福山雅治さんの推し活旅in札幌の4日後、私はまたしてもライブのため東京を訪れていました。
今回のツアーのファイナル!武道館!!
推し活とは、それすなわち合法的ストーカー。
日本全国追いかけまわすこと、半年。最後は大きな玉ねぎの下にたどり着きました。
ライブの翌日、以前から行ってみたかった埼玉県日高市にある「巾着田曼殊沙華公園」の「巾着田曼殊沙華まつり」がちょうど開催期間中だったので、東京から埼玉県へ電車でGO!
巾着田曼殊沙華まつり概要
今年の開催期間、当初は10月2日までとなっていましたが、先ほどHPを確認したところ10月9日まで延長となったようです。
お花の咲き具合によって、その辺は臨機応変に対応されるみたいですね。
巾着田曼殊沙華公園へのアクセス
・西武線「高麗」駅から徒歩15分
・JR「高麗川」駅から徒歩40分、またはバスで10分
小雨ぱらつく中、西武高麗駅に到着。
駅から公園までは、定期的に看板が出ているので、方向音痴を極めた私でも、迷うことなく行くことができました。
途中で交通整理をしていた警備員の方も、めちゃめちゃ親切に道案内をしてくださいました。日本語だけでなく、英語や韓国語、中国語でも案内が書かれています。
実際、外国人観光客の方も来てました。いやーほんと、日本に観光に来る外国人の方って、情報収集力凄いですね。「こんなとこも知ってるのか!!」っていつも驚かされます。
まぁ、観光客ではなく、日本在住の外国人の方という可能性も大いにありますが。。。「高麗」駅という名前からも朝鮮半島との関わりが読み取れます。
調べてみたら、かつてここは「高麗郡」という場所で、やはり高句麗から渡来してきた渡来人たちによってつくられたようですね。
その繋がりを表すために、今もハングル文字で案内を書いているんでしょうか?あるいは、今なお韓国から来られた方が多く住む地域なのかな・・・?
まさに巾着の形!巾着田
案内板によりますと、巾着田は高麗川の蛇行によって作られ、日和田山から見るとその形が巾着袋に似ていることからその名が付けられたそうです。
この形、まさに巾着袋!
子供の頃、ランドセルにぶら下げていた給食袋(巾着袋)を思い出す懐かしい形。
外側を流れる高麗川の上部をギューッとやれば、しっかり締まりそうです。
左上の「現在地」と書かれた場所に管理事務所などがあります。
お目当ての曼殊華が咲くエリアは、巾着の下部にあたるエリア。
既にちらほらと曼殊沙華が咲く歩道を歩いて、群生地の入口を目指します。右手には高麗川が流れています。
左手側の土手には、普通なら、これで十分「めっちゃ咲いてるー」と思えるほどの曼殊沙華。
鴨、いた。
秋を彩る500万本の曼殊沙華
曼殊沙華の群生地エリアの入場料は500円。
現金または、交通系ICでの支払いができました。
園内に入ると、一面の曼殊沙華。
曼殊沙華にも、早咲き・遅咲きがあるようで、場所によってはまだ咲いていませんでした。
ちなみに公園名に合わせて「曼殊沙華」と言っていますが、個人的には「彼岸花」の方が馴染みがあると言うか、言い慣れている名前です。
ここまで群生している曼殊沙華は見たことがないので、圧巻。
あいにく小雨が降っており、傘を差しながらの散策にはなりましたが、花や植物は雨に濡れてる姿も、生き生きして見えるので好きです。
じっくり見ると、不思議な形してますよね。
何か、彼岸花って毒があるから触ったらダメ・・・みたいな事を子供の頃に言われたような記憶があって、調べてみると「リコリン」という毒があり、特に球根に毒が多く含まれているようです。やはり、記憶は正しかった。
ただし、大量に摂取しない限り致死量には至らないそう。でも、下痢や嘔吐を引き起こす原因になる毒みたいなので、むやみやたらに触らない方がいいのかも。
言われてみれば、美しさの中に毒気のある見た目ではある。
また、曼殊沙華は死や別れのイメージがある花でもあるので、ただ美しいというより、寂しさやわびしさみたいなものも感じるんですよね、この花見てると。
途中、ここ群生地の説明書きがありました。
これらの曼殊沙華、人工的に植えられたのかと思いきや、球根が河川の増水などによって流れてきて、ここに根付いて群生地を作ったと考えられているようです。
現在は、散策用の遊歩道ができているので、区画整備などはされているとは思いますが、元々は自然に漂着して咲いた花だったんですね。
球根が流れてきたということは、この高麗川の上流部にも曼殊沙華が沢山咲いている場所があるんだろうか・・・?
今まで、曼殊沙華を目にすることはありましたが、ここまでの群生地は初めて。
間違いなくこの日、人生で一番曼殊沙華を見た日となりました。
キャッキャウフフのお花畑とは(個人的に)違う印象の場所でしたが、ちょうど見ごろのタイミングで来れて良かったです。
おまけ
ハート型(無理やり感強め)