山中湖ロードレースの翌日、大阪へ帰る途中で「柿田川公園」へ足を伸ばしました。
大阪では緑に濁った川しか見られないので、綺麗な水で癒されてから帰りたいと思います。
(川の水は汚いけど、ええとこやで、大阪。)←謎のフォロー。
柿田川公園へのアクセス
・三島駅から東海バスに乗車。 「柿田川湧水公園前」下車 徒歩1分 または「西玉川」下車 徒歩5分
最寄りバス停に停車するバスの行先が複数あるので、詳細は清水町のHPをご確認ください。
また、上記HPには記載されていないのですが、沼津駅からもバスで行くことができます。
沼津駅からの場合、東海バス「三島駅」行きに乗車し(乗車時間24分)「西玉川」バス停下車 徒歩5分。
(最初、沼津で電車を乗り換えて三島まで行ってから、バスに乗ろうと思っていたのですが、Googleマップ先生が沼津から直接バスで行ける方法を教えてくれました。結構変な乗り換え提示されることが多いけど、今回はグッジョブです。)
柿田川公園について
柿田川公園は、国指定天然記念物に指定された「柿田川」の上流に位置する公園です。
柿田川の源は、富士山に降った雪や雨。
それらが地下水となり、過去の富士山噴火で流出した溶岩の間を数十年もの期間をかけて流れたのち、柿田川に湧き出てきます。
その湧水量は、1日100数万トン!
こちらの柿田川公園では、その水が湧き出る「湧き間」の様子を見ることができます。
柿田川公園の見どころ
柿田川公園の全体図がこちら。
公園には、駐車場や飲食店やお土産屋さんも隣接しています。(グレーの部分)
バス停から来る場合、国道1号線沿いにある公園入口(地図上の現在地の所)が最も近いです。
見どころが案内図に表示されていました。
やはり一番の見どころは、地下水が湧き出る「湧き間」
それらを2つの展望台から見る事ができます。
ということで、早速「第一展望台」へ。公園内、木々が茂って気持ちがいいです。
この数日間で、だいぶマイナスイオンを浴びれた気がします。
私、大阪を離れてちょっと田舎というか、地方に行くと持病の肌荒れやアレルギーが少し改善します。
多分空気と水が綺麗だからだと思います。
そして、大阪に帰って来てから、また悪化します。
お肌に悪い街、大阪。(それでもええとこやで。)←謎のフォロー、2度目。
分かりやすい案内表示があるので、迷子の天才でも安心。
第1展望台
入口から数分で「第1展望台」に到着。柿田川の最上流部にあたる場所。
展望台までは、階段を下ります。昨日のレースの影響か、若干膝がいてぇです。
ハーフで足痛めているようじゃ、まだまだ修行が足りません。こちらが第1展望台からの景色。
さすが天然記念物に指定された柿田川。水の透明感が素晴らしいです。
何か所か、川の底が渦を巻いたような模様になっており、そこからボコボコと水が湧きだしている様子が伺えます。静止画じゃ湧き出す様子は全然伝わらないですけどね。
先ほどの説明書きにもありましたが、12月には遡上してきたアユも見られるそう。
この時は、お魚さんは見かけませんでした。
続いて、第2展望台へ。第1展望台から5分もかからない距離です。
ただ、また階段を下ります。再び膝がいてぇ。
第2展望台
柿田川公園を検索すると、大体この第2展望台から見た湧き間の画像が出てきます。
何て美しい青!
白と同様、青も200色あると思います。
ここは昔、紡績工場の井戸として使われていた場所だそう。
太陽の光、水の透明度、湧水の噴出によって巻き上がる砂によって、このような美しい青色が作り出されているそうです。
この日は相変わらず曇って白い空だったのですが、お天気が良く太陽の光がもっとあれば、また違った色味になるのかもしれません。
この後は、その他の見どころスポットをまわりながら、公園をぐるっと散策。
湧水広場
実際に湧水に触れられる場所。
年間を通じて15度の水温の水が流れているとのことなので、夏場はここで水遊びをする子供たちが沢山いるんじゃないでしょうか。
この日も遊んでいるお子さまがいたけど、さすがにちょっと冷たいんじゃなかろうか。
舟付場
かつて製糸会社が使用していた2つの井戸跡。
ここからも水が湧きだしています。八つ橋
公園の散策路となっている木製の橋。橋からは、柿田川の中流の様子を見ることができます。
この後、駐車場の方に出て、隣接するお土産屋さんをのぞいて、最初の入口までぐるっと公園を1周して戻ってきました。
時間は大体40分程度でした。
今回行った山中湖以外の富士五湖や忍野八海など、富士山ゆかりの水辺はまだまだ沢山あるので、またそれらもめぐってみたいなと思います。
そして、今度こそ雲に隠れていない全身むき出しの富士山を間近に拝みたい。