えちこの旅ブログ

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なばなの里 チューリップまつり&イルミネーション『天空の船』

冬になると、各地でイルミネーションイベントが開催されますが、寒さ嫌いの私は、冬の夜に外出するのが物凄く億劫になります。

ですが、なばなの里で開催されるイルミネーションイベントの開催期間は、10月下旬~5月までと約半年間。真冬以外もイルミネーションが楽しめます。

という訳で先日友人とイルミネーション目当てで行ってきました。

なばなの里はナガシマリゾートの一つであり、そもそもは植物園。なので、本来は季節によって様々なお花を楽しむ場所です。(イルミネーションは、お花の咲かない季節に人を集めるためのイベントとして始めたんだと思いますが、正直今はなばなの里=イルミネーションのイメージの方が強いと思います。個人的に。)

この季節は早咲きの桜は散っているし、ソメイヨシノにはまだ早いし、あまりお花は咲いていないかな~と思いきや「チューリップまつり」が開催されていて、かなりチューリップが咲いていました。そして、1年中入れる温室「アンデスの花園・ベゴニアガーデン」では、一生分のベゴニアも見てきました。

今回はそんなお花と光を楽しめる「なばなの里」のご紹介です。

なばなの里へのアクセス

電車とバスのアクセスの場合、通常時とイルミネーション期間中で、バスが発着する駅が異なります。

①通常時6月~10月中旬(イルミネーション期間外)

・名古屋名鉄バスセンターから直通バスで約30分

桑名駅(東口バス停)からバスで約20分

②イルミネーション期間中10月下旬~5月

・名古屋名鉄バスセンターから直通バスで約30分

近鉄長島駅から直通バスで約10分

なばなの里 アクセス

アンデスの花園 ベゴニアガーデン

なばなの里到着後、イルミネーション点灯時間まで時間があったので、園内のお花を見て過ごしました。まず向かったのが「アンデスの里 ベゴニアガーデン」

なばなの里のベゴニアガーデンは、国内最大級のベゴニアガーデンとのこと。あんまり聞いたことがないですが、そもそも他にベゴニアガーデンってどこにあるんでしょうか。

なばなの里の入場料2,500円とは別に入場料1,000円がかかります

ですが、なばなの里入場料2,500円のうち1,000円は園内で使える金券。なのでその金券を使用すれば追加料金なしで入場可能です。

(この金券1,000円分いらんから、入場料1,500円にしてよと思うんですが、そうしたら追加料金払ってまでベゴニアガーデン行く人がいなくなるから、金券という形でつけたのか。それなら最初から2,500円の入場料でベゴニアガーデン無料にすればいいのに。)

まぁ、よく分からない料金設定はさておき、ベゴニアガーデンでは数百種・12,000株ものベゴニアが4棟の温室に咲き誇っています。

そもそも、ベゴニアって名前聞くけどどんなお花だっけ?

とお花は最近特に好きになったけれど、知識薄っぺらなのでいまいちピンと来ない。

大丈夫です。そんな方でもここに来れば帰る頃には

なるほど、これがベゴニアか。

としっかり覚えることができるでしょう。

入場口の自動ドアを開けると、いきなり目の前に溢れるベゴニアの世界。

バラのようにも見える「球根ベゴニア」

館内の説明書きによると、ベゴニアの原産国は南米アンデスの高山地帯。そのためこちらの園では年間を通して昼温25~27度、夜温15~17度になるように設定されているそうです。

ベゴニア以外の植物が栽培されている温室もあります。

「女王様の耳飾り」と呼ばれるフクシアというお花。

色・形が個性的で確かに「耳飾り」という別名も頷けます。

こ、これは!小笠原諸島で見たマルハチ。温室で出会いがちですね。

「グズ」のマニア・・・マニアックなご趣味だこと。

「メディニラ・マグニフィカ」もはやハリポタの呪文。

この日のイルミネーション点灯時間は18:20。

まだまだ時間があったので、この水辺の周りに置いてあった椅子に座ってしばし時間つぶしがてら休息。

30分ほど過ごして、ベゴニアガーデンをあとに。

ベゴニアガーデン

日本最大級 花ひろばで開催「チューリップまつり」

イルミネーションメイン会場の隣にある花ひろばでは、季節ごとに様々なお花を見ることができます。

こちらのエリアで3月下旬から4月中旬頃まで開催されているのが「チューリップまつり」

チューリップ、どれぐらい咲いているか分からないけど行ってみるか

ぐらいのノリで行ったら、思っていた以上に♪咲いた 咲いた チューリップの花が♪状態でした。

チューリップにも様々な品種があって、♪あか しろ きいろ♪どころではないカラーバリエーション。

このような変わった形の品種もありました。左が「ブラッシングダイヤモンド」右が「バナナアイスクリーム」名前も面白い。

「ストロベリーアイスクリーム」「アイスクリーム」

まさに

どの花見ても 綺麗だな

の世界でした。しかし、桜の花ってJ-POPでいっぱいあるのに、チューリップの歌ってこの童謡しかなくない?

イルミネーション『天空の船』

日中は割と閑散としていた園内でしたが、イルミネーションの点灯時間間近になると、メイン会場へと繋がる「光のトンネル」の手前に人がかなり集まって来ました。

私たちもトンネル手前でライトアップの瞬間を待つことに。イルミネーションの点灯時間は時期によって変わるので、行かれる前に公式HPでご確認ください。

イルミネーション点灯時間2022-2023

18時20分、光のトンネルに光が灯ると小さな歓声が上がり、みんな一斉に光の中へ。

イルミネーションポイント①光のトンネル 200m

なばなの里のイルミネーションを代表するのがこちらの「光のトンネル」

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ただし、点灯時に先頭に並んでいない限り人混み回避不可です。(そしてミラーレス(上)とiphone(下)では全然写真の色味が違う・・・)

イルミネーションポイント②メインテーマエリア『天空の船』

光のトンネルを抜けるとメインテーマエリア。こちらは毎回変わるようで(何せ今年初めて来た。)今期は『天空の船』

大海原をイメージした青いLEDの光。その上に浮かんだ船に、6つのシーンからなるイルミネーションが彩られていきます。

約6分間のイルミネーションは、終わったらすぐに始まるので常に見る事ができます。
展望台にも上がって少し高い所からも見れます。

イルミネーションイベントのプロジェクションマッピングは「〇分ごと」と時間が決まっていることが多いですが、こちらはひたすら終わったら始まるの繰り返しなので、何度も見れますし、また地上でも少し手前からやLEDの海の中歩きながら、そして展望台の上からと色々な角度から楽しめるのもいいところ。

イルミネーションポイント③光のトンネル 100m

メイン会場から退出するルートにあるのが先ほどより短い100mのトンネル。こちらには「紅葉」というテーマがあり、複数の色に変わります。

イルミネーションポイント④水上イルミネーション 光の大河

国内最大級規模の水上イルミネーションらしいです。木曾三川の流れをイメージしたという光の川。

その川の反対側にある鏡池。こちらでは、11月中旬~12月中旬頃に季節限定で紅葉のライトアップがなされるそうです。

イルミネーションポイント④ミレニアムガーデン

樹齢1000年のオリーブ大樹があるミレニアムガーデン。

ここでは木曾の森をイメージした「光の森」が作られています。

この日、日中は20度を超えるぐらい暖かったのですが、夕方になるにつれ雲が多くなり、夜はむしろカイロ取り出すぐらいの寒さに一気に冷え込みました。

この季節の寒暖差、ほんと苦手・・・

ですが、春のお花とイルミネーション同時に楽しむにはとてもいい季節です。

なばなの里 利用案内

季節によって営業時間・料金が異なりますので、詳しくは公式HPをご確認ください。

(今回私が購入した通常チケット以外にも、近鉄電車&バスの往復乗車券がセットになったチケットなども販売されています。)

なばなの里公式HP

おまけ

お土産屋さんエリア前に咲く立派なしだれ桜。

各地にあるしだれ桜の名所に引けを取らない美しさだと思います。しかも他と比べて全然混雑していない。今年の夜桜、これで十分満足だわ。