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日本三大桜の「三春滝桜」を見に行くも・・・|桜とお城巡りの東北旅②

白河小峰城を訪問後、JR東北本線に再び乗車し郡山駅そこから磐越東線に乗り換えて三春駅に向かいます。

続いての目的地は、タイトルにもあるように日本三大桜の一つ「三春滝桜」

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桜の名所として、ネットや書籍でも度々紹介されている有名な桜です。

ちなみに、三大桜のあと2つは山梨県の「山高神代桜」と、岐阜県の「根尾谷薄墨桜」

根尾谷薄墨桜は昨年、満開のタイミングで行くことができました。

iechiko.hatenablog.com

果たして、今回はどの程度咲いているでしょうか・・・?

三春滝桜について

三春滝桜は、大正11年10月12日に桜の木としては初めて天然記念物に指定されました。

推定樹齢は1,000年以上。

種類はエドヒガン系ベニシダレザクラです。

三春滝桜を鑑賞するにあたり、観桜料金500円(中学生以下無料)が必要でした。(2025年の情報)

期間:開花日(開花宣言)の翌日から葉桜まで

時間帯:6:00~18:00まで(ライトアップ期間中は20:30の入場まで)

購入方法:

①現地購入

②電子チケット購入(KKDAYまたはTOHOKU Maas)

③臨時バス「滝桜」号1日乗車券に、観桜料500円込みのチケットあり。

週末などは、現地でのチケット購入がかなり混むという記事を読んだこともあるので、スムーズな入場のために事前に購入しておくのが良いかと思います。

下記HPに、三春滝桜を鑑賞するにあたっての基本情報・開花状況・交通情報等分かりやすく載っていますので、今回行くにあたり何度もチェックさせて頂きました。

miharukoma.com

三春滝桜までのアクセス

公共交通機関を利用する場合、最寄り駅はJR磐越東線「三春」駅です。

郡山駅から三春駅までは13分と近いですが、列車の本数は1~2時間に1本程度です。

なお、桜の開花期間中の週末は、下記のように郡山~三春駅間で臨時列車が運行されていました。(2025年時点)

f:id:iechiko:20250428154902j:image私はど平日だったので、通常ダイヤの列車に乗車して三春駅を目指します。
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電車は全く混んでいませんでした。

平日の昼14時過ぎという時間帯もあるかもしれませんが、三春滝桜の開花状況をここ数日、毎日チェックしていたので分かっていました。

この日(4/10)の桜の開花状況は、朝の時点で「咲き始め」

うん、そりゃまだみんな見に行かないわ。

その状態を分かった上で向かっています。ここまで来ましたし。三春滝桜以外にも目的ありますし。

三春駅からは、開花時期に合わせて臨時バス「滝桜号」が運行されています。

週末と平日では運行ルートが、また日によって運行ダイヤも異なっている為、詳細はHP等で確認が必要です。

ちなみに、私が行った4月10日平日期間のダイヤがこちら。

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1日6本、1~2時間程度に1本の間隔で運行。

今回私は、14:40三春駅発のバスを利用しました。

バス停の手前で、1日フリー乗車券(1,000円)を購入。

三春滝桜まで片道運賃が530円なので、往復するだけでもこのフリー乗車券購入する方がお得です。

観桜料付の乗車券も販売されていましたが、私は事前に電子チケットを購入していたので乗車券のみのやつを買いました。

スタスタと駅を出て、サクサクと乗車券購入したら、バス停の先頭を陣取れたので、乗車できるまでバスを撮影して暇つぶし。

この姿をなー見たかったよなー(行く前に感想述べるやつ。)

20分弱で滝桜バス停に到着。

今や一大観光地と化している滝桜。駐車場が広い。

そして入口手前には、テーマパークみたいな行列整理のポールが立っています。

左側にあるのが料金所。この日は現地の販売所も全然混んでいませんでした。

でも満開時には、ここが人で埋まるぐらい混雑するってことなんでしょうか・・・

滝桜場内

滝桜周辺の案内図。

入口から滝桜までは7分ほど歩きます。

途中の売店エリア。飲食できる椅子とテーブルも用意されていました。

桜まつりって感じですね。時間ないので完全スルーですが。

そして上り坂を速足で歩くこと5分。お目当ての三春滝桜に到着!!

2025年4月10日午後の三春滝桜の開花は・・・

・・・うん、満開にはほど遠いね。分かっていましたよ。

ただそのおかげ(?)で桜の周囲空いています。

近づいてみると、枝の先の方はちらほらと咲いています。

今年の満開は2日後の4/12だったそう。ここから2日で満開になったんだ。

惜しいことをしました。実は宮城から福島に南下するスケジュールも考えていたんですよね。

それなら満開日に来れたかも。でも土曜日だったから大混雑だったかも・・・悩ましいところです。

先ほどご紹介したHPには2018年からの開花状況が載っているのですが、早い年は4/1、遅い年だと4/16が満開日でした。

温暖化なら、年々桜の開花時期も早まっているのかと思いきやそうでもないんよね。(もっと長いスパンで見たら早まっているのかもしれませんが。)

花は見れずとも、1000年以上生き続ける桜の木の姿を間近でじっくり見ることはできました。

やっぱり生で見るのと平面の写真で見るのとじゃ、迫力が違います。

せめて青空なら、もうちょっと咲き始めの花も映えただろうに・・・

菜の花は満開でした。

満開の快晴の日には、このような景色が見られます。

見たかった景色が、これ。

現実は、これ。

桜目当ての旅のタイミングが難しいのは、過去の経験から重々承知。

自然相手だし、仕方ないです。

ということで、桜をあとに急ぎ足でバス停に戻ります。

なぜなら、最初にも書きましたが、私には三春に来た目的がもう一つありまして。

それは、続100名城の三春城のスタンプを押す事。

そのスタンプが押せる三春町歴史民俗資料館の入館が16:00まで。

滝桜に到着したのが14:50(予定よりも早く着いた)

次の滝桜発のバスは15:20。その次は16:20

すなわち、15:20のバスに乗らないと資料館の入館時間に間に合わないのです。

三春城の本丸にも設置されているので、そちらであれば24時間いつでも押印できるのですが、ご覧の通りお天気がドン曇り。というか、ちょっと雨降ってきた。

雨の中、山城である三春城を登城するのはちょっとしんどい。

すなわち(パート2)、15:20のバスに乗り資料館に行って、スタンプを押す事が望ましい。

結果、遠路はるばる来た三春滝桜での滞在時間は5分程度となり、行きも帰りも気持ち急ぎ足で歩く羽目になりました。

(予定より早くバス停に戻って来れたので、もうちょっとゆっくり桜見てても良かったな・・・と後から思います。ただ、常に時間に余裕を持たないと不安なので、何か焦っちゃうんですよね。)

ただ、資料館に行く予定がなかったとしても、次の16:20まで時間を潰すのもそれはそれでしんどかったと思います。滝桜以外にも、付近に桜の名木はあるようでしたが、なんせ咲いていないし。フードコートで居座り続けるのも寒いし。

という事で、再び滝桜号に乗車し資料館を目指します。