第十九番 革堂行願寺
アクセス
革堂行願寺の歴史
1004年、行円上人によって創建されました。元々狩人をしていた行円上人は、ある日お腹の大きい雌鹿を射止めてしまったことを後悔し、出家して仏門に入ります。
そして、この母鹿のことを忘れまいと常に鹿の皮を身にまとっていたため、「皮聖(かわひじり)」と呼ばれ、お寺も「革堂」と愛称がつくようになったそうです。
創建当時は一条通りにありました。戦乱や火災により、何度も焼け場所を変え続け、1708年の火災ののち現在の地(寺町通り)に移されました。
境内
恐らく、西国三十三所で一番こじんまりとしたお寺かと思います。
現在の本堂は、1815年に建てられたもの。
堂内には、行円上人の作と伝わる本尊の千手観音像が安置されています。
その他、都七福神巡りの一つである寿老神道や、愛染堂などもあります。
動物の命を大事に思った(って言っても、元々は狩猟してたけど)行円上人が建てたお寺だから、という訳ではないでしょうが、このお寺、やたらに猫がいっぱいいました。
椿がよくお似合いです。
カメラ向けた途端、ケツ向けられた。
多分全部で、5~6匹ぐらいはいた・・・よね?(知らんがな)
猫がいたのはたまたまではなく、ウィキペディアにも
近年は地域猫に餌場や寝ぐらを提供しており、「猫の寺」としても知られている。寺ではグッズの販売や募金を餌代として活用している。
の記載がありました。グッズ・・・あったのかな。。。記憶にないです。
餌代になるんなら、何か買っておけばよかった。
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