今年の節分が、2月3日だと思い込み、恵方巻を食べ損ねた2025年の冬。
(自分で作るという発想はないので、3日にスーパーに買いに行ったら売ってなかった・・・)
先日、京都市京セラ美術館で開催されている『蜷川実花展 with EiM:彼岸の光、此岸の影』に行ってきました。
蜷川さんの展覧会は、昨年の夏、弘前れんが倉庫美術館で開催されていた『蜷川実花展 with EiM: 儚(はかな)くも煌(きら)めく境界』にも行ったのですが、そちらに比べて今回は映像作品が多かったです。
展覧会開催期間および注意事項
開催期間は、2025年1月11日(土)~3月30日(日)
会場は「京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ」です。
私が行ったのは1月下旬の平日で、そこそこ混雑はしていたのですが、特に整理券などもなく、事前購入しておいたチケットですんなり入場することができました。
ただ、公式HPによると
【予約優先制の導入について】
混雑状況緩和のため2月8日(土)より予約優先制となります。
事前に日時指定券を購入するか、既にチケットをお持ちのお客様は事前に日時予約のうえご来館ください。
ご予約がない場合、長時間お待ちいただいたりご入場いただけない場合がございます。
とのこと。今後行かれる方はご注意ください。
作品の撮影自由なので、皆さん立ち止まって撮影するし、また映像作品のエリアでは一定時間立ち止まって鑑賞するので、そもそも通常の美術展に比べて混雑する要素が多いよね・・・と行ってみて思いました。
作品紹介
作品の名前を記録しておくのを失念しておりました・・・
という訳で、名称なしで見た順にご紹介していきます。
展示室の入口、および出口のある廊下の作品。
美術館のガラス窓が、一面蜷川実花ワールド。
展示室に入って、最初の映像作品。
それぞれの液晶に、異なった作品が映し出されます。
床も一体化していて凄く綺麗。
撮影がうまくできなくて写真はないのですが、京都の景色も流れました。
続いては、大きめのスクリーン映像。
続いての作品は、弘前れんが倉庫美術館でも同じようなものがありました。
こういう複数のものが組み合わされているんだけど、全体としてはまとまっていて、一つの世界観を生み出しているもの、凄く好き。
昔、友達が部屋に沢山ポスターとか雑貨とか飾ってて、凄く可愛かったので真似して自分の部屋でもやってみたんですが、ただ雑多にごちゃついてるだけで全然イメージ通りにならなかった苦い思い出があります。(美術作品見るのは好きだけど、私自身には一切絵心、デザイン心がない。)
自分たちが没入できる作品もありました。
無数のガラスの・・・何て言えばいいんでしょう。すだれ?(オシャレ感、一気にゼロ。)
沢山の造花で造られたコーナー。
ライトが適時変わるので、それによって作品の花たちの色あいも変わっていきます。
続いての映像作品は、床面と天井が鏡になっていることにより、映像がほぼ360度に映し出されていました。ちょっと人によっては酔っちゃうかも。
このあと、もう一つ映像作品があり、そちらはスクリーン前に椅子も置いてあったので、座って見ることができました。
展示会滞在時間は、約1時間程度。
普段、私は白・黒・グレーの服ばかり着ており、基本的に色と縁遠い生活をしているので、蜷川さんの色鮮やかな作品群に触れることは、非日常体験。
豊かな色彩って、それだけで楽しいし、わくわくするもんだなーと思いながら、全身黒づくめで美術館を後にしました。(あ、UGGのブーツはベージュだから黒づくめじゃなかったや。)←どうでもいい。
展示会概要
- 会期:2025年1月11日(土)~3月30日(日)
- 開館時間:10:00~18:00(最終入場は17:30まで)
- 休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
おまけ
この日の京都は寒かったので、屋外でお寺参りなどはせず、美術館の次は博物館へ。
京都国立博物館に初めて行きました。
写真の明治古都館は1897年開館の建物。
現在、こちらの建物での展示はなく、展示は「平成知新館」という建物で行われています。
東京国立博物館は、広いし、展示数も多くて一度じゃ見切れず何度となく通いましたが、京都の方は1~2時間もあれば十分見れるかな、といった感じでした。
それほど混雑もしていないので、ゆったり鑑賞できて良かったです。