坂東三十三所の清滝寺を参拝後、続100名城の土浦城へ。
レンタサイクルを借りた「まちかど蔵」への帰路途中にあったので、プラスアルファで自転車を漕がなくて済みました。
土浦城へのアクセス
JR常磐線「土浦」駅から徒歩15分。
土浦城の歴史
室町時代、常陸守護の小田氏の家臣・若泉(今泉)三郎によって築城されたのが始まり。
戦国時代には、小田氏配下の菅谷氏が城主を務めていましたが、豊臣秀吉の小田原征伐により主君小田氏と共に、菅谷氏も滅亡。
小田原平定後、土浦周辺は徳川家康の次男・結城秀康の所領となりました。
1600年の関ケ原戦い後、結城秀康は越前に転封となり、松平信一が土浦に入りました。
この松平信一と、次の信吉の時代に土浦城の城下の基盤が作られたと考えられています。
その後、複数の城主が入れ替わる時代を経て、1687年に土屋政直が入封。その後は明治維新までの約200年間、土屋氏が城主を務めました。
城内のみどころ
現在は、本丸と二の丸南側が「亀城公園」として整備されています。
いくつもの堀に囲まれた姿が亀に見えることから「亀城」という名が付けられたそう。
お堀では沢山の鯉のぼりが泳いでいました。
一部は浸かっていました。
本丸表門(太鼓門)
関東地方で唯一現存する櫓門。
本丸入口の門で、1656年の改築と伝わっています。
本丸跡
本丸には西と東に櫓が建てられていました。
現在、その櫓の二基とも復元されています。
東櫓
1998年に復元された東櫓。
中は展示館となっているそうですが、この日は休館日でした。
なお、こちらはスタンプ設置場所の一つ。休館日なのでここでは押せませんがモーマンタイです。
何故なら、自転車をお借りした「まちかど蔵」にもスタンプがあるからです。
自転車を帰した後にスタンプ押せばいいんです。
西櫓
霞門
東櫓の北側にある裏門。
城内はこじんまりとしている上に、東櫓も休館で見る事ができなかったので見学は15分ほどで終了。
土浦市立博物館
亀城公園に隣接している土浦市立博物館。
開館時間は16:30まで。現在時刻、16時数分前。
ほぼ時間ないなーと思って近づいたら・・・
そもそも臨時休館日でした。(この日は5月7日)
1日遅ければ、東櫓が無料開放されていたようですが仕方ないです。
ということで、公園内をぷらっと散策。
ひょうたん池
本丸跡の外、二ノ丸跡の横にあるお池。
虹だー。
広場では地元の子どもたちが遊んでいて、城跡というよりも文字通り「公園」としての機能が大きいと思える場所でした。
レンタサイクル返却後は土浦駅へ向かい、翌日の予定に合わせて、土浦駅からバスでつくばへ移動。
この日から2泊、つくば駅前のホテルに宿泊しました。
利用案内
- 開館時間:入園自由
- 休館日:無休
おまけ
鯉のぼり。
リアル鯉。
亀城公園。
リアル亀。(鼻先しか見えてへん。)
続100名城のスタンプ帳 公式ガイドブック