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春の花に彩られる・福島「花見山」を散策|桜とお城巡りの東北旅⑤

二本松駅から福島駅に移動し、この旅5か所めのお花見スポット「花見山」へ向かいます。

山の名前が「花見」です。この旅に相応しすぎる。

そして、何より凄いのが、こちらの花見山は花木生産農家の阿部さんが一般公開している私有地です。

私有地の規模、明らかに超えてました。

花見山へのアクセス

JR福島駅東口よりバスで約15分

福島駅の文字、渋くてかっこいい。

福島には何度か来たことがありますが、福島駅は初めてです。

桜のシーズンは、福島駅から花見山行きの臨時バス「花見山号」が出ているのでそちらを利用します。

(シーズン期間外は、乗合バス「渡利南回り」を利用。)

また、駅でシェアサイクルを借りて、サイクリングで行くこともできます。

自転車で行くことも考えたんですけどね。散策で毎日2万5千歩ぐらい歩いているので、移動は楽することにしました。

臨時バスは、1時間に3本ほど運行されています。

14:40発のバスに乗車したのですが、バスは空いていました。

(帰りは16:05花見山発に乗車しましたが、こちらも同様に空いていました。平日万歳。)

バス乗り場の所にいたスタッフの方から、乗車券を購入することができました。

往復で500円。

花見山公園の入園料は無料なのですが、駐車場を利用時に「花見山環境整備協力金」の支払いが必要なようです。

(マイカーの場合、小学生以上一人500円)

シャトルバスは乗車時に、ということだったんですが、私この500円しか支払った記憶がありません。

バス代込みで500円?実質入園料タダみたいなもんですやん。

前日4月10日の開花情報。

1日経って、果たしてどれぐらい変わってるかな。

想像以上に可愛いバスが来た。

乗車したら、目の前にモスラがいました。

福島市は「モスラの歌」を作曲した古関裕而さんの出身地。

市内には記念館もあるようです。

モスラの映画見たことないんですけど、歌は知っています。

♪モスラーや モスラーや

(でも、ここしか知らん。)

15分ほどで花見山バス停に到着。

駐車場、ひっろ。

バス停から花見山公園入口

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こちらが花見山周辺マップ。

ふくしま花見山ガイドマップPDF
右下の「P」が、バス停もある先ほどのひっろい駐車場。

ここからすぐ公園が始まるのではなく、公園入口はマップの中ほど。

バス停から徒歩15分ほどの距離があります。

というわけで、公園目指してレッツゴー。

まだ公園の手前なんですけど、十分お花見できています。

ボケ

レンギョウ

花桃

どの花見ても、綺麗だな。

ソメイヨシノって、薄ピンク色なので曇り空だと空と同化しがちですが、菜の花の黄色は多少天気が悪くても明るく見えるのでいいですね。

ただ、菜の花って何か独特の匂いしますよね。

公園入口前には、観光案内所がありました。

ここからがようやく花見山公園です。

今までのは序章ですか、そうですか。

花見山には、30分、40分、60分(1周)の3つの散策コースがあります。

体力と時間の都合で、お好きなコースを選ぶことができます。

時刻は15時。最終バスは16:25。バス停まで15分。

ま、60分コースで大丈夫でしょう。

ということで、山頂展望台を含む花見山1周60分コースを歩くことにします。

春の花で彩られた花見山を散策

ここが花見山公園入口。

私有地を綺麗に整備して、一般客に無料で開放してくれている阿部さんに感謝をしながら、お山散策と行きましょう。

開園時間は6時だそう。早起きして、朝のお散歩するのも気持ちが良さそう。

近所に住んでいたら、この周辺お花見しながらランニングしたいです。

入口のシダレ桜、めっちゃ綺麗。

ルートは綺麗に整備されていますが、あくまでも「山」なので、スニーカー等散策に相応しい靴で行きましょう。

道中、左端のようなルート表示があります。

60分コースは紫色。高貴な色です。

花見山を含め、周辺一帯が桜を始めとする花々で彩られています。

こちらの花見山、写真家の秋山庄太郎さんが「福島に桃源郷あり」と紹介し、全国的に有名になったそう。

ツバキかと思ったんですが、どうやらサザンカのようです。

好きなくせに知識薄っぺらな私みたいな人間は、ボランティアガイドさんにお願いして色々解説してもらうべきでした。時間の都合でやめましたが。

そんなに急いで登ったつもりもなかったのですが、15分で花見山公園頂上に到着!

標高180mとそれほど高くはありませんが、何度も言いますがここ私有地ですからね。

頂上にはガイドさんがいて「写真撮りますよー」と登ってくる方たちに声を掛けておられました。

私も言ってもらったんですが、いかんせん写真が苦手なのでソロの時はいつもお断りしています。

私みたいなもんが入ったら、この美しい風景が台無しになるわって思っちゃう。

自撮りが好きな人って、自分の事大好きなんでしょうね。(嫌味とかじゃなく、本心で言ってます。)

頂上からの景色。

菜の花?で作られたハートマーク。

頂上からの景色を楽しんだ後、下山開始。

見たことあるけど、名前知らなかった花「サンシュユ」

名前知ってるけど、実物と一致していなかった花「レンギョウ」

どの花見ても綺麗な「チューリップ」

でっかい亀おった。

60分コースを気づけば35分で下山してきていました。

「わー綺麗だなー」と周囲に咲くお花を横目に歩いていたら、多少の坂も全く苦ではなく、サクサク歩けてあっという間に終わっちゃいました。

ということで、帰りのバスまで十分余裕があるので、戻りながらもお花見散策。

途中、飲食店が立ち並ぶエリアもありました。

最後、物産ひろば前の菜の花スポットでしばらく休憩。

花見山は、1年を通じて見ごろの花が変わるので、春以外の季節でも花見が楽しめる場所となっています。(GW期間中は、ツツジが満開だったみたい。)

いつ行ってもお花見が楽しめるので、また福島駅周辺に来る機会があれば訪れて季節ごとの花をみたいと思います。

利用案内

  • 入園料:無料
  • 開館時間:6:00~18:00
  • 休園日:なし

www.hanamiyama.jp

おまけ

福島駅前にいたうさぎ。

関西人には、このうさぎが毎朝エレクトーンの隣にいるあの子にしか見えん。