高野山町石道第二弾。
前回の記事はこちら。
展望台から二ツ鳥居
展望台で一息ついて、また歩き始めます。
接待場に到着。
弘法大師が入定(真言宗の修行の一つ)した3月21日に、毎年高野山で行われる法会を「御影供(みえく)」といい、大正時代末期まで人々は歩いて高野山を目指していたそうです。
当時、村の有志の人たちが高野詣の人々にここで握り飯などの接待を行ったことから接待場と言われているそう。
ここの弘法大師の石像を拝むと「遠く高野山奥の院の御廟を望む」と言われているそうです。
ということで、拝んでおきました。
展望台から1時間ほどで、3つ目のチェックポイント「六本杉」に到着。
あまりにもお腹がすいたので、10時半ですがランチタイムその1。
おにぎりをムシャムシャ。
町石道はこの六本杉を左手に。右手に行くと世界遺産の構成資産の一つでもある丹生都比売神社に行けるんですが、ちょっと遠回りになるのと、今回はあくまで町石道を歩くことが目的なので、神社方面には行かず町石道方面へ進みます。
続いて、ほとんど平坦な道をのんびり30分ほど歩くと4つ目のチェックポイント「二ツ鳥居」
この鳥居は、819年弘法大師によって建立されました。
元々は木製でしたが、1649年今の石の鳥居となったそうです。
二ツ鳥居から神田地蔵堂
鳥居からしばらく下り坂。下った分、どうせまた登らないといけないと思うととても労力を損した気分になる。山あるある。
急に右側の視界が開けたと思ったら、ゴルフ場でした。ファー!
鳥居から15分ほどで、5つ目のチェックポイント「神田地蔵堂」
お堂の周りにベンチがあるので、ここでランチタイムその2。
お地蔵さん見ながら、パン半分をムシャムシャ。
しばらく山の中にいましたが、結構下りてきてたみたいで周囲は田園風景。
地蔵堂から下に下りたところにお手洗いあります。綺麗なトイレでした。お掃除などなど地域の方がしてくださってるんでしょうか。ありがたいことです。
神田地蔵堂から展望台(四十町石)
地蔵堂からしばらく平坦な道。お腹に入れた直後なので、登りじゃないのは助かります。
40分ほどで、6つ目のチェックポイント「笠木峠」
地図の真ん中らへん、赤い四角が現在地。ちょうど半分ほど来たかな。
ここからどんどん山を下っていきます。
1時間後、道路に降り立ちました。
このお茶屋さんの手前に、工事の資材置き場(?)のようなところがあり、そこにベンチがあったので、座ってランチタイムその3。残りのパンをムシャムシャ。
そのベンチ横にも公共トイレあります。ちょうど行きたくなるタイミングでトイレに出会えるありがたさ。そしてどこのトイレも綺麗。
お遍路のときもよく言ってましたが、長距離歩行において切っても切れないのがトイレ問題です。
このお茶屋さんの左側に写っている道から、またまた山道へと入っていきます。
ほどなくして、7つ目のチェックポイント「六地蔵」
ここ、お地蔵さんの真ん前まで行かないと位置情報読み取ってくれなかった。
弘法大師が袈裟を掛けて休んだと言い伝えられている袈裟掛石。
この石の下をくぐると長生きすると言われているそうですが、
え?この隙間、通るの無理じゃね?
六地蔵から30分。8つ目のチェックポイント「展望台(四十町石)」
180町から始まって、40町まで来ました。
スタンプラリーのチェックポイントも残すところあと2か所。