えちこの旅ブログ

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8月の軒端にサラサラ「仙台七夕まつり」|2025年東北夏祭りの旅②

東北旅2日目。

次に巡るお祭りは、宮城県仙台市で開催される「仙台七夕まつり」です。

本八戸から仙台へ移動

予定では、青森から三陸鉄道に乗車し、あえて三陸海岸沖を通って仙台に向かおうと思っていたのですが、朝起きてみたら、雨の影響でJR八戸線の鮫駅~久慈駅間が不通とのお知らせ。

三陸鉄道の乗り換え駅である久慈駅まで行くことができなくなったため、八戸駅から新幹線で仙台駅に向かうことにしました。

9時半頃には運行再開したので、当初のルートでも行けたとは思いますが、いかんせん列車の本数が少なく、乗り換え等々を調べ直すのが面倒になったっていうね。うん。

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てな訳で、夕方頃に着く予定だった仙台駅に、お昼前に到着。

改めて、新幹線って異常に速い乗り物やなと感動します。

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ひとまずランチタイム。

仙台駅に来たら御用達のS-PAL仙台にある「青葉亭」で牛タンを食します。

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七夕まつりは翌日からでしたが、仙台駅構内は既に七夕飾りで彩られていました。

仙台七夕まつりについて

仙台七夕まつりは、初代仙台藩主・伊達政宗公が領内の婦女に対し、文化芸術への関心を高めるために始めたと言われています。

江戸時代以降、明治維新や第一次世界大戦など時代の変化により、一時まつりはどんどんと衰退していきました。

そんな中、1927年(昭和2年)に「不景気を吹き飛ばそう!」と商家の有志の方たちが七夕飾りを復活させました。

その後、第二次世界大戦時に衰退したものの、戦後には再び七夕飾りは仙台の街を飾り、今日の大規模な七夕まつりへと繋がっています。

七夕と言えば7月7日の行事として、広く認識されていますがここ仙台の七夕まつりは約1か月遅れの8月6日~8日の期間に行われます。

元々江戸時代は旧暦の7月7日に行われる行事でした。

明治になり新暦が使用されるようになりますが、お盆と稲刈りでの豊作を願うという仙台七夕を新暦で行うと時期がずれてしまいます。(旧暦7月7日は、新暦だと2025年の8月29日になります。)

そこで、旧暦と新暦の間の「中暦」を取って8月6日~8日の3日間を期間としたそうです。

これ、個人的に何でだろう?と思っていたので、今回改めて調べて「なるほど~」となりました。

また一つ賢くなりました。

前日の夜は「仙台七夕花火祭」

仙台に到着したのは8月5日。街中の飾りはまだ見る事ができませんが、お祭り開催前夜は仙台西公園付近にて「仙台七夕花火」が開催されます。

第56回仙台七夕花火大会公式HPより

花火の観覧エリアは複数あります。

日中、今回の旅唯一とも言える観光として仙台市博物館へ行ったのですが、花火開始3時間以上前から既に広瀬川沿いや大町西公園では場所取りをしている人がいました。

「え?そんな早くからスタンバイしないと見えないの?」と思いましたが、一人で暑い中何時間も待てるほど、花火に情熱は持っていません。

結局、19:15開始の1時間ほど前にホテルを出て(花火会場まで徒歩圏内のホテル取ってました。)会場散策。

最初、大町西公園に行ってみたいのですが、ここは地下鉄「大町西公園駅」直近ということもあり、かなり人も多く、中心エリアはみんなシート敷いて着席でスタンバイ。

端っこの方なら立ち見できましたが、別場所を探そうと川を渡って博物館横にある青葉山公園へ移動。

結果、この公園の簡易トイレが並んでいる横の駐車場?みたいな所が空いていた上に、見やすかったのでここで花火鑑賞を楽しみました。f:id:iechiko:20250815095519j:image
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先月見た天神祭りの花火より、だいぶ近い場所から見れました。

土地勘ないながら、運よく空いた場所も見つけれたし。

ただ、広瀬川を渡る大橋が狭く、最後まで見ていたら混雑に巻き込まれること間違いなしと思ったので、終了30分前の20時には公園を退出。

花火は最後が一番盛り上がるというのがおきまりですが、大混雑にまみれて不快な思いで最後を締めるよりは途中退出を選択します。

でも、同じような考えの人が多いようで、既に20時の時点で結構橋混んでいました。

そして大町西公園駅は入場規制しているようでした。徒歩で帰れる場所のホテル取ってて良かった。

七夕飾り 一番町通り七夕飾り

翌日は、七夕まつり初日。

ホテルをチェックアウトした後、仙台駅周辺の七夕飾りを見に行きます。

あいにく朝から雨模様。

それでも、七夕まつりは問題ありません。

主な七夕飾りは商店街のアーケード内に飾られているので、お天気の影響なく見ることができます。

余談ですが、2025年が折り返して2か月目にしてようやく気付きました。

私、今年めっちゃ雨女やわ。

まずは、メインエリアの一つ「一番町通り七夕飾り」を見学。

一番町通り七夕飾りは「サンモール一番町商店街」「ぶらんどーむ一番町商店街」「一番町四丁目商店街」からなる約900メートルのエリアです。

仙台七夕まつりの飾りは、くす玉も吹き流しも全て手作業で作られています。

頭がぼんぼり、輪っかの飾りが巻かれ下は吹き流しと、形は大体どれも同じですが、作品ごとに色やデザインが全て異なっているので見ごたえあります。

これまた、八戸三社大祭の山車同様、お祭りを見学しに来たというより、むしろアート鑑賞に来た気分。

まつりって、アートだよね。

(同じことを名言っぽく言っただけ。)

飾りはアーケード内にずらーっと吊るされていて、全部は紹介しきれませんが、私が気に入って写真を撮ったものをひたすらご紹介していきます。

こういう小さい飾りもかわいい。ほんで、この「ふれあい商店街」めっちゃ味あるな。

この飾りめっちゃ可愛くて、気に入ったものの一つだったのですが、来場者参加型の七夕飾りコンテスト「T-1グランプリ」にて見事グランプリを獲得されたようです。

おめでとうございます!

七夕飾り、長いものだと普通に頭にかかるぐらいまで垂れ下がっています。

なので、普通に触れます。

触れる距離にあっても、誰も傷付けないという性善説の元に飾られているのが日本ならではだな、と思います。

途中、商店街の間にも道路が通っているので、そこを渡るときだけは雨あたります。

でも短い距離なんで、傘ささずに小走りで駆け抜ければ大丈夫です。(個人の感想です。)

めっちゃデコられている飾りもあったりします。かわいい。全部、かわいい。

あー今日も見るもの沢山あって、目が忙しい。

一番通りと中央通りの交差点に、全部が折り鶴で作られている飾りがありました。

中心部は何だか神秘的でした。

右手側に続く中央通りも七夕飾りのエリアではありますが、一旦このまま直進します。

東北大学の、この紫の渋い感じ好き。

このお祭りの欠点を上げるとすれば、ずっと上を見ながら歩いているので、首が痛くなるということです。

一番町四丁目商店街は屋外となり、アーケードの屋根がなくなります。

お天気が良ければ、青空に映える七夕飾りを見ることができるのでしょうが、この日はあいにくのお天気。

ただ、幸い雨が上がっていたので屋根なし商店街も歩いてみました。

紙で作られた七夕飾りにとって、雨は天敵です。

どうやって対処されているのかと言いますと・・・

こんな感じでビニール袋に収納されて、雨を凌いでいました。

長い吹き流しも折りたたまれて、きゅっと小さくまとめられています。

これはこれで、何か可愛い。

仙台の名産の一つでもあるこけしがいました。

あら、やだ。すっごく可愛い。

(さっきから飾りの感想「可愛い」しか言ってません。本当に美味しい物には「美味しい」としか言えないのと同様、可愛いものを表現する言葉は「可愛い」以外にないんです、結局。)

いったん休憩。仙台と言えば、老いも若きも観光客がみんな飲んでるずんだシェイク。

お腹が弱いくせに、調子乗って飲みました。

案の定、数時間後にお腹がグルグルなりました。

ずんだシェイクは何も悪くありません。私の腸が悪いのです。

三社大祭の山車で、亀仙人と鶴仙人に出会いましたが、ここにもドラゴンボールありました。みんな大好きドラゴンボール。

一番町の飾りを一通り見終えたので、一番町通りと中央通りの交差点まで元来た道を戻ります。

七夕飾り 中央通り七夕飾り

中央通りの飾りエリアは「マーブルロードおおまち商店街」「クリスロード商店街」「ハピナ名掛町商店街」からなる約800メートルの区間です。

私はJR仙台駅方面に向かいながら、七夕飾りを見ていきましたが、逆に駅方面から来る人もどんどん増えてきて、最初に一番町で見ていたのに比べ、アーケード内はかなり混雑してきていました。

これも好きな作品の一つ。いや、全部素敵なんですけどね。とりわけね、とりわけ。

現在、映画が大好評の「鬼滅の刃」の飾りもありました。

伊之助側からも撮影。

数か月前、どこぞのホテルで未読だった最後の数巻を読み切りました。

個人的には、ちょっと悲しい結末だったなーと。みんなもっと生きてて欲しかった。

2度目ましてのこけし。

「推しの子」もアニメの続きが気になって、コミック最終巻まで読みました。

正直、こちらも最後は予想外で、え~なんだかなぁ・・・って感想。

突然のお馬さん。

あまりにも綺麗でおとなしいから、最初凄くリアルなお人形かと思ったら本当のお馬さんでした。

乗馬体験ができるようで、お子さんが次から次に乗ってきても、大人しく乗られるがままになっていました。いい子だね。

ノーモアヒロシマ ノーモアナガサキ

果たしてこの声は、どこまで届くのか。

この東北旅のあとの8月9日、原爆投下から80年の長崎へ行きました。

その模様はまた後々ブログでご紹介します。

伊達家の家紋入り。カラフルな飾りが多いので、逆にこういう渋い色味の飾りに目がいきます。

七夕飾りに吸い込まれてみた。

(普通に間に立っただけやけど、両側のピントがぶれて謎に疾走感出てもうた。)

一番町と中央通り、合わせて約2キロで見上げた七夕飾りは数知れず。

まさに「みんな違って みんないい」

とりわけ気に入った飾りはあれど、どれもこれも個性豊かでとても素敵でした。

そして、約1時間半の七夕鑑賞を締めくくる飾りがこちら。

まさかのTHE ALFEE

くす玉に張られたギター、タカミーのには羽生えてる。さすがです。

これにて、東北三大祭りと言われる「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「仙台七夕まつり」を制覇しました。

iechiko.hatenablog.com

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続いては、三大祭りにこそ入っていませんが、東北を代表する祭りの一つ「山形花笠まつり」を見るべく、仙台からJR仙山線に乗って山形駅へ移動します。