六甲ミーツ・アート散策第3弾。
最後は、風の教会エリアの紹介です。
ちなみに、1回目の記事で「昨年も行った」と書いたのですが、何気にスマホの写真を見返していたら前回行ったのは昨年ではなく、2年前の2023年でした。
え。2年前の記憶を去年と間違えるって怖いんですけど。
風の教会エリアの作品紹介
風の教会エリアは「六甲山芸術センター」「旧六甲スカイヴィラ」の2つの屋内施設と、「風の教会」とその周辺の屋外からなり、全て有料エリアとなります。
六甲山芸術センター
3階・・・いや、4階建ての建物だっけかな。忘れました、すいません。
各フロアに展示があります。
堀尾貞治×友井隆之
『1ton彫刻までの道程』

説明によると、こちらの作家のお二人は、2016年より1キロのオブジェを1000個制作して現れる「1ton彫刻」に着手。
2018年に堀尾さんがお亡くなった後は、友井さんが継続し2020年に作品は1000点に達したとのことです。
その説明を読むと、この作品のタイトルに込められた思いがとても深いものに感じます。

フロアの廊下、部屋、全体に彫刻が展示されています。

以前来た時も思ったんですが、この建物元々何に使われてたんでしょうか。
公式HPには「旧六甲ヴィラの離れの建物」と紹介されているので、ここでも宿泊できたんですかね。
イケミチコ
『未来人間ホワイトマンー靴をはいて街に出ようー』

フロアが変わり、こちらはまたとっても奇抜な作品。
HPのアーティストコメントに
六甲の自然が見える三部屋を巡って未来から過去そして現代へと続く人間が生きる時間軸を感じ取って下さい。
とありますので、感じ取っていきたいと思います。





なかなかに奇抜な空間ではありましたが、こういう作品も好きです。
『Dr.STONE』のアニメ見ているせいで、作品タイトル「ホワイトマン」じゃなくて「ホワイマン」やとずっと勘違いしてたけど。
長雪恵
『流々転々』

今回の作品は、過去のご自身の作品を一度解体して、再構成したものだそう。



旧六甲スカイヴィラ
六甲スカイヴィラは、2022年11月をもって営業終了となった宿泊施設です。

なかなかに立派な施設ですが、今後どうなるんでしょうか。
田中望
『あなたとは分かり合えないかもしれません』
入口入ると、こちらの作品がお出迎えしてくれます。

人間の都合で自然を支配しようとする限り、きっと私たちは分かり合えない。
可愛いうさぎさんがウェルカムしてくれているように見えますが、この作品の意図は深いな、と感じました。
川原克己
『展』

漫才コンビ「天竺鼠」の川原さんが、アーティストとして参加されていました。
すっご。
昔から天竺鼠のネタ好きです。川原さんの意味分からん言動とかも。

アー写付き紹介パネルあった。
日本一、なすびの被り物が似合う人やと思います。



「ご自由にお掛けください」って書いてたけど、いや無理やろ。


個人的に好きやった作品。
左「ノールック取手」右「置けない取り皿」
岡田裕子
『井戸端で、その女たちは』

実際にホテルラウンジだった場所にある作品。
iphoneで撮影したら、結構明るく写っていますが実際はもう少し全体的に暗い空間。
その中で、おしゃべりに興じる女性たちの声だけがあちらこちらから聞こえてきます。
正直、怖かった・・・
風の教会
風の教会は、建築家の安藤忠雄さんが手がけた教会三部作の一つ。
安藤さんの教会建築の一番初めの建物です。
その中に、毎回作品が展示されているため、通常の状態の教会をいまだに見たことがありません。(この芸術祭の時にしか行かないから。。)
岩崎貴宏
『Floating Lanterns』

教会内部に、ランタンのように舞う建物たち。

静かな教会の中、時が止まったように感じます。

建物の軽は、震災や戦争などで失われた建築の記憶から構築されているということで、バラバラと崩れおちていきながら空中に漂っています。

教会は元々、六甲オリエンタルホテルの庭園にあったものなのですが、こちらのホテルは2007年に閉館。
取り壊しが行われ、教会の周囲は現在更地になっています。
そして、その場所に数点の作品が展示されています。
髙野千聖
『The seamless ship』

六甲山や神戸周辺で集めた廃材で作られた更地の上に建つ船。

松蔭中学校・高等学校 美術部
『愛とヴィ~只今参上~』


背中の亀裂からは、命の芽吹き。
絵心なさ過ぎ&病的に不器用の私にとって、学生時代一番縁のない部活、美術部。
憧れです。
C.A.P.(芸術と計画会議)
『ミステリーサークルツアー~神戸文化的ホール~』

会場のあちらこちらにあったC.A.P.(芸術と計画会議)の作品。
ちりばめられたオブジェクトを追っていけば、六甲山の根本を揺るがす大きな謎が見えてくるかも?!
とアーティストコメントにあるんですが、あちらこちら見て回っても謎、見えませんでした・・・もっと最初から頭使ってみればよかった・・・
山羊のメリーさん
『エントランス』
更地に建つ小屋の中の作品。

風でくるくる回るので、いい角度が来るまで待機。
(中でずっと写真撮っている人がいて「長いな~いつまでいるんだろ。」と思ってたんですが自分も撮影してみて分かりました。この待機時間が必要だったんですね。)


以上、オフィシャルマップに記載された9つのエリアのうち「六甲山サイレンスリゾート」と「六甲ガーデンテラスエリア」をのぞいた7つのエリアを、ひたすら歩いて作品鑑賞。
時間は約5時間ほどかかりました。(途中、ランチがてらの休憩も込みで。)
さぁ、帰ろう。

風の教会エリアの更地からの眺め。
さらに、ここからもひたすら文明の力の恩恵は受けず、ひたすら己の足のみで帰路の道へ。
風の教会からケーブル山上駅まで1.7キロ。
そこから油コブシ登山道で六甲ケーブル下駅まで3.2キロ。
六甲ケーブル下駅から阪急六甲駅までは、もうバスに乗ろうかなと思ったんですが、何だかウォーキングハイになってしまって、さらに2.1キロ。
芸術祭鑑賞時のルートも込みで、この日1日で約14キロ歩いていました。
久々にいっぱい歩きました。
おかげで、3日間ぐらいお尻が筋肉痛になりました。
鍛え方がまだまだ足りません。精進します。