えちこの旅ブログ

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日本三文殊の一つ「安倍文殊院」で国宝の仏像と、ジャンボ花絵を鑑賞

前回ご紹介した又兵衛桜と同日、国宝の騎獅文殊菩薩像を拝みたく、安倍文殊院へ参拝しに行きました。

iechiko.hatenablog.com

安倍文殊院へのアクセス

近鉄・JR「桜井」駅から徒歩約20分

または、桜井駅から桜井市コミュニティバスで7分。

安倍文殊院の歴史

創建は645年。

大化の改新で、左大臣となった安倍倉梯麻呂(あべのくらはしまろ)が、安倍氏の氏寺として「安倍山崇敬寺」(安倍寺)を建立しました。

当時の安倍寺は、現在よりも南西約300mの地にあり、大寺院として栄えていました。

現在の地には、鎌倉時代に移転。1563年に兵火で一帯が焼失した後、1665年に本堂が再建されました。

日本三文殊の一つであり、(あとの二か所は、京都の智恩寺と山形の大聖寺)本堂内には、運慶作・日本最大の文殊菩薩像が祀られています。

境内の見どころ

境内マップ。

本堂以外にも、境内には複数のお堂があります。

本堂

まずは本堂で、文殊菩薩像を鑑賞。

境内は無料で入れますが、本堂と、後程紹介する金閣浮御堂の拝観は有料です。

それぞれの拝観料は大人700円ですが、セット券なら1,200円でした。

堂内の撮影は禁止なので、仏像の写真はありませんが、像高約7mの騎獅文殊菩薩像、とても立派で美しかったです。

文殊菩薩像を中心に左右に2体ずつの像があり、合わせて「渡海文殊群像」と呼ばれ、全てが国宝。

私は、文殊菩薩像ももちろんですが、この中の善財童子像も生で見てみたかったんです。横向きで両手を合わせて、お顔だけを正面に向けた姿が何とも愛らしい。

その童子を、文殊菩薩像が乗っている獅子がガン見していました。

個別の写真では見たことあったけど、直接お堂に来て、全体で見たからこそ分かった面白い構図。

金閣浮御堂・霊宝館

続いて、もう一つの有料拝観場所である、金閣浮御堂・霊宝館へ。

安倍仲麻呂像や、安倍清明像、陰陽師に関する宝物が祀られているお堂です。

こちらのお堂には「七まいり」という参拝方法があり、拝観時に受付の方が丁寧にご説明してくださいます。

古来より、私たちは一生のうちに七つの思いがけない災難に遭うと言われています。

七まいりでは、そのような災難に遭わないために、御堂の回廊をおさめ札を納めながら七回回ります。

思いがけない災難、今まで遭ったかな・・・

どのレベルを災難と呼んでいいのか分からないので、まだ7回残っているのか、それとも既に数回起こって、乗り越えてきたのか判断つかず。

そもそも、パッと思いつかないって事は、今まで大した災難には出会っていないということでしょう。

今後も災難に出会うことなく過ごせるように、こちらでしっかり参拝したいと思います。

こちらがその納め札。

参拝方法の詳しい説明書きと共に、拝観時に受付で頂きます。

正面の箱に1周につき、1枚ずつ入れて、お堂を7周ぐるぐる。

7回とも同じお願い事でもいいし、7つのお願いを1回ずつでもOK。

また、願い方は災難を払うように「〇〇しませんように」という風に願ってください、とのことでした。

私が始めた時は、誰もいなかったので、一人お堂をぐーるぐる。

回廊を周りながら、池の周りに咲く桜も愛でてみる。

七まいり後、お堂の中に入って宝物を鑑賞し出てきたら、団体客さんがぐるぐるされていて、回廊が混雑していました。人が多いと、結構時間かかると思う、この参拝。

浮御堂が建つ池には、鯉がいっぱい。餌やりもできるようで、他人の餌に寄ってきた鯉を勝手に撮影しました。すいません、タダでいっぱい鯉見させてもらって。

また、奈良時代の遣唐使・安倍仲麻呂の歌碑もあります。

【天の原 ふりさけ見れば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも】

遣唐使として派遣された後、日本への帰国が叶わず唐の地で一生を終えた安倍仲麻呂の歌。百人一首にも選ばれている和歌です。

私が小学生の頃、一番最初に覚えた百人一首。今はほぼ忘れてしまっているんですが、この句は最初に覚えたからか、記憶に残っていて、いまだに諳んじられます。

西古墳・東古墳

飛鳥時代に造られた古墳。

内部は645年造立時のまま。このお寺を建立した安倍倉梯麻呂の墓と伝えられています。

中に入れたので、入ってみましたがそれほど奥行きはありませんでした。

もう1か所、飛鳥時代建立の古墳があります。

桜鑑賞を目的に来た訳ではなかったんですが、思いのほか境内は桜の木があって、綺麗に咲いていました。

石仏

四国八十八か所・西国三十三所の本尊仏として祀られていた石仏を、一同に安置した場所。

その前には、弘法大師像と四国八十八か所の砂が祀られています。

お遍路結願者の私は、お大師さん像を見かける度に、勝手に

お久しぶりです!!

と挨拶してしまいます。

色んな所にいるからね、お大師さんは。下手な友達よりも会ってる。

白山堂

室町時代建立。重要文化財に指定されています。

御祭神は、良縁の神様として有名な菊理媛(くくりひめ)

この合格門をくぐって、天文台へ上がります。

清明堂

平安時代の有名陰陽師・安倍清明が祀られたお堂。

この天文台は、安倍清明が星を見て、吉凶を占った場所なんだそう。

安倍清明、現代に生きていたら多分超有名占い師として、メディアやSNSを通じて、バンバン活躍していたことでしょう。

花の広場

展望台からぜひ眺めるべき、こちらのお寺の名物がジャンボ花絵。

毎年、その年の干支が約8000株のパンジーで描かれます。

これ、お寺の僧侶さんと職員さんの手作りなんだそう。

安倍清明にちなんで、五芒星も描かれているのがポイントかと。多分。

11月~4月下旬ころまでということで、干支が見られるのはあとわずかのようですが、こちらの広場では秋にはコスモス迷路が楽しめるんだそう。

過去の作品群。って、この写真じゃイマイチよく分からんな・・・

境内は団体客の方が来られてはいましたが、平日だったこともあってか、そこまで混雑しておらず、全体的にゆっくり見てまわることができました。

国宝の仏像群も見れたし、浮御堂で七難も払えたし、見事なジャンボ花絵も見れたし、と満足しながら、本堂拝観受付でもらった落雁食べながら、歩いて桜井駅に戻ったのでした。

利用案内

・拝観時間:9:00~17:00

・拝観料:本堂 大人700円 小学生500円

     金閣浮御堂 大人700円 小学生500円

     共通参拝券 大人1200円 小学生800円

www.abemonjuin.or.jp

 

 

 

 

花の名所探訪 奈良のしだれ桜の名所『又兵衛桜』

どうも。エジプトおばさん改め、お花見おばさんです。

日本全国、桜の名所は沢山ありますが、いかんせん桜の見ごろは短い。

1年で見られる桜の名所は限られています。

という訳で、今年も4月上旬は、桜を愛でる旅をせっせと実行中。

今回ご紹介するのは、奈良県宇陀市に咲く通称「又兵衛桜」です。

又兵衛桜までのアクセス

近鉄榛原駅から奈良交通バス「大宇陀」行きで約20分。

バス停「大宇陀」から徒歩約20分。

バスの本数は少ないので、榛原駅でバス待ちの長蛇の列ができていました。

が、臨時便も出ていたようで、バスも限界まで詰め込み乗車、みたいなことにもなりませんでした。

窓側に座れたので、大宇陀バス停に到着するまでにも、宇陀川沿いの桜並木を車窓から楽しめました。

戦国武将ゆかりの名前を持つ、樹齢300年の又兵衛桜

「又兵衛桜」というのは通称名で、本名(?)を「本郷の滝桜」と言います。

ですが、「又兵衛桜」の方が断然有名な名前かと。(私もそちらの名前でしか聞いたことなかった。)

黒田氏・豊臣氏の家臣であった後藤又兵衛が、この地に落ちのび、一生を過ごしたという伝説が残っており、後藤家の屋敷跡に咲いていることから、「又兵衛桜」の名前で呼ばれるようになりました。

後藤又兵衛と言えば、大河ドラマ「真田丸」の哀川翔さんが印象に残っています。

あの声聞くと「かつまた~」って言って欲しくなるけど、ドラマ内で一回も言ってくれなかったな。(そらな。)

バス停から歩くこと、約20分。

後半、数日前に行った岐阜の根尾谷淡墨桜同様、駐車場待ちの長蛇の列を横目に、サクサク歩いて到着。

(又兵衛桜は、結構駐車場の数が少ない模様。)

訪れたのは、4月5日。お天気どんより。

「花曇り」という言葉があるように、桜の時期って結構どんよりしたお天気の日、多いですよね。

そして、遠目に見えました。

真ん中で、一際目立つしだれ桜。あれが又兵衛桜です。

又兵衛桜以外の、周囲の桜もちょうど見ごろ。

手前にテントがあり、そこで協力金100円をお支払い。

樹齢は300年とも言われ、幹周約3m、高さ約13mの立派なしだれ桜です。

みる角度を変えると、また違った雰囲気。

枝ぶりがしっかり見えて、桜が「どや!」って両手を広げたように私には見えた。

桜の周囲を周れるので、ぐるっと1周。

背後では、桃の花が綺麗に咲いていました。

「桃の花」ってひな祭りの時期にはまだ咲いていないですよね。歌に出て来るけど。

大阪から日帰りで来れるし、てか、奈良は私の地元でもあるんですが、ここには過去に1回しか来たことがなく、何なら今回、咲いている姿を初めて見ました。

20年ほどの大昔、桜が咲いていない時期に、当時の彼氏と来たことはあるんですけどね。咲いていない時期だったのに、何しに来たんでしょうね。

確か、「これ、有名な又兵衛桜の木だって」「へ~、立派だね~」みたいな会話した気がする。(浅すぎる会話の思い出)

川の反対側に渡って、ちょっと遠目から。

やっぱりこの角度が一番綺麗かな。

又兵衛桜以外にも、季節のお花が咲いています

メインの又兵衛桜の周囲には、他にもお花が咲いています。

濃い目のピンク色が綺麗な桜。

「プリンセス雅 桜」という、プリンセス天功のお弟子さんみたいなお名前でした。

ちなみに、桜って変種を合わせると100種類もあるんだそう。

川沿いには、スイセンも綺麗に咲いていました。

ウェザーニュースの桜開花状況を見ると、本日4月8日も、まだ満開状態のようです。

今夜の雨次第かもしれませんが、あと数日は、まだ綺麗な桜が楽しめるかもしれません。

weathernews.jp

おまけ

今週末、大阪城公園も桜が満開でした。

お花見客で混雑する前に、いつもより早めの時間にお花見朝ラン。

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一部の場所で、花見客が置いていったゴミをカラスがあさり、ゴミが散らばりまくってとんでもないことになっていました・・・

花見のゴミをちゃんと持って帰る人だけ、ここで飲み食いして欲しい・・・

【鉄印の旅】樽見鉄道 大垣⇔樽見(根尾谷淡墨桜でお花見)

鉄印参加社の一つ、樽見鉄道の終着駅・樽見駅は日本三大桜の一つ「根尾谷淡墨桜」の最寄り駅。

という訳で、お花見がてら鉄印を貰うために、樽見鉄道に乗車してきました。

なお、淡墨桜の開花状況は本巣市のHPで、毎日更新されています。

淡墨桜の開花状況 | 本巣市

大垣駅から本巣駅へ

樽見鉄道は大垣駅樽見駅間の34.5キロを運行する鉄道です。

改札はJRと同じ。

樽見鉄道は6・7番乗り場です。

それより気になる、やたらとでかい「5」の存在。

JRから乗り変えた場合、改札を出ずに樽見鉄道に乗車できるので、ホームに切符売り場があります。

終点樽見駅までは、大人片道930円。

1日フリー乗車券が1,600円なので、往復するだけでもフリー乗車券の方がお得です。

私は事前に「RYDE PASS」というアプリから1日フリー乗車券を購入しておきました。

大垣駅の改札も、駅員さんにこのアプリのチケット画面を見せて通過。

樽見鉄道の谷汲口駅は、西国三十三所巡礼の最後、第三十三番札所・華厳寺の最寄り駅です。

西国三十三所札所巡礼やっていたので、7年ほど前に華厳寺に行くために乗車したことあったみたい。忘れてたけど。。。

アムロ・レイを彷彿とさせる車体の色あい。(彼の服は、水色じゃなくてもっと青・・・かな?)

協賛されているのでしょうか?

日本一のサボテン村 株式会社岐孝園の恐らく社長さんと思しき方がヘッドマークに。

ってか、何だ?日本一のサボテン村って。と思って調べたら、サボテン販売会社さんでした。(広告効果、大あり)

私が乗車したのは、大垣駅8:41発 本巣駅行きの列車。

鉄印記帳駅が本巣駅のため、一旦途中下車します。

淡墨桜の最寄り駅、終点・樽見駅までは行かないので、列車はかなり空いていました。

一番乗りで乗車。

(運転手さんにも「本巣までしか行きませんが、大丈夫ですか?」って聞かれたし、放送でも何度も「樽見駅までは参りませんので、淡墨桜へ行かれるお客様は次の樽見行きをご利用ください」ってアナウンスしていました。)

十数人は乗車していたのですが、皆さん途中の「モレラ岐阜」駅で下車したので、

最後は貸し切りになりました。

モレラ岐阜って・・何?

って駅名見てずっと思っていたんですが、駅前のショッピングモールの名前でした。

そして、大垣駅から30分 9:11に本巣駅到着。

本巣駅で鉄印をもらう

地方ローカル線にありがちな、こじんまりとした駅舎。

駅舎前の自販機は、ちゃんと樽見鉄道カラー。こういう細かいこだわり、好きです。

期間限定で、このような観光列車も走っています。

体によさそう、薬草弁当。

窓口で、鉄印を購入。桜が描かれた春限定バージョンもあったんですが、私が購入したのは

桃鉄バージョン(300円)。桜よりも、織田信長公に惹かれた。

次の樽見行き列車は9:38発。30分弱ありますが、この駅の周辺には時間を潰せるような所が何もありません。

ゆえに、

駅の隣にある車両基地?の建物を見たり、

駅前で咲き始めていた桜を愛でたり(ここの桜はまだ開花前のようでした。昨日の強風で全部散った訳ではないはず。)

ダイヤ改正のお知らせを見たりして、時間つぶし。

桜の時期(2024/3/23~4/7)は、桜ダイヤで運行されています。

で、そのあと4月8日からダイヤ改正・・・と。ふむふむ。(知ったところで、今後乗る予定今のところないですが。)

樽見鉄道オリジナルグッズもありました。

駅舎内がひんやりと寒かったので、ホームで待つことに。

大垣行の「うすずみ観桜号」が停車していました。

ホーム内に立っていた観光マップも色薄め。

ホーム幅が狭すぎて、後ろに下がれず全体を撮れませんでした。

駅舎とホームをブラブラして、待つこと30分。ようやく、樽見駅行の列車到着。

9:38 本巣駅を出発です。

根尾川の眺めを見ながら樽見駅へ

先ほどは1両編成でしたが、今度は2両編成。

駅員さんが大垣駅で「樽見駅行は混雑しますので、途中からお乗り頂けない可能性がございます」なんて言うもんだから、相当混んでいるかも、と覚悟していましたが、全然大したことなかったです。

座席は全部埋まっていたので、座ることはできませんでしたが、立ち客は10人もいないぐらい。

大阪の御堂筋線の通勤ラッシュに比べたら、こんなん混雑のうちに入りません。

週末はもっと混雑するのかもしれませんが。

列車の床にいたキャラクター「もとまるくん」

さくらの「さ」じゃなくて、ももの「も」?

と一瞬思いましたが、恐らく「本巣(もとす)」の「も」と思われる。

本巣駅から樽見駅までは、34分。

織部駅を過ぎた辺りから、根尾川沿いを列車は走ります。

乗車した列車は、特別観光列車という訳ではなかったと思いますが、渓谷ビューがいい所を徐行運転してくれました。

近くのドアから、覗き込むように景色見ていたら、隣の方が

ここから景色見ていいよ

と見やすい場所を譲ってくれました。(地元の方だったぽい)

優しいおば様のおかげで、渓谷ビューをカメラに納めることができました。

そして、10:12 樽見駅到着。

乗車していたのは、桜色の車両。樽見鉄道、色んな色の車両があって、デザイン性豊富です。

ちなみに、前の車両はオレンジカラーでした。

日本三大桜・樹齢1500年の根尾谷淡墨桜

樽見駅から、目的の淡墨桜までは徒歩約20分。

桜の時期以外には、ほとんど観光客が来ないと思われる樽見駅周辺には、お店などはほぼなし。

のどかな景色が広がります。

ちゃんと案内してくれます。

たった1本の桜を見るために、わざわざ皆来るんだから、本当に日本人って桜、好きよね。(自分もその日本人の一人ですが。)

途中の桜橋から見た景色。

この橋より手前の車道から、ずらーっと駐車場待ちの渋滞ができていました。

こういう時期は、多少不便でも公共交通機関を使った方が、結果時間有効活用できる気がする。

駐車場横を歩き、後半の上り坂を上がって、淡墨桜がある淡墨公園に到着。

公園内は入場無料です。

ちょうど、満開!!

本巣市のHPで事前にチェックはしていましたが、旅行を決めたのは数日前だったので、ちょうど満開に当たるかどうか、微妙でした。

でも、結果バッチリでした。私、持ってるな、今年は。

根尾谷淡墨桜は、国の天然記念物にも指定されています。

彼岸桜の一種で、地元では、樹齢1500年と言われているそう。

昭和23年には、枯死寸前まで衰えていましたが、根接ぎなど様々な保護を行った結果、見事回生し、2024年現在もこれほど美しい花を咲かせるに至っています。

この碑の隣に、協力金を入れる箱があったので、綺麗な桜が今後も見られるように、少しばかり寄付させてもらいました。

タダで見せて頂くだけでは何だか申し訳なくて。

枝を支える多数の木々。

伝説によりますと、この桜は、今から1500余年前、この地にいた男大迹王(のちの継体天皇)が都に迎えられた際、この地を去るに当たり、形見として植えられたそう。
・・・継体天皇って、越前の方にいたんじゃなかったっけ?

ま、いいか。伝説ですからね、あくまでも。信じるか信じないかはあなた次第です。

展望台があったので、上がって上から桜を眺めてみました。

淡墨桜が有名ですが、その横に立つ桜も凄い立派。

遠目で見ると、むしろそちらの桜の方が目立ってる。

桜の後方に、二つの小さなお堂があったので参拝。

淡墨大師弘法堂

そして、もう1か所、淡墨観音。(参拝客の方が多くて、うまく写真撮れず・・・)

この観音堂の前に、もう1本の大きな桜の木があります。

少し離れた場所に空いているベンチを見つけたので、昨日大垣駅近くの和菓子屋さんで購入したどら焼きを食べてのんびりお花見。

桜の周囲には、写真撮影をしている人がそこそこいますが、公園自体が広々としているので、それほど大混雑、という感じもなく、ノンストレスでお花見が楽しめました。

帰り際、公園の駐車場付近の桜も綺麗だったので、そちらにも近づいて撮影。

帰りも、樽見鉄道に乗って今度は一気に大垣駅まで戻ります。
1時間に1本程度しか列車がなく、混雑して万が一乗れなかったら困るので、早めに戻ったら30分ほど前に駅に到着。①から④ぐらいまで待合スペースに番号が振られていて、到着した順に、席に座って列車を待つよう、駅員さんに指示されました。

私は①の列に座っていたので、帰りは座ることができました。

帰りの列車は1両編成でしたが、十分皆さん乗車できたので、それほど焦って早く戻らなくても良かったのかもしれません。

どうせなら、沿線も楽しみたい鉄印旅。樽見鉄道は、桜の時期をおススメします。

おまけ

生まれて初めて見た看板。モンキードッグ飛び出し注意。

・・・モンキードッグって、猿?犬?(犬やろ、どう見ても)

「養老公園」で滝と桜とアート散歩

1月のエジプト旅行後、2~3月は短期で派遣仕事。

休日は、3月の東京マラソンに向けてランニングを行い、あとは家で過ごす。

という日々を過ごしていたため、旅行はおろか、ほとんどお出かけもせずに2か月過ごしていました。寒かったし。寒いの嫌いだし。

今年は大阪市内でも、3月末まで寒さが続き、桜の開花も昨年に比べると1週間ほど遅いです。(しっかし、雨、多いよね~)

しかし、ようやく春めいた気温にもなってきたので、仕事も満了したし、早速お出かけ。

今回は、岐阜県をプチ旅行。

1日目は、養老公園、滝と桜とアートを楽しみながら散策してきました。

養老公園とは

養老公園は、岐阜県養老町にある養老山麓に広がる公園施設。

公園内には、養老の滝や「養老天命反転地」「岐阜県こどもの国」、その他スポーツ施設があり、自然の中で様々なアクティビティを楽しむことができます。

養老公園へのアクセス

養老鉄道「養老」駅から徒歩約10分(公園の入口まで)

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私はJRで大垣駅まで行き、そこから養老鉄道に乗り変えました。

ちなみに、養老鉄道はICカード非対応。1回間違って、翌日に乗る予定の樽見鉄道の乗り場に行ってしまい(久々にお出かけしたら、早速ポンコツミスやらかした。)乗り換え時間がギリギリになったので焦りましたが、無事乗車。

大垣駅から約20分で、養老駅に到着。

なかなかに味がある素敵な駅舎。

そして、駅の桜が結構咲いている!大阪からのJR沿線は、まだ蕾~5分咲きって感じだったけど。あれ?岐阜って関西よりあったかいの・・・か・・・?

駅から養老公園まで約10分と公式サイトには書いてありましたが、これはあくまでも公園の入口までってことだと思います。

私の最初の目的地は養老の滝。駅からは約2キロあるので、約1時間のウォーキングです。

なお、駅から公園まではほぼずーっと上り坂。園内も坂多め。

養老公園の地図がこちら。

公園内の目的地によって駐車場が複数あるほど、園内は広い。

園内の施設によっては、有料の所もありますが、公園自体は無料で入れます。

日本の滝100選「養老の滝」

「養老の滝」って、名前を聞くとどうも居酒屋をイメージしがちですが、本当に存在する滝です。

っていうか、調べたら居酒屋「養老乃瀧」って関西にあんまり店舗ないし、多分行った事がない。でも、名前は知っている。そんな不思議な存在「養老の滝」

養老の滝周辺への道も、桜が咲いていましたが、桜並木がずらり、という程ではありませんでした。

どちらかと言うと、春の桜よりも秋の紅葉の名所っぽいです。

滝へ向かっている人もほぼいません。

っていうか、全然いない。

途中から川沿いを歩いていきます。もう既に滝っぽいけどね。

滝までの道は、舗装はされているのですが、上り坂が続くので歩きやすい靴がいいと思います。ま、旅行の時はスニーカーしか履かない私にとっては、何の問題もないです。(ってか、普段もほぼスニーカー)

途中、いくつかの橋があり、その橋からの眺めが良かったです。

後半は、階段状になった道を上がって、滝に到着。

養老の滝は、高さ約30m、横幅約4m。

「日本の滝100選」にも選ばれています。

滝にもう少し近づける場所があるようなので、更に階段を上ってみました。

それほど大きな滝ではないので、迫力!!って感じではないですが、それゆえに間近まで近づいて見る事ができます。

滝の説明書きによりますと、奈良時代の元正天皇が「万病を癒す薬の水」と報告を受け、美濃の国多度津山の美泉に行幸されました。

続日本記には「皮膚はつるつると綺麗になり、痛むところも治った。白髪も黒くなり、はげた髪も新しく生え、見えにくくなった目も明るくなった。この水は真に老を養う若返りに水です」といった元正天皇の言葉も記述されているそう。

そして、717年に元号を「養老」と改められたということです。元号の元ネタになった滝でもあるんですね。

現在は、滝の水で手や顔を洗ったり、滝壺浴をしたりできないので、ミストを顔に浴びておきました。

これで私の顔の老化も改善するはず。太ってないのに、顔のすっきり感がなくなってきているのは、確実にたるみよね。うん、認めたくないけど。現実は残酷ね。

また、この滝の水が酒に変わったという「孝子物語」という伝説が、この地域には伝わっており、養老駅前には孝子像も立っていました。

養老駅前の孝子像

滝に行くまでに約1時間ほどかかりましたが、実際滝を見るのってそんなに時間かからないし、汗が引いて寒くなってきたので、若返り効果を信じてミストを浴びたら、元来た道を戻ります。

帰り道も橋の上から景色を眺めつつ。ずっと坂を上がってきただけあって、町も見下ろせました。

既に時刻は13時過ぎ。お昼ご飯を食べておらず、お腹が空いたので途中にあったお店で、飛騨牛コロッケを購入。

コロッケって、美味しいけれど、旅先でしか食べない食べ物ナンバー1。(個人的に)

どこか休憩がてら座れる場所がないかな~と、お店から少し歩いて見つけた場所がこちら。

謎の養老公園ステージ前。結構な年季が入ったステージ。

今、使われる事はあるんだろうか。明るい昼間だからいいけれど、人気のない古びたステージって、結構ホラー感あるわ・・・

桜の木はそれほど多くないけれど、それゆえ、お花見客もほぼおらず。

でも、ちょうど満開の時期で、今年最初のお花見ができました。

バランス感覚が重要なアート施設「養老天命反転地」

滝から戻ってきて、続いて訪れたのが前から気になっていた「養老天命反転地」

呪術廻戦に出てきそうな名前。

領域展開『養老天命反転地』

こちらの入場は有料(大人770円)

1995年、美術家・建築家の荒川修作氏とマドリン・ギンズ氏が30年以上(!)構想し、実現したテーマパーク。

約18,000㎡の敷地には、水平、垂直な場所はほぼなく、平衡感覚が混乱するような仕掛けが数多くなされています。要は、園内、ほぼ斜め。

アート感覚で楽しもうと思ったのですが、坂が多すぎて、思いのほか足腰使いました。翌日、脛が痛かった。

敷地内には、複数の作品があります。いずれも、どのように遊ぶかは、あなた次第って感じの不思議空間。

養老天命反転地記念館

カラフルな建物、中に入ると

上下同じような造りになっています。

「迷路みたい!」と縦横無尽に歩きまわる子、壁の上に腹ばいになってズリズリ進む子、色んな遊び方で子供たちが楽しんでいました。

そんな無邪気な子供を横目に、

ここは、あれだな。大人の場合は、一人じゃなくて友達と来て、いわゆる「映え」写真とか撮って楽しむべき所だな、と感じるアラフォー女。

ソロで写真撮影を目的で来るには、私にはアートセンスが皆無すぎて、かっこよいアングルでお洒落な写真が撮れない・・・

ということで、自分自身がパビリオンを楽しめればそれで良し!の精神で、他をまわります。

昆虫山脈

不死門

極限で似るものの家

地面と天井が、地図(?)化しています。

中は、迷路のようになっており、

古びたコンロとか、トイレとかが時折出現。

ベッドとか浴槽が埋まってる。。。結構不気味。

何気に見上げたら、天井にベッドとトイレがありました。

パンフレットによると、この家で「思いがけないことが起こったら、自分がいいと思うまで立ち止まること。」

それが、家の使用法の一つ。(これ以外の「使用法」もなかなかに面白かった。)

桜の木、包まれてた。

そして、ここのメインとなる楕円形フィールドへ。

ここからは全貌が全くよく分かりません。

上りやすそうな所から、よじよじと上ってみた。

山の斜面をそのまま生かしたフィールド内に、複数の建造物が点在しています。

ただ、上がった所からだと、フィールドの下に下りる斜面が急すぎて、怖すぎたのでちょっと場所移動。

この日、やたらと風が強く、ウェザーニュースアプリで現在地の天気を調べたら、風速7~8メートルでした。

どれぐらい強風かと言うと、早くも桜がほぼ散るぐらいの風。

そんな中、斜面だらけの場所に立っていると、普通に体よろけます。

ここ、天気悪い日はめっちゃ危険と思われる。滑って、転んで、転がって、顔面強打の末路が見えます。

景色はいいんだけどね。

フィールド内にある建造物たち。相変わらず、不思議空間。

子供たちにとっては、ちょっと風変わりなアスレチック、大人にとっては、巨大な現代アートを体感できる場所、という感じでしょうか。

ここは写真で見るのではなく、実際に訪れて、歩いて、体感するべき施設だな、と思います。

ほぼファミリーとカップルばかりの客層の中、一人ウロウロしている私は、それなりに異質感ありましたが、後半、必死こいて斜面と戦っていたので、そんな事はどうでもよくなりました。

利用案内(養老天命反転地)

・開園時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)

・休園日:火曜日(祝日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)

 ※荒天の場合、閉園の場合あり。

・入場料:一般770円 高校生510円 小・中学生310円

www.yoro-park.com

おまけ

どこで、いつ、何が起こるか分からない人生。

でも、ここを通っておけば、きっと大丈夫!知らんけど。

エジプト最終日は、カイロ歴史地区観光|2024年1月エジプト旅行㉓

阪急トラピックスさんの『【エミレーツ航空利用おひとり様参加限定】感動のエジプト ナイル川クルーズ8日間』に参加し、人生初のソロ海外旅行デビュー。

1週間のエジプトツアー、ついに最終日。

ルクソールからカイロへ国内線で移動

ツアー7日目。

クルーズ船で朝ごはんを食べてから、3泊過ごした船を下ります。

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最後にデッキに上がって、朝のナイル川を見納め。

さようなら、ナイル川。

ルクソール空港までバスで移動し、国内線でカイロに戻ります。

が、この国内線が1時間以上遅延したため、搭乗口付近の待合スペースで延々と待つ羽目に。

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小さなお土産屋さんがあったので、そこでちょこっとお土産(友人にあげるようのメモ帳とか)を購入。

あとは、小さなカフェがある程度の空港なので、ひたすら椅子に座って待つのみ。
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現地のお菓子なんぞ食べてみたり。

(私が買ったのではなく、他の方が買ってくれたお菓子をちゃっかり頂いた。)

エジプトオリジナル・・・なのかな?どれも普通に美味しかったです。
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ようやく、搭乗。
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ルクソールからカイロまでは、1時間弱と短いフライトです。

あっという間にカイロ到着。数日ぶりにカイロ空港に戻ってきました。

カイロは人が多い。車が多い。何か、久々に都会に来たって感じです。

カイロの歴史地区に一瞬立ち寄る

空港から、まず向かったのはカイロのイスラム地区。

エジプトは、紀元前30年にプトレマイオス朝最後の女王・クレオパトラ7世が自死した後、ローマ帝国の支配下に入ります。

その後、7世紀にアラブ軍によって征服され、イスラム時代が始まります。

13~16世紀のマルムーク朝時代には、世界最大のイスラム都市となりました。

「1000のミナレットが立つ街」と称されたカイロには、現在も多数のイスラム建築が残る地区があり『カイロの歴史地区』として世界遺産にも登録されています。

ここでは、モスクの中に入っての観光はなく、写真撮影の為に一瞬下車しただけ。

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ムハンマド・アリモスク

1857年に完成したモスク。今まで見てきた古代遺跡に比べたら、1857年なんてめっちゃ最近。

「地球の歩き方」には、このモスクの内部の写真が載っていて、凄く綺麗なんですよね。1か所だけでもいいから、どこかモスク見学したかったなー

多数のモスクがあるので、ここだけで1日観光できそうですが、我々は10分少々でカイロ歴史地区観光終了っ!

エジプト最後のご飯で、名物モロヘイヤスープを食す

続いて、お昼ご飯タイム。レストランへ。

観光客向けなのか、富裕層向けなのか分かりませんが、最近作られたと思われる綺麗な敷地内にあるレストランへ。(確実に観光客向けのレストランって感じでした。)

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レストランの窓から見える景色。
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エジプトでは、何らかのペーストにつけて食べる、という料理が結構多かったです。

日本で言うところの「タレ」みたいなもんかな。
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あと、右端に見切れていますが、ピタパンも定番料理かと。

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モロヘイヤスープは、エジプト名物料理の一つ。

あの、クレオパトラの美容の素になったとか。

実家では、結構な頻度で母親がモロヘイヤスープ作ってくれたので、子供の時はよく飲んでいました。(別にエジプトと何のゆかりもない人ですが、単にモロヘイヤが好きだったんだと思う。)

久々に飲んだけど、モロヘイヤ、美味しい。
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メインは、チキン。

イスラムの国なので、豚肉はなく、お肉と言えば大体チキンでした。

「チキン飽きたわ~」と言っている方もいましたが、私は鶏の胸肉ばっかり食べていた時期があり(別にマッチョになろうとしていた訳じゃないけど、高たんぱく意識していたらそうなった。)それに比べたら、色々味付けも異なるし、別に苦じゃなかったです。

てか、そもそもずーっと同じもの食べる事も平気な人間です。

一時期、毎日サバ缶ばっか食べてた時期もあるし。

子供の頃、春は毎日家の前の公園でツツジの蜜吸ってたし。(ミツバチか)

味が美味しければ何でもいい。

ちなみに、この旅でほぼ毎食、ドリンクはフルーツのフレッシュジュース注文していました。1週間で一生分のフレッシュジュース、飲んだわ。普段、ジュースほぼ飲まないんですけどね。何か水だと味気なくて。

旅の締めは、ハンハリーリバザールでお買い物

お昼ご飯を食べ終わり、エジプト最後の観光&お買い物、ハンハリーリバザールへ。
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車窓からの眺め。車窓っていいよね。(漠然)

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ハンハリーリバザール、到着。

地球の歩き方によると、

ハーン・ハリーリの歴史は古く、14世紀末には市ができていたらしい。

です。

現在は、多数のお土産屋さんが連なる場所となっていて、バザールの中は細い道が何本もあり、もはや迷路。

一人だと完全に迷子になります。

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市場周囲のモスク。モスクのデザイン、凄く好き。

イスラム教圏の建造物を見に行く旅とかもしてみたい。
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市場では、お土産屋さんからの呼び込みもありますが、私は友人に渡す紅茶やお菓子のお土産が欲しくて、ガイドさんに案内されるがまま、一つの建物へ。
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案内されたのは、ビルの中にあるお店。その名も「クイーンネフェルタリ」

ここ、日本人観光客向けのお店のようで、日本語で説明が書かれている商品もありました。デザインや商品ラインナップも、日本人好みって感じのものが多かった。

ゆえに、価格は高めに設定されているのかもしれませんが、もう他で買える場所ないのでここで購入。

本当は、現地のスーパー行きたかったけどねー。海外のスーパーって、楽しいよね。

無事にお土産も購入し、ついにエジプト観光は終了。

バスに乗って、カイロ空港へ。
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現地の人が集う、本場のマーケット。ここに突入していく勇気は、ちょっとないな・・・

エミレーツ航空に乗って、カイロから関空へ

カイロ空港で、1週間お世話になったガイドさんとお別れ。

ガイドさんの説明があったおかげで、よりエジプト文明を知ることができて、本当に楽しかったです。

やはり歴史遺産を観光するには、日本語ガイドさんって必要だなと思いました。

私の英語力じゃ、海外の歴史を理解するのは不可能だし。

今回、添乗員さんもガイドさんもいたので、英語を話す機会はほとんどなかったんですけれど、オンライン英会話やっていた時に比べて、咄嗟の英語力がだいぶ衰えたな・・・と実感しました。

やっぱり、海外旅行を楽しむには語学力、あるに越したことはないよねー(旅行する度、毎回言っている人)

行きと同じく、ドバイ経由でカイロから関空へ帰ります。

チェックイン時に、通路側を希望したけど「ない」って言われました。

無いことないねん。絶対、調べて無いだけやねん。

という事で、とりあえずカイロからドバイまでは、4人席の真ん中で約3時間のフライト。

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機内食。何か、お肉の煮込み的なやつ・・だったかな。もう忘れたわ、2か月前のご飯なんて。

ドバイの乗り継ぎ時に、関空までの便、通路側空いてないか添乗員さんが確認してくれました。

空いてました。ほら、やっぱ空いてるやん。

ただ、エミレーツ、席の埋め方下手くそか、と思ったんですが、3-4-3の席で、両側の3人掛けはびっちり埋まっているのに、真ん中の4人席は、ほぼ全列端っこに一人だけ。残り3席空席。

え?何で?バランスの問題で両側埋めなあかんの?

私は3人掛けの通路側だったんですが、通路挟んだ反対側の4人席の端が空いていたので、そちらに移りました。

その方が、奥に座っていた方たちもトイレとか出やすいだろうと思ったし。
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機内食その1
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機内食その2

この焼きそばっぽいもの食べて、アジアを感じました。

久々に、麺食べた!!

エミレーツ航空、ご飯どれも美味しかったです。

帰りは結構早くて、多分8時間弱ぐらいで着いたような・・・

結局、往復共に一切映画などを見ることなく、ほぼ睡眠に費やしていました。(実際、飛行機では寝れないので、ただ目を閉じていただけなんですけど。)

ツアー8日目、17時過ぎに関西国際空港到着。ただいま、大阪!

1週間前、ここに来た時は、一人だし、どんな人と一緒になるかなとか、体調崩したらどうしようとか、色々不安もありましたが、結果、ツアーの方とも仲良くなれて、体も壊すことなく、思っていた以上に楽しい旅行となりました。

子供の頃からずーっと行きたかった、エジプト。

写真や映像で何度も見たけれど、やっぱり生で見る遺跡の数々は、想像以上に素晴らしかった。

ただ、帰国して数日後に、発熱(1日で平熱には下がった)→副鼻腔炎→味覚喪失→抗生物質が効きすぎて1週間お腹下す、という体調不良に見舞われはしましたが・・・

今回、久々の長距離フライトを経験し、思ったことがあります。

遠い所は、1日でも若いうちに行くべき。

やっぱり、しんどいわ。飛行機の中で10時間以上過ごすの。

という訳で、年内にもう1か所、ちょっと遠めの国に行こうか、どうしようか、絶賛検討中です。

エジプト旅行、見どころいっぱいあるからブログ長くなるだろうな~と書く前から思っていましたが、案の定丸2か月かかりました。

これにて、8日間のエジプトツアー旅行、終了です。

おまけ

エジプトで購入したお土産たち。

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パッケージに入ったものは、チョコ・デーツ・ハイビスカスティー。

加えて、いかしたツタンカーメン王&エジプト地図のメモ帳は全部友人や母親へのお土産。

自分用には、ヒエログリフTシャツと、スリット入り過ぎて部屋着にするにもどうよ、のパンツ、キーホルダー。

ツアー特典(?)として、ガイドさん経由で、自分の名前を入れたTシャツorポロシャツを注文できました。

私は、既成のヒエログリフ表(白Tシャツ)と、カルトゥーシュに自分の名前入り(黒Tシャツ)2枚を購入。

1枚、2,500円ぐらいだったかな、もうちょっとしたかも・・・もう忘れたわ。

ヒエログリフで、私の本名初公開です。

ただ、アルファベットにするとたった3文字の私の名前、ヒエログリフにすると、短いし、何か・・・可愛くない。