先週の日曜日、2026年2月1日に開催された「香川丸亀国際ハーフマラソン」(以下、略して丸亀ハーフ)に出場してきました。
2025年には、男子日本記録も出た高速コースで、日本学生ハーフマラソン選手権も併催していることから、箱根ランナーも出場するような日本でも有数の大会です。
毎年、出よう、出ようと思いながら早10数年。(毎年、何しててん。)今回初の出場となりました。
噂通り、走りやすいコースではあったものの、レース以外ではマイナスポイントも感じてしまう大会でした。
そんな良し悪し含め、今年の丸亀ハーフのレポをしていきたいと思います。
前日は高松で1泊
丸亀駅付近にもホテルは数軒ありますが、あっという間に満室になってしまったので、前日は高松駅最寄りのホテルに宿泊することに。
行きは高速バスで大阪から高松入り。
3列シートのバスだったんですが、前の人がめっちゃシート倒していて、なかなかにせせこまい中で3時間強過ごしました。こういう時、体小さめで良かったと思う。
最近、3~4か月ごとに来ている高松駅。
相変わらず、にっこり可愛い笑顔で出迎えてくれるJR高松駅。
ちょうど高松市美術館で『新・山本二三展』が開催されていたので、こちらをホテルに荷物を置いた後、ふらりと見に行きました。

お名前を聞いただけでは「?」となる方もいるかもしれませんが、この絵の雰囲気見覚えないでしょうか?
そう!(どう?)
山本二三さんは、『もののけ姫』や『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』などのジブリ作品や『時をかける少女』『天気の子』などなど、多くのアニメーション作品の美術監督や背景画を担当された方です。
展示作品は背景画がほとんどなんですが、人物が描かれていなくても、あーあの作品だ!と分かるような印象的な作品も多く、そしてその背景画のディテールの細かいこと。アニメでは数秒しか流れないような背景画を、一つ一つじっくりと見ることができる素敵な作品展でした。
一番衝撃だったのは『じゃりん子チエ』の背景画ゾーンで、後ろにいた20代ぐらいの女の子2人組が「じゃりん子チエ?全然分からん」と言っていたことでした。
え?チエちゃん知らんの?うーちのカバンにお日さん、一つ知らんの?
ジェネギャップだわ・・・
前日観光は、これにて終了。
宿泊先は、高松で割とよく宿泊している「ホテル川六エルステージ高松」
JR高松駅からは1キロ弱離れているのですが、商店街の中にあるので途中からは屋根付きのアーケード内を歩けるし、1階にセブンイレブンがあるので買い物も便利。
大浴場やマッサージチェアがある休憩所(漫画も読める)もあり、お部屋も綺麗で広い。
私は荷物がすぐにひっちゃかめっちゃかになるので、この大きいテーブルがお気に入りです。
週末&マラソン前日ということもあり、普段よりお高めでしたが、レース前日は快適なホテルでしっかり休む事が重要。
とは言え、相変わらずお腹の調子を崩し、深夜目覚めてから小1時間眠れないという状況には陥りましたが。
まぁ、それでも睡眠取れた方だし、もうこれぐらいは許容範囲と思うことにします。
丸亀駅からはバスを待つ長蛇の列 時間は余裕を持つべし
レーススタートは9時前後の大会が多いのですが、丸亀ハーフは割とゆっくりめ。
私はA・B・Cと3つに分かれたグループのうち、最後のCグループでエントリーしていたので、10:55スタートでした。
(タイム的に、Bグループで出走できたのですが、気づいたらエントリー締め切られてたっていうね。)
会場に早く着き過ぎても寒いしな、ということで8:25高松発の「特急しまんと3号」に乗車。
丸亀駅までは特急なら20分で着きます。
自由席でしたが、20分近く前に駅についたらまだほとんどホームに人はおらず、先頭で並べたので座席の確保ができました。
高松駅出る時には既に座席は満席。立っている方もちらほら。
坂出駅からは、更に乗客も加わって通路ギューギューでした。
座れてよかったー。たかが20分。されど20分ですからね。
(とはいえ、ホームで20分近く待っていたから、立ち時間変わらんけどな。)
丸亀駅から会場の四国化成MEGLIOスタジアムまでは4キロほどの距離があるので、駅からの無料シャトルバスに乗車します。
過去に出場された方のブログを参考に読んだところ、バスは次々に来るからさほど待たずにすんだ、みたいなことだったので、この時間でも余裕かなと思っていたら・・・
バス待ち、超・超・長蛇の列。
何ですか、これは。テーマパークのアトラクションですか?というぐらいの行列。
過去の経験から待っても15分~20分程度かな、と踏んでいたのですが結果はその倍、40分強待ちました。
まだ救いだったのは、朝のうちは風もほぼなく、ご覧の通り朝日も照っていたのであまり寒さを感じずに済んだこと。(特に私はモコモコに着ぶくれしていたことも幸いしました。)これ、先週の寒波の中だったら、出走前に凍えてパフォーマンスにも影響出たよ、マジで。
私が読んだブログ主さんが、たまたま運良く待たずに乗れたのかなと思ったのですが、どうやら例年はここまでではないみたい。
恐らく要因は、丸亀ハーフがJPHS(詳細後述)に参加したこと。それにより遠方から公共交通機関を利用して来るランナーが増え、バス待ちがとんでもないことになった、と思われます。
それでも私はバスに乗れたので良かったのですが、なんと交通規制の都合でバスに乗り切れないランナーさんもいたとか。え?そんなことある?って感じなんですが。
皆さんタクシーや、歩き(走り)で会場に向かわざるを得ない状況になったそうです。
バスは結構な頻度で来ていたのですが、それでもさばききれないほどのランナーがいたということです。
今年の状況を鑑み、来年改善されることを願いますが、時間には余裕を持って行かれることを強くお勧めします。
会場内でも混雑は続く・・・
予想外に待ったとはいえ、駅から会場までは10分弱。
道は混んでいなかったのでスムーズに会場に着くことはできました。
通常であれば、会場に着いたらすぐに更衣室に向かうところですが、その前にもうワンクッション。
プログラム等の引換を行う必要があります。
この引換にも制限時間があり、Cグループは9:55まで。
この時間に間に合うか?というのがバスを待っている最中の一番の不安でした。
正直、プログラムや参加賞はもらえなくても支障はないんです。
たーだ。
事前にゼッケンやタグ、荷物入れに貼るシールは郵送されてくるのに、肝心の荷物入れるようの袋だけ、このプログラム引換を行わないともらえないんです。
何なん、この仕組み。くそめんどくさい。
郵送物の嵩の問題か・・・?
ともあれ、無事にプログラム引換にも間に合いました。
競技場前のこのエリアに、プログラム引換所や荷物預け入口、そしてショップなどが並んでいるのですが、まぁ、またここが混み合うこと、混み合うこと。
狭い空間をみんなが右往左往に行きかうもんだから、全然進まない。
何じゃこれ。導線死んどるやないか。
スタート前に既に人疲れ。
女子更衣室のテントで着替えを済ませ、予想以上に袋にパンパンになった荷物を抱え(着ぶくれしたせいで、衣類が相当かさばった)荷物を預けに向かったら、その入口が1か所しかない。はい、大混雑。
(推定)5キロぐらいある荷物を、お姫様抱っこで何とか抱えながら順番待つのがめちゃめちゃ辛かったです。荷物が重いのは自己責任なんですけど・・・
結果、今体で一番腕が筋肉痛酷いです。
それでも、私が預けたときはまだマシで、トイレを済ませて再びこのエリアに戻ってきたら荷物預けの入口に入るための行列が相当伸びていました。
あれ並んでいた人たち、ブロック整列間に合ったんだろうか・・・?
10:55 レーススタート
会場に着いてから忙しくて、寒さを感じる間もなく10:20に整列所の競技場内に入場。
締め切り15分前。結果的にいい感じの時間配分で来れました。
朝はほぼなかった風も少しずつ出てきて、日が陰るとかなり寒い。
ゲストの青山剛さんの号令で、競技場内のみんなで準備運動。
ようやくレースのことを意識できるようになりました。
ここまでは「時間間に合うか」ってそればっかり考えてたから。
体操が終わった後、寒さを凌ぐために防災用のアルミシートを全身にまといます。
気分はホイル焼きされる鮭です。
これ、風も防げて暖かくはあるのですが、デメリットはワシャワシャとうるさい、そしてシートを抑えておかないといけないので、片手がふさがるということ。
ちなみに、すこぶる寒さに弱い私の真冬レースの恰好は、Tシャツ、アームカバー、ウィンドブレーカー(薄手)、タイツ、お腹にカイロ、腹巻、レッグウォーマー(薄手)、ネックウォーマー、手袋、カイロ(スタートまで手に持つ用)です。
カイロお腹に貼ったまま走ったら、冷えからくるトイレにも行かずに済みました。
競技場内のビジョンで、Aグループのスタートを見届け、スタート地点に移動。
スタート手前にダストボックスがあったので、アルミシートを捨てて脱・ホイル鮭。

Cグループ 10:55のスタートから約3分経って私のブロックもスタートを切りました。
この大会、先述の通り大きなアップダウンもなくタイムの出やすい高速コース。
とはいえ、多少の坂はあるし、何よりこの日は行きは追い風、帰り向かい風という残念な気象コンディション。
風速6~7mの予想が出ていたので、覚悟していたのですが、昨年11月に出場したぐんまマラソンで浴びた強烈なからっ風に比べたら、全然可愛いもんでした。
最初の1キロは混み合っていて、かなりゆっくりペースでの入りになりましたが、その後は給水所以外ではキロ5分40秒ペースで走ることができました。
これもひとえに、勝手にペーサーと定めた男性ランナーさんのおかげです。
(リズムとタイムがいい感じに合ったので、勝手にずっとついていきました。)
そして、これまた毎回元気がもらえる沿道の応援。
特に後半、大声援を送りながらハイタッチしてくれた皆さんのおかげで、最後にもうひと頑張りすることができました。
あとは、箱根ランナーとのすれ違いができるのも、この大会の面白さでした。
大会新記録で優勝した東京国際大学のエティーリ選手、ダントツの速さでした。
そして、何よりトップランナーの皆さん、走る姿が美しい。
このようなエリートランナーと同じ大会に出れるのは、マラソンの醍醐味でもあります。他のスポーツではなかなか無いですよね。素人とトップクラスの選手が同じ大会に出れるって。
後半の向かい風はあれど、天候にも恵まれた中、21キロ強をイーブンペースで走り切り、まずまずの結果でゴール。
ギリギリ2時間は切れませんでしたが、久々に2時間00分台が出たので良しです。
1か月後にフルマラソンレースがあるので、それに向けてのいい刺激となりました。
2年間で6大会制覇を目指すJPHS
私が今回丸亀ハーフに出ようと思った一番のきっかけ。
それが、先に触れたJPHS(Japan Premier Half Series)です。
2025~2026年の2年間で全国6つのハーフマラソンの大会制覇を目指そう!という企画。
シリーズへのエントリー自体は無料でできます。
何かをコンプリートするということに目がない私。
この企画を知って速攻エントリーしました。

今回の丸亀ハーフマラソンがシリーズ1発目の大会でした。


6大会制覇すると、このコンプリートメダルがもらえるそうです。
今年、来年はこのメダル目指して旅ランします。(それ以外の大会も出る予定ですが。)

ブースでは登録したマイページを見せたら、くじ引きができました。
キーホルダーとステッカーをゲット。
会場では、飲食ブースの出店もあったのですが、そちらにはわき目も振らず、さっさと丸亀行きバス乗り場(会場から少々距離あり)に向かいましたが、これまた行きと同様長蛇の列。
結果、朝と同じく40分強待ちました。予約していた列車に間に合いませんでした。取消料取られました・・・
レース自体は、行って戻るのシンプルコースで走りやすいし、給水も5キロ弱ごとにあってこの時期としては十分だったし、沿道の皆さんの応援も凄く力がもらえる素敵な大会でした。
それゆえ、前後の送迎や会場内での混雑などのマイナスポイントが残念。
ここさえ改善されたら、毎年リピートしたくなるいい大会だと思います。
おまけ
今大会の参加賞。
四国化成さんがスポンサーなので、洗濯槽クリーナーがもらえました。
何気に、こういう実用的なもん、いっちゃん嬉しい。