元々、宇宙には興味はあったのですが、最近アニメと漫画で今さらながら『宇宙兄弟』にハマったことで、よりその熱は高まりました。
ということで、つくばに来たら絶対に行きたかった場所。
日本の宇宙開発について知れる場所。漫画にも出てきたあの場所。
「JAXA筑波宇宙センター」をご紹介します。
JAXA筑波宇宙センターへのアクセス
つくばエクスプレス線「つくば」駅から、関東鉄道バス・荒川沖駅行き乗車。
「物質・材料研究機構」下車すぐ。
最寄りバス停には「JAXA」のジャの字も存在していないのでご注意ください。
来ました。ここが、宇宙関連のニュースで何度も耳にしたあの場所です。
じゃーくさっ
(「まーきのっ」みたいに。小栗旬さん違いや。)
見学エリアマップがこちら。
この施設、何と施設見学料は無料です。(別途有料の見学ツアーはありますが。)
そこまで宇宙について知識のない私(情報入手経路は、漫画と都市伝説がメイン)でも、ニュース等で名前を聞いたことがあるものばかりで、これを無料で見せて頂いていいものか!と感動しっぱなしでした。
ロケット広場
まずは、前回の「つくばエキスポセンター」でも紹介したロケット「H-Ⅱ」が展示されているロケット広場。
エキスポセンターのH-Ⅱは実物大模型でしたが、こちらは実機です。
高さ50メートルで、後ろにある建物(総合開発推進棟)と同じぐらいの高さだそうです。
高さを感じるなら、つくばエキスポセンターのロケットの真下に立つ方が実感はできますが、実機と言われるとやはりその重みと言いますか、存在感が違うように感じます。
(エキスポセンターの方も実機と言われたら、違いが分からないのでそう信じて「さすが本物!」と感動したことでしょう。所詮私の感性なんてそんなもんです。)
この広場、漫画で宇宙飛行士選抜メンバーが集合写真を撮っていたところでもあります。
脳内でスキマスイッチが流れるわ~
展示館「スペースドーム」
こちらの施設、外壁更新作業のためしばらく休館していました。
それゆえ、つくば行き旅行を延期しておりました。だって、どうせJAXAに行くならここの展示品みたいもの。
工事が終わり、今年の4月21日に再オープン!
入口を入ってまず目にはいるのが、こちらの地球を模した「ドリームポート」
実際の地球の100万分の1の大きさです。
国際宇宙ステーション(ISS)が飛んでいます。
ISSの高度は約330~460キロ。
なお、国際航空連盟により地上から100キロより上空が宇宙と定義されているそうです。
小惑星探査機「はやぶさ2」(実物大模型)
想像していたよりも小さい。
データ中継技術衛星「こだま」(試験モデル)
人工衛星と地上間のデータ中継を専門とする人工衛星。
宇宙飛行士の方たちの映像をテレビ中継で見られるのは、この「こだま」の活躍あってこそ!
JAXAの前身「宇宙開発事業団」(NASDA)が打ち上げた初めての人工衛星「きく」
1975年の「きく1号」から2006年の「きく8号」まで歴代の「きく」が人工衛星開発の歴史を辿るべく紹介されていました。
写真は左がきく1号、右がきく3号。(画像検索で調べたので、間違っていたらすいません・・・)
そして、いくつもの日々を超えて、たどり着いた「きく8号」がこちら。
まさに開いた翼は、宇宙へと繋がる栄光の架橋です。
施設の中央部に展示されているのは国際宇宙ステーション(ISS)の一部「きぼう」日本実験棟の実物大模型。
こちらの実験棟内で、宇宙空間を利用した様々な実験が行われてきています。
漫画の中でせりかさんが誹謗中傷に負けず、実験していた場所ですよね!?
あの感動のシーンが生まれた場所ですよね!?
知識が漫画メインで、リアルの実験活動については勉強不足でまことに申し訳ありません。
こちらは船外実験プラットフォーム。
船外活動を行うための「船外活動ユニット」
一度でいいから、着てみたい。
船内実験室には、実際に入ることができます。
模型ではありますが、実際の宇宙飛行士の方たちと同じ空間に入れるなんて貴重な体験です。
中に入ると、今年の4月19日からISSの船長を務めている大西卓哉さんが出迎えてくださいました。
日本人のISS船長は、若田さん、星出さんに次いで3人目。
なんか、こういう所で宇宙飛行士の方がクルクルまわって中継に応えている映像、見たことあります。
凄い、本物だ!(模型だってば。)
歴代の宇宙飛行士の方たちのサイン。これは、実機の再現なのか、あるいは実際にここに来られた際に書かれたものなのか・・?
ISSの全体模型。
宇宙で見る実際のきぼう。
宇宙ステーション補給機「こうのとり」(試験モデル)
ISSに、補給物資を運ぶための輸送手段として開発された無人物資補給機。
宇宙で活動する宇宙飛行士さんたちの命綱とも言える存在です。
脇にある階段を上って、内部を見る事ができました。
この金色の感じ。
宇宙という共通点も相まって、スターウォーズのC-3POを連想してしまう。
月周回衛星「かぐや」(試験モデル)
2007年に打ち上げられたかぐや。
月は常に表側しか地球に見せていないから、裏側を普段我々が見ることはできません。
表に比べて裏側の方がだいぶとクレーターの数が多い
実は裏側にUFOや地球外生命体の基地が存在しているんじゃないか、などと都市伝説ではささやかれています。
月に関する都市伝説は色々あって、興味が尽きません。
ちなみに、月にいるかどうかはさておき、宇宙人はいると思います。
だって宇宙飛行士の野口さんも「100%いる」とおっしゃってましたもん。
ただ、地球なんていう端っこの星に来ることはないから200%会えないらしいです。
でもほら。悟空やフリーザも地球に来てたし。
奇跡のりんごの木村さんも宇宙人に会ったって言ってるし。
会えることもゼロじゃないと信じています。(悟空やフリーザは架空やけどな。)
プラネットキューブ
こちらの中にミュージアムショップが入っています。
日々人の愛犬・アポのミニ巾着袋購入。
可愛すぎる。飴ちゃん入れにして愛用しています。
一通り自由に見学できる施設をまわったあと、ガイド付きツアーに参加したのですがその模様は次回。
利用案内
- 入館料:無料(ガイド付きツアーは有料)
- 開館時間:10:00~17:00(見学受付は9:30~16:30)
- 休館日:不定休、年末年始(12/29~1/3)、施設点検日等