りている時は、早く電車に乗りたかったのに、なぜかもう少し頑張れる気がしてしまい、

 

f:id:iechiko:20210723094622j:plain

行けるとこまで行ってみよう!と、歩き再開。

 

f:id:iechiko:20210723094627j:plain

安芸市と言えば、岩崎弥太郎さんでしょう。
NHK大河ドラマ龍馬伝でパンチ効いてた弥太郎さん。懐かしい。

 

歩き再開して、20分。

 

f:id:iechiko:20210723094631j:plain

お花きれいだなー

 

f:id:iechiko:20210723094635j:plain

駅みーつけた。

はい。
たった一駅で力尽きました。やっぱり足が痛かった。

 

f:id:iechiko:20210723094639j:plain

ここにもやなせさんのキャラクターが。

無人駅で誰もいないのをいいことに、がっつりホームで着替えてやりました。

でもこういう駅だからこそ、監視カメラ 絶対ついてるわ。
(さすがに全裸にはなってないですが。一応、下着というか、タンクトップ姿なのでギリセーフ)←いや、アウト?

f:id:iechiko:20210723094643j:plain

30分ほど待って、電車、到着。

 1時間10分後、高知駅


 

f:id:iechiko:20210723094647j:plain

駅前にりりしい3人衆がいらっしゃいました。

まだまだ長い高知お遍路。
暑さが引いたら、次は28番 大日寺から再開です。

 

私が旅の間愛用していたガイドブックはこちら。

納経帳とほぼ同じサイズで、サブバックに収まります。

地図と各お寺の案内が書かれてるので、一冊あるととても便利。