東京で34年ぶりに開催された世界陸上。
昨日、9日間に渡る熱い戦いが終幕しましたが、その最終日の前日。
9月20日(土)の大会8日目、現地で観戦してきました。
人生初のソロスポーツ観戦(沿道でのマラソン観戦を除く)であり、トラック競技観戦!
そして、何よりスポーツの世界大会なるものを会場で見るのも初めて。
世界トップクラスのアスリートを生で見て、大興奮の1日でした。
走るより速く歩く超人たち 男子20キロ競歩
午前中は、男子20キロ競歩を沿道から応援するために、国立競技場へ。
(男子の前に女子の部があったのですが、朝早かったのでこちらは朝ラン後、準備しながらホテルのテレビで観戦。)

初めて来ました。国立競技場!
おぉ!かっこいい!
競歩はスタート&ゴールは競技場内ですが、途中は付近の路上周回コースを歩くので、チケットがなくても無料で観戦できました。
土地勘がなくて、どの辺がコースなのかイマイチ分かっていなかったのですが、人の流れに沿って歩いていたら、たどり着きました。
すでに競技は始まっていて、沿道は隙間なくびっしりと人だかり。
比較的見やすそうな場所を見つけて、応援開始。
今回の競歩は周回コースなので、1か所で何度も選手を応援することができるのが非常に良かったです。
通常のマラソンとかだと、せいぜい行きと帰りの2度。下手したら1か所で1回しか見れないとかもありますから、このコース設定はありがたいです。
先頭集団を引っ張る世界記録保持者・山西選手。
初めて競歩を生で見ましたが、最初の感想は
はっや。
これに尽きます。
テレビで見るよりも生の方がスピード感もあり、とにかくその速さに圧倒されます。
だってこの方たち、歩いてるんですよ。
20キロ競歩の世界記録は、山西選手が今年の2月に樹立した1時間16分10秒です。
私のハーフマラソンのベストタイム、1時間58分39秒です。
走るよりも速く歩くって、人間の原理としてどうなってんのよ。マジで凄すぎる。
あっけにとられながらしばらく応援の後、最初に陣取った場所がイマイチだったので場所移動。
次にスタンバった場所は、たまたま日本の給水ポイント前でした。
競技開始から約1時間。
先頭集団に山西選手と丸尾選手。
選手が来る度、沿道大盛り上がり。
向かい側での給水シーンもばっちり見れました。
吉川選手、途中先頭集団から引き離されるも、後半の追い上げが凄かった。
入賞おめでとうございます!!
自分たちの目の前を通り過ぎたあと、また戻ってくるまでの様子は分からず、数分の間に順位変動が起こっていると沿道はその度にざわざわ。
最もそのざわざわが大きくなったのは、後半トップで通り過ぎた山西選手の姿が、次のターンで現れなかったときでした。
一瞬、何が起こったのか分からず、どよめく沿道。
そして誰かが発した「ペナルティくらったんだ」の声に、沿道は一気に落胆モード。
いや、分かっています。一番落胆しているのは山西選手ご本人です。
っていうか、ペナルティ2分ってきつすぎません?どう考えても挽回無理でしょ。
ですが、早々に切り替えて丸尾選手、吉川選手、そしてペナルティ明けで先頭から大きく離されてしまった山西選手の応援を変わらず続ける沿道の応援団。
もちろん、海外の選手に対しても拍手や声援をかけ、その応援は止むことがありませんでした。
正直、ずっと「競歩の選手って、何でこの競技選んだんだろ・・・?」って謎だったんですけど、今回生で見てすっかり魅了されました。
めちゃくちゃ面白かった!!
選手たちが周回コースを歩き終わったタイミングで沿道を後に、続いては競技場周辺を散策してみました。
世界陸上開催中の国立競技場周辺を散策
国立競技場では、競技場内での試合だけでなく周辺でも様々なイベント等が行われていました。
企業ブースも沢山あって、大型マラソン大会前日に開催されるEXPOを彷彿とさせました。
スポーツの祭典、楽しい!!
公式アプリを使った、スタンプラリーも開催中。
スタンプとあらば集めたくなる性分の私。競技場周辺を散策しながら集めて
こちらの缶バッジをゲットしました。
世間に全然浸透しなかった世界陸上のマスコット「りくワン」くんです。
このスタンプラリー景品引き換えの隣では、メダルの展示もありました。
これが世界のトップに立つ、たった3名のみに贈られるメダルです。
価値は計り知れません。
その横にはバトン。
でも、リレーの時に選手たちが使っていたの、こんなデザインじゃなかったですよね。
なんだろ、これ。
とりあえず、ゴールドメダル色のやつをむんずと掴んでおきました。
今大会、久々にアンバサダーとして世界陸上に帰ってきた織田裕二さん。
賛否あるみたいだけど、やっぱり世陸には、織田裕二さんでしょ。と個人的には思う。
ただ、やっぱり中井さんとの2人体制が好きでしたけどね。
世界陸上と言えば「All my treasures」世界水泳と言えば「ultra soul」と相場が決まっていたはずなのに、どちらも聞けなくなってしまって悲しい。
大会8日目のモーニングセッションと、イブニングセッションも含めた日本出場選手一覧。
そう!この日は4×400と4×100のリレーの予選が開催です。
売り切れ続出で、全然グッズが買えないと噂のオフィシャルショップ。
長蛇の列だったので、外からチラ見だけ。(事前にネットで商品チェックはしたのですが、それほど欲しいと思うものもなかったんで。)
ミニSASUKEのセットがありました。
お子様向けっぽかった。
日村さんもおった。
どうでもいいけど、この人形、激似よね。
イブニングセッションまでまだかなり時間はあるので、一旦ホテルへ戻って体力温存。
(夜もただ椅子に座って見るだけですけどね。)
大会8日目夜 大いに盛り上がった国立競技場
数時間後、本日2度目ましての国立競技場。
会場入場時には荷物検査があり、入場に時間がかかると嫌だなとと18時頃会場到着。
午前中も夜も、都営大江戸線「国立競技場」駅を利用したのですが、これ以外にも最寄り駅が複数あるおかげか、ちょっと早めだったからか、予想していたよりは混雑していませんでした。
競技場への入場もかなりスムーズでした。
この日のチケットは、かれこれ1年ほど前。世界陸上のチケットが発売開始になってすぐに購入しました。
東京での開催は34年ぶり。日本での開催は2007年の大阪以来18年ぶり。
今度日本で見れる日がいつ来るか分からないし、一度は生で陸上競技を見てみたい!と。
たーだ。
1年も先の予定、どうなるか分からないし、あまりにも高いチケットを買うのは気が引ける・・・
てなわけで、最悪何らかの都合で行けなくなったとしても捨てて惜しくない一番お安いカテゴリーCのチケットを購入。
土日祝価格で5,000円でした。ちなみに、一番お高いお席はこの10倍です。
私の席は、3層北サイド。
選手たちはかなり小さいですが、この日のために双眼鏡も買ってきたので問題なし。
そもそも雰囲気だけでも味わいたい!と思ってきたので、フィールド全体が見渡せるこの眺め、最高です。
ただ座席の前のスペースは狭いので、奥の人が出入りする度に一旦立ってスペースを明ける必要がありました。
私は通路から4席目で、途中トイレにも行きたくならなかったので良かったのですが、奥の席に入ったらトイレ行くだけでも難儀しそう。
北サイドでは、男子十種競技の高跳びが行われました。
こちらはアップの風景。
男子十種競技、女子七種競技の選手って、陸上のマルチタスクの極みよね。
対面に、放送ブース。
双眼鏡越しに、織田裕二さんや今田美桜さん、Kさんの姿も見れました。
凄く見にくいですが、奥の選手成功しています。
陸上って、トラックとフィールド同時進行で競技をしているので、選手は自分以外への声援とか拍手とかある中で競技していることもあり、集中力とか難しそうだなーと思います。
高跳びでは、拍手を求める選手にこたえて何度も手を叩きました。
これ、一度やってみたかったのよ。
そして、いよいよ4×400mリレーの予選。
こちらは第1組。
今回の大会、スタート前の選手紹介では、色んなポージングで盛り上げていたけど、決勝も含めて登場は皆さんぬるっと競技場内に入ってきてましたね。
そして2組、日本選手の登場。
会場が大きく盛り上がります。
2組は、反対側エリアからの入場だったので、かなりズームで撮影。
もはや誰が誰かは分からない不鮮明さですが、今回の日本のサンライズレッドのユニフォームは遠目でもよく分かりました。
アシックスさん、グッジョブ。
2組1走 中島佑気ジョセフ選手。
結果はご存じの通り、残念ながら予選敗退となりました。
組が違えば、結果は変わっていたかもしれないのに。
走り終わった選手たち、次の競技が始まった後も、かなり長い時間競技場の隅に座り込んで、インタビューエリアまでの階段を上がれずにいました。
でもね、感動をありがとう、と伝えたいよ。
私のそんな言葉、何の慰めにもならんとは分かっているけども。
そして、男子4×100m予選。日本選手の登場
次こそは、ぜひ決勝へ!!
3走のコーナーが目の前(下)だったので、桐生選手がよく見えました。
足で距離を測って、バトンパスの走り出す位置を決めるテープを貼るシーンとかも見れました。
こんなの、現地じゃないとなかなか見れない。
待ってるこっちもドッキドキ。
レースは、動画や写真を撮りたいと思う反面、それだとどうしても集中して見れないので、スマホは置いて、自分の目ん玉に全て焼き付けました。
マジで速くて、体感10秒ぐらいのレース。
結果は見事、組内3着で決勝進出!!
会場はこの日一番の大盛り上がり。
私も一人で「いけー!!!」と叫んでいました。
周りもみんな大騒ぎしてるから、たとえ一人で叫んでいても何の羞恥心もありません。
この盛り上がりを体感できたことが、本当に最高の思い出です。
女子50000m決勝には、田中希選手が登場。
前に、一人ぴょこんと飛び出しているのが田中選手です。
スタイル良すぎです。手足長い。髪も長い。走っているとき重くないのかな。(余計なお世話)
後半、集団の前方にあがる瞬間もありましたが、結果は12位。
最後まで力強い走りを見せて頂き、これまた大いに感動しました。ありがとうございます。
世界トップクラスの50000mは15分の競技時間があっという間に感じるほど、終始魅せられました。
最後に男子800mの決勝があったのですが、5万人もの観客が入っている競技場。
帰りが大混雑になると思ったので、田中選手の力走を見届けた後、会場を後にしました。
同じような考えで、帰路につく人も多かったですが、駅に入るのに規制が行われることもなく、電車も多少混雑しているかなー程度でスムーズに帰ることができました。
今まで、ほとんど会場に足を運んでみることがなかったスポーツ観戦。
選手の表情や、競技中の姿は正直テレビで見る方がよく分かりますが、生ならではの会場の熱気を味わえるのは、現地観戦ならでは!
そりゃみんな現地で応援するはずだ、とかなり当たり前の感想を抱きました。
加えて人生初の、ソロスポーツ観戦。
一人だと誰かと語ったり、一緒に盛り上がったりできず、結構寂しいもんかしら?なんて思っていましたが、全くそんな事はなく、終始ずっと楽しかったです。
またやろう。
9日間に渡る熱戦が終わってしまいましたが、またいつの日か日本でこの熱い戦いが見れる日が来ますように。
おまけ
翌日。
朝ランで、アンバサダー・ユージオダさんの名台詞でお馴染みのレインボーブリッジまで行ってみました。
まさかのレインボーブリッジ、封鎖されていました。