つくばは、様々な研究施設が集まる研究学園都市。
市内には、研究施設や博物館も沢山あります。
今回の旅では、その中で3つの施設に訪れました。
まずは国立科学博物館が設立した植物園『筑波実験植物園』とプラネタリウムも楽しめる科学館『つくばエキスポセンター』をご紹介します。
国立科学博物館筑波実験植物園
東京上野にある国立科学博物館が設置した植物園。
上野の科博は展示物が多すぎて、とてもじゃないですが1回では見切れず。
特別展見たさも含めて、かれこれ4回ぐらい行っています。
つくばに植物園があるのも知っていたので、いつか行きたいと思っていました。
今日がその「いつか」です。


ちょうどクレマチス園が公開されていました。
ちなみに、こちらには前回ブログで書いた筑波山プチハイキングの後、時間があったので訪問しました。
筑波山ではケーブルカーとロープウェイを利用したので体力が余っており、何だか歩き足りなくてホテルから約2.5キロの距離を歩いて行きましたが、通常は駅からバスを利用して来るのが良いかと。

園内は「世界の生態区」と「生命(いのち)を支える多様性区」に分かれており、日本のみならず、世界に生育する植物も見学することができます。
まさに植物の万国博覧会です。(植物園って大体どこもそうやけどね。)
敷地面積は約14ha。ヘクタールって言われても全くピンと来ないので、己の足でその広さを体感したいと思います。
まずは今が見ごろのクレマチス園へ。

今日はマイナスイオンに満たされています。
入口から5分ほどでクレマチス園に到着。

クレマチスって、300種類もあるそうです。
開花時期にも差があり、今年は4月26日~6月8日の約1か月半が開園期間でした。



こちらは日本種の「弥一」






2023年9月に閉館してしまった「クレマチスの丘」に以前行ったことがあるのですが、季節が秋だったので全然花を見ることはできませんでした。
(そもそも花ではなく、アート作品を見るのが目的で行ったので。)
今回、初めてこんなにも沢山の種類のクレマチスの花を見ることができました。
花の咲き方や色、名前も多様でなかなかに見ごたえがありました。
更に植物園内を散策。

常陽広葉樹林エリアへ。


時々お勉強もできます。

樹林エリアをぐるっと歩いた後は温室へ。

温室前に咲いていたみごろ2位の花。
ユッカ・トレクレアナという名前だそう。
聞き馴染みのない植物の名前は、全部ハリポタの呪文みたいに感じます。

温室は「熱帯雨林」「サバンナ」「水生植物」の3種類あり、それぞれ乾燥地、アジアの熱帯雨林、熱帯の湿地等に生息する植物を鑑賞することができます。



正直、ショクダイオオコンニャクなる植物の名前を知ったのも見たのも初めてですが、国内初という快挙。すくすくと育って欲しいもんです。
なお調べたところ、こちらの植物は世界一臭い花とも言われており、腐肉の臭いがするそうな・・・でも興味本位で嗅いでみたい。
沢山の植物に囲まれて、散策するだけでも気持ちのいい施設でした。
利用案内
- アクセス:つくばエクスプレス「つくば駅」から、つくバス北部シャトル筑波山口行き「天久保」下車徒歩3分、関東鉄道バステクノパーク大穂行き「筑波実験植物園前」下車徒歩3分、筑波大学循環(左回り)「天久保2丁目」下車徒歩8分
- 入館料:一般・大学生320円 小中高生無料
- 開館時間:9:00~16:30
- 休館日:毎週月曜日(祝日・休日の場合は開園)、祝日・休日の翌日(土日曜の場合は開園)、年末年始
つくばエキスポセンター
現在、大阪では絶賛万博が開幕中ですが、ちょうど40年前の1985年に筑波研究学園都市で「国際科学技術博覧会」が開催されました。
つくばエキスポセンターは、その際に建設された施設で、現在はプラネタリウム併設の科学館となっています。


展示室は1F、2F、屋外の3か所あります。
屋外

まずは、この施設で一際目を引く存在。
純国産ロケット「H-Ⅱ」
最初の外観の写真からいきなり雲行きが怪しくなりましたが、最初の写真は筑波山に登った日、植物園に行く途中で撮ったもの。(本当はこの日に科学館に行きたかったけれど、休館日だったので外から写真だけ撮りました。)
翌日、実際に行った日は見事に曇っていました。

青空の方が、やっぱりロケットも映えるというもんです。
高さ50メートルのロケットは、つくば駅周辺からも見える存在。

1990年代、日本の主要ロケットだったもので1999年の8号機を持って終了したそうです。

正直、このロケットを間近で見るためにここに来たと言っても過言ではありません。
私、特別宇宙や星に詳しい訳ではありませんが、数か月前に今更ながら『宇宙兄弟』にハマりまして。
なので、ロケットや宇宙に関する展示に今まで以上にテンションが上がります。

「ゆるぎ石」

運動量の計算式の話が出た時点で、頭の思考が止まりかけました。
正直、理数系は苦手分野過ぎて、科学館では説明書きを読んでも「???」となることが多いです。

85年の科学万博のマスコット「コスモ星丸」
ちなみに、現万博のミャクミャク様、大阪ではあらゆる所にポスター、モニュメント、グッズ売り場があり、見ない日はありません。
当初は「気持ち悪い」と大不評だったのに、もはや見慣れたのか1周まわって「かわいい」って言ってる人が多く、グッズ持っている人も結構見かけます。これを見越してあのキャラクターをデザイン&採用したのであれば、関係者は未来を見通せる力があるんだと思う。
1F

実際に体を使って科学を体験できる「おもしろサイエンスゾーン」と、歴代の科学者を紹介する「サイエンスワークス~科学者のしごと」エリアがあります。
誰一人いないフロア。設備のレトロ感も相まって、何だか哀愁を感じました。
2F
2Fでは宇宙、ナノテクノロジー、生命と医療、深海などの研究とそれらがもたらす未来についての展示があります。


日本のロケット開発の歴史。
先ほど見た「H-Ⅱ」は、1995年辺りにあるロケット。

2019年8月30日をもって、役目を終えたスーパーコンピューター「京」
ネットで検索したら、シャットダウンしたその日「ありがとう「京」シャットダウンセレモニー」なるイベントが開催されていたらしいです。
シャットダウンした今ですら、私より賢いんじゃないかと思う。


「ニホニウム」なる元素が発見されたこと、知りませんでした。
なんせ元素記号に関する知識と言えば
すいへーりーべ ぼくのふね
だけなんで。(しかも最初の、水素、ヘリウム、リチウム以下は、元々の元素が何なのか覚えていない・・・)
知識は無いけど、学びたいという意志は人より持ち合わせているつもりです。
それを全部記憶できる脳みそはないけれど。
脳みそ、「京」と繋いだらめっちゃ賢くなれるやろうな~(その発想がアホっぽい。)

歴代の宇宙飛行士の方たち。
リアル「宇宙兄弟」の世界です。(実際には兄弟の宇宙飛行士はいませんが。)

月面6輪ローバー試作機

宇宙船の中のおトイレ。

寝る時は、寝袋に入り、それを固定して寝るそうです。
海外はおろか、日本すら自由に旅行できなかった時代を経て、今はパスポートさえ取れば気軽に海外に行けちゃう時代です。
数十年、数百年後には、当たり前に宇宙旅行を楽しむようになっているのかもしれません。あるいは地球で住めなくなった人類が、火星に住む未来も本当にあるかもしれない。


これを見ると、顔の部分に自分の顔を映したくなります。(漫画読んだ人なら分かるシーン。)
ちなみに、この後聖地巡礼をするべく、もっと宇宙に特化したあの施設へ行きます。
そして、あのシーンの本当の現場も行っちゃいました。その模様は次回。

いまだ多くが解明されていない場所、深海。
宇宙よりも到達が難しい場所とも言われています。
「しんかい6500」は名前の通り深海6500mまで潜ることができます。
地球上の海の約95%は深海で、その大半、一説によると95%が未解明とも言われているようです。
まだまだ人間の知らない生き物や、現象が沢山地球上にはあるっていうことですね。
地底人が住んでいてもおかしくない。
(発想が完全に都市伝説脳の人。)

この中で、海底6500mの世界の映像を見る事ができました。
深海だから画質が悪いのか、そもそも液晶が悪いのか、映像は綺麗とは言い難かったですが、なかなかに面白かったです。
展示施設を一通りまわったあと、プラネタリウムでつくばの星空を鑑賞。
星を見て
あれは○○(星の名前)、だから方角は北。そしてあれは○○座
と言えるぐらい詳しくなりたいものですが、いかんせん視力が悪いから夜空でまともに星を探すことすらできないっていうね。
科学に関することは、理解が難しいものも沢山ありますが、それらを分かりやすい展示や体験を通じて面白い!と思わせてくれる科学館は、知的好奇心がそそられる素敵な場所でした。
利用案内
- アクセス:つくばエキスプレス「つくば」駅から徒歩5分
- 入館料:大人(18歳以上)500円 子供(4歳~高校生)250円、プラネタリウム(1番組)大人(18歳以上)500円 子供(4歳~高校生)250円
- 開館時間:9:50~17:00(最終入館16:30)
- 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、臨時休あり