瀬戸内国際芸術祭2日目。
この日は、朝ランがてら高松港エリアの屋外作品を鑑賞した後、男木島、女木島のアートを鑑賞しに行きます。
高松港周辺の作品
直島、豊島を始めとする芸術祭会場となっている島行きの船乗り場、高松港。
周辺には屋外アート作品が点在しています。
いずれも芸術祭期間外でも見られるものなので、高松へ行った際は港周辺を芸術散歩してみるのもいいと思います。
『ハッピースネーク』
ジョゼ・デ・ギマランイス

高松港以外にも、小豆島にもありました。
様々な言語(アジア多め)で、歓迎の意が書かれているウェルカムボード。
時刻は朝6時40分過ぎ。
まだフェリー乗り場はオープンしていませんが、既にフェリーを待つ人の行列ができていました。
恐らく直島行きと思われます。
・・・え?そんな混むの?私、呑気に朝ランしていて大丈夫だろうか・・・と一抹の不安がよぎりますが、まぁ、女木島&男木島方面はそこまで混雑しないだろう、と勝手に考えてランニング継続。
余談ですが、御覧の通り本日絶賛ドン曇り。
『Liminal Air -core-』
大巻伸嗣
高松港のシンボル的存在。
『香川県立アリーナ(あなぶきアリーナ香川)』
妹島和世 + 西沢立衛 / SANAA

今年の2月にオープンした中四国最大級のメインアリーナを持つ施設。
中で何らかの展示等あるのかと思いましたが、この施設そのものが建築作品として紹介されていた模様。
これまた余談ですが、来年の福山雅治さんのアリーナツアー、最終日がこのあなぶきアリーナ香川です。行きます。(チケット当選したらですが。)
『「銀行家、看護師、探偵、弁護士」』
ジュリアン・オピー
高松城址公園前にある作品。
地元産の石が使われた作品で
銀行家は大理石、看護師は庵治石
探偵は石灰岩、弁護士は黒御影で制作されています。
探偵だけ、ちょっと特異な職業すぎんか?今まで唯一リアルで出会ったことない職業なんですけど。
『待つ人 / 内海さん』
本間純
高速バス乗り場の壁に、ひっそり潜んでいる待つ人。

待合所では映像作品の「内海さん」を上映しているそうです。
この日の夕方、ここから大阪行きのバスに乗ったのですが、時間ギリギリで待合所に寄る暇ありませんでした・・・
港周辺を作品見ながら5キロほど走って、ホテルに戻り諸々準備の後チェックアウト。
早朝からフェリー乗り場に並ぶ人を見て、予定よりも早めに高松港に行くことにしました。
高松港から3年ぶりの男木島へ
高松港からは女木島経由、男木島行きのフェリーが雌雄島海運により運航されています。
(「男女島」じゃなくて「雌雄島」なの何でだろう。)
私は今回、高松港から一旦女木島をスルーして、男木島へ。
その後、男木島→女木島。女木島で作品鑑賞して高松港に戻るというプランを立てました。
朝一の便は高松港8時発。でもそんなに早く行っても屋内作品の会場は開いてないので、高松港10時発で男木島10時40分着のフェリーに乗ることに。
9時10分頃、雌雄島海運の乗船券売り場前に行ったらば既に結構な行列できてるじゃないですか。(窓口はまだ開いてなかった。)

行列はみるみる長くなって、折り返しで並ぶほど。
何これ?ディズニーのアトラクション?
過去のブログを振り返ってみると、3年前に来た時は出航の10分前に高松駅到着して、そこからダッシュで港へ行ってチケットさくっと買って、そのまま乗船したようです。
同じように週末に来たけれど、それほど船も港周辺も混雑していなかった記憶があります。
やっぱりコロナ渦って人、少なかったんだな・・・
女木島、男木島への乗船券は各島と高松港の往復券しかセット売りされているものはないので、一旦高松港から男木島行きを買い、次に男木島で男木島から女木島行きを買い、女木島で女木島から高松港行きを買う、という風に個別に購入する必要があります。
この乗船券購入の説明を、スタッフのおじさんが「どこまで行きますか?」と質問しながら待っている人に順番にしていたのですが、聞いている限り最初に女木島に行く人が多い印象でした。
先に男木島に行くのは正解っぽい。

乗船券購入後、すぐに乗船開始となりました。

あなぶきアリーナのお隣、また何か建設してるみたい。

直島行きの船は、草間彌生さんを意識したのか水玉模様でした。

高松港から女木島まで約20分。

女木島名物のかもめさん。
またあとでゆっくり見に行くね。
予想通り、半分以上の人が女木島で下船していきました。
午前中なので、女木島から乗船してくる方も少なく、男木島は比較的混雑なく見てまわれそう。

出航後、男木島もすぐに見えてきました。
地図で見たら男木島と女木島って、北海道と本州みたいに見えるんですよね。
ね?
(という事を、前回の男木島紹介のブログでも書いてた。3年経っても一切変わらない私の思考。)

男木島到着!
着いたら先に女木島行きの乗船券を買っておきます。帰りに混んだら困るんでね。
(という考えの人が多かったのか、乗船前よりも下船後の方が売り場並んでたっぽい・・・)
乗船券売り場は、作品としても紹介されているこちらの建物内にあります。

なお、こちらの雌雄島海運さんは私が集めている御船印参加の船会社。
乗船券と合わせて購入しました。
「御船印の旅」として船紹介記事を毎回書いていますが、今回人が多すぎて船内の様子は全然撮影できていないので、この写真の御船印の紹介だけで終了です。(せっかくの御船印がピンボケですが・・・)
13時男木島発のフェリーに乗るので、島散策時間は約2時間。
3年前に来ているので、今回新たに制作された作品を中心に回るだけなら、まぁ十分かな。
男木島の作品
『男木島の魂』
ジャウメ・プレンサ

男木島港のシンボル。
晴れた日は、周辺の水面に屋根の文字が映りこんで綺麗です。
『タコツボル』
TEAM男気


こちらも常設されている屋外展示。
リアルにでかいフジツボが、ぶつぶつ恐怖症としては凝視できません。

タコツボのタコさんに一目ご挨拶。
お久しぶりでーす。
ちなみに、3年前に来たときは目玉ピッカーって光ってたんですけど。
電気、切れたんかな・・・
『私たちの島』(NEW)
エミリー・ファイフ
今年の新作。

男木島の形をしたテキスタイル作品。
実際、歩いてみたら分かりますが(海から見てもわかるけど)男木島は急峻な地形で坂も多いです。

こんもりしたおにぎりみたいな山が特徴的。


こう見ると、生き物っぽくも見えます。いそうですよね、こういう古代生物。
マロマロカリスみたいな。(完全にアノマロカリスの偽物)



展示場所は「老人憩いの家」というコミュニティセンターで、普段は島のおじいちゃん、おばあちゃんたちが集う場所のようです。
なので、妙に生活感あって昭和のおばあちゃんちって感じでした。
『生成するドローイング ― 日本家屋のために2.0』
村山悟郎
こちらは以前見たことがあるのですが、ちょうどルート上にあったし、面白い作品だったので再び訪問。

築90年の古い家屋内に、数学の研究で利用される「セルオートマン」という法則に基づいたパターンが描かれています。
1階は島の植物がモチーフ。



2階は貝殻がモチーフになっています。




3年ぶりに見ても、やっぱりど素人には理解できない幾何学模様の連なりでしたが、これが「セルオートマン」という法則なんだと学びました。(調べてみたけど、数学音痴なもんで文章で読んでもピンとこんかった。)
アート散策の途中で猫と戯れる

島の細い路地って、何かエモい。

前回来た時も会いましたが、男木島には猫ちゃんが沢山います。
この子は首輪しているので、飼い猫なんでしょうが野良?っぽい子もみんな毛並みが綺麗なので、ちゃんと島で大切にされているんだなーと思います。
目が合ったら、すり寄ってきてくれた黒ネコ。
寄ってきた割に、近くでは決して目を合わせようとしてくれませんでした。
ツンデレか、おい。嫌いじゃないけど。

THE三毛猫。


餌(チュール?)的な何かを舐めるのに必死で、お顔を見せてくれなかった。
そういう人に媚びないとこも嫌いじゃないよ。
道端で出会うネコとの交流も楽しい、男木島散策。
次回に続く。