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白石川堤「一目千本桜」柴田町編|桜とお城巡りの東北旅⑧

大河原町から柴田町にかけて流れる白石川沿いに桜並木が続く名所・白石川堤「一目千本桜」

大河原町側の川沿いを40分ほどかけて歩いて、柴田町に入りました。

桜以外の春の花も溢れる土手沿いの道

春の花は桜だけじゃないぞ!!といった花の言葉が聞こえる柴田町。

(いつから植物と話せる特殊能力をお持ちに?)

撮り鉄の方が見たら卒倒しそうなぐらい、下手くそな花と鉄道のコラボ写真が撮れました。

そして、東北に入って3日目。

ついに青空が!!待ってたよー。

このちょくちょく現れる石の案内表示、手描き感あって可愛い。

一気に色鮮やかになりました。

絶景ポイントその1 しばた千桜橋

大河原町では「横から見るか?下から見るか?」の選択でしたが、柴田町では「上から見る」という選択もできます。

(大河原町でも、歩道橋の上から見れる場所はありましたが、メインは横からか下からだった。)

そのポイントの一つが「しばた千桜橋」

橋の下では「さくらマルシェ」が開催中。

橋の上からは、船岡城址公園内にある船岡平和観音像も見えました。

半端なく目立っています。

 

こちらは先ほど通ってきた「桜以外のお花も咲くロード」

(場所の名前が分からないので、勝手にネーミングセンスゼロの名前付けました。)

こちらの橋からは、JR東北本線の線路も見えるので、電車と桜の2ショット写真を撮ろうとする人たちで混雑していました。

電車が来るのを待ちたかったですが、JR東北本線はそれほど頻繁に電車が来ないし、人は滞留するし、係員さんは「進んでくださー!」って注意しているしで、諦めて先へ進みます。

この真っ直ぐに延びる線路だけでも、十分いい絵面だと思う。(自画自賛。)

車、大渋滞でした。

駐車場待ちで一体どれぐらい時間かかるんでしょうね。

絶景ポイントその2 船岡城址公園

柴田町側の桜まつり会場となっているのが、船岡城址公園です。

先ほどご紹介した「しばた千桜橋」からそのまま城址公園に行けます。

船岡城は、伊達政宗の家臣・原田宗資の居城で、1970年の大河ドラマ『樅ノ木は残った』の舞台となった場所だそう。

かつて本丸があった山頂までスロープカーで登ることができるようですが、現在老朽化の為営業休止中。

営業再開は2027年11月の見込みとのことです。まっだまだ先やな、と一瞬思いましたが2年半なんて多分あっという間です。

城址公園の展望デッキまでは上り坂を上がっていきます。

大河原町側に比べて、柴田町の方が人が多い印象。

展望デッキに向かう道も混んでいました。

城址公園の展望デッキからの眺め。

先ほどの橋から更に目線が上がり、ここからは「三連桜」を見る事ができます。

平和観音像にもちょっと近づきました。こちらの像は、全高24m。

柴田町ご出身の野口徳三郎さんという方が、奥様のご冥福と世の安全を願って建立されたそうです。

スロープカーが動いていれば行ってみたかったんですが(というか、スロープカーに乗ってみたかった。)本丸まで更に歩いて行くのはさすがにしんどいなーということで、観音様の近くまで行くのは止めました。

こんな所に忍者発見。

三の丸広場がお祭りのメイン会場のようなので、そちらまで行ってみることにしました。

が、その前に。

大河原町側の川沿いはお手洗いがなかったので、この公園でようやくトイレタイム。

女性トイレ、長蛇の列でした。

三の丸入口の門。

三の丸エリアには複数の飲食ブースが並んでいて、お祭り感出ていました。


どこかで何かを買う事もなく、ぐるっと周回して公園出口方面へ。

君よずっと幸せに 風にそっと歌うよ う~いえぇい

推しのヒット曲を脳内再生しながら、坂を下ります。

(あの曲のモデルとなったのは、東京に実際ある坂です。いまだに行ったことがないです。ファンとして、一度は桜の咲く時期にいかねばと思いつつ、うん十年経過・・・)

♪The beautiful moment The beautiful scene The beautiful time I had The beautiful night♪

(そこのコーラス口ずさむやつ、あんまおらんやろ。)

桜坂を下りると、城址公園麓の駐車場付近に出ました。

絶景ポイントその3 白石川沿い(柴田町)&さくら歩道橋

この後、JR船岡駅まで歩いて電車に乗ろうかと思ったんですが、お天気がどんどん良くなり青空ピッカーんとなったので、テンション上がって再び白石川沿いまで足を運ぶことに。

さくら祭りのパンフレットに、絶景ポイントとして載っていた「さくら歩道橋」に最後行ってみることにしました。

桜坂を下りてたどり着いた公園の駐車場からは2キロ弱。

そういえば、お花見散歩始めてからまともに座ったの、さっきトイレ行った時だけだわ。(それは座ったというか、腰を下ろしただけ。)

さすがにどこかでちょっと座ってお花見しよう。

何ということでしょう。

大河原町ではこんなにどんよりしていた空が、2時間半歩いているうちにとっても明るくなりました。

てか、短時間でお天気がこんなに変わるなんて思ってなかったです。時間かけて歩いてきて良かった。

大きな桜の木の下で、休憩タイム。

昨日、福島駅のお土産屋さんで買ったお菓子でモグモグタイム。

あー気持ちいい。

しばらく休憩したのち、お目当ての橋を目指します。

柴田町側も大河原町同様、川沿いの提の上を桜の木々を見ながら散策できます。

そして、さくら歩道橋に到着。

ここからでも、船岡城址公園の観音像が見えました。

水面がまぶしいぜ!!

この橋から更に15分ほど歩いたところに「日本一太いソメイヨシノの巨木」があるのですが、さすがにもう疲れたなーということで、ここでお花見散歩を終了しました。

青空を拝めたのは、最後の数時間だけでしたが、ほぼ雨に降られることはなく福島と宮城で7か所の桜スポットを巡ることができました。

(ほぼ咲いてなかった場所もありましたが。)

ちなみに、翌日は雨だったので私が東北で太陽を拝めたのはホントにこの数時間だけでした・・・

この日はJR船岡駅から仙台駅へ移動。

仙台で1泊した後、翌日に帰路に向かうのですが、新幹線や飛行機で大阪までそのまま帰るのも面白くないな~ということで、以前から乗ってみたかったフェリーに乗船することにしました。

ということで、次回は仙台から名古屋まで22時間の船旅をご紹介します。

おまけ

私が東北をうろちょろしていた頃。大阪では、不穏なニュースばかりが取りざたされていた万博がしれっと開幕していました。

通期パスを購入し、既に複数回行っている知り合いもいますが、私は今のところ行く予定は未定。

ただ、せっかくなので開幕を記念して大阪市内(大阪城公園~淀屋橋~中之島界隈)で「ミャクミャク様、10回見るまで帰れま10ラン」をやってみました。

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結果、大阪城公園から6.7キロ地点であっさり達成。

もはやこの界隈、彼に会わずして歩くことは不可能となっています。