銚子電鉄「犬吠」駅から、海の景色を見るべく犬吠埼を目指します。
徒歩でも10分強の近さです。
関東最東端の犬吠埼
犬吠埼は関東最東端に位置しており、山頂や離島を除くと日本で一番早い初日の出が拝める場所なんだそうです。
しばらく歩くと、海が見えてきました。
太平洋は、でっかいどう
(何もかかってない。)
海沿いに遊歩道があるので、かなり海の近くを歩けるようです。(今回私は時間の都合で散策できなかったのですが。)
2018年1月に閉館した「犬吠埼マリンパーク」
水族館の廃墟、初めて見たかも。
ってか、卵から生まれてきている君、何かね?
犬吠テラステラスでカフェタイム
今日も今日とて昼ご飯を食べるタイミングを失い、時刻は14時前。
灯台近くにある商業施設「犬吠テラステラス」(テラス、1個いらなくね?)の中にあるカフェ「&.Coffee」さんでランチをすっ飛ばしてスイーツタイムです。
(遅いランチよりも、早いスイーツを選択しがち。)
美味しそうなタルトが色々あって悩んだ結果、栗のタルトにしました。
昨日はお芋のスイーツ食べたし。まさに「いも・くり・なんきん」が大好きです。
こちらの施設には、地元の農産物の販売所やお土産屋さんも入っています。
また2階には、海を見ながらくつろげるハンモックベンチもありました。
犬吠埼灯台で強風に煽られる
犬吠埼に立つ犬吠埼灯台。
1874年、イギリス人技師のリチャード・ヘンリー・ブラントンの設計によって建てられました。
全国には、上れる灯台が16か所あるそうですが、この犬吠埼灯台はその内の一つです。
銚子って、バルーンアート流行ってるんでしょうか?
参観寄付金として、中学生以上は300円のお支払いが必要です。
地上から頂部までの高さは31メートル。
「世界灯台100選」にも選ばれ、2020年には国の重要文化財にも選ばれています。
入口はこちら。
99段の螺旋階段を上って、展望台を目指します。
狭い階段を上る人も降りる人も利用するので、行き違いは結構大変です。
挙句、私犬吠駅でコインロッカーを利用することなく、リュックを背負った状態で来てしまいました。重いのはもう慣れっこなので平気なんですが、いかんせんそこそこのデカさゆえ、狭い所は不向きです。やっちまった。
邪魔にならないよう途中休憩することなく、2分で一気に登って展望台に到着!
犬吠埼灯台の展望台からは、太平洋が一望できます。
海、綺麗!!
ただ、風めっちゃ強い!!
展望台にはもちろん手すりがありますし、吹き飛ばされる事は絶対ないんですけど、でも油断したら飛ばされそうな恐怖感があります。
そもそも高所恐怖症なので、高い所苦手なんですよね。
(何故上った。)
加えて、狭い展望台通路、明らかにでかいリュックが後ろを通る人の邪魔をしています。
ホントすいません。
灯台に行かれる方は、身軽で行くことをおすすめします。
恐怖と申し訳なさと戦いながら、せっかくなので展望台をぐるっと1周。
雄大な太平洋の景色を満喫して、灯台下山。
約36キロ先沖まで光を届ける犬吠埼灯台のレンズ。
灯台のお隣に「犬吠埼灯台資料展示館」があったので、そちらにも行ってみました。(別途料金は不要。)
こちらのレンズは、犬吠埼灯台と同様の一等レンズ。
国産第一号として、福岡県の沖ノ島灯台で約100年間使われていたものだそうです。
全国ののぼれる灯台16基マップ。
「海沿いにばっかりあるんだなー」と一瞬思った後、当たり前やんと自分のアホさにがっかりしました。
強風で怖かったけど、初めての灯台上り体験楽しかった。
利用案内
・開館時間:8:30~17:00(10~2月は8:30~16:00)
・料金:参観寄付金大人300円
・無休
映画のオープニングシーンでお馴染みの場所
今回来るまで知らなかったのですが、ここ犬吠埼には日本人なら誰でも一度は見たことがある(と思われる)場所があります。
その名も「荒磯に波」
・・・いや、そんな場所聞いたことない。
名前を聞いたらそう思うかもしれませんが、その場所の紹介を見れば「!」となるはず。
日本を代表する映画の配給会社「東映」のオープニングで登場する、波ザッバーンのシーン。
あの有名シーンのロケ地がここ。
この日は波がおだやかで、一度もリアルザッバーンを見ることはできませんでした。
加えて、あの波の印象が強すぎて、岩の形まで覚えていないから、
あー!本当だ!あのシーンの岩だ!!
という感動もなかったんですけどね。
でも、この先東映の映画を観る度に、この犬吠埼の旅を思い出す事は間違いないです。
再び銚子電鉄に乗って、銚子駅へ
約1時間の犬吠埼観光を終えて、犬吠駅に戻ってきました。
犬吠駅は有人駅なので、駅員さんから切符を購入。
ICカードが主流の近年ではなかなかお目にかかれない、硬券乗車券。
乗車時間までは、前回のブログで紹介した駅舎内にある新生姜ミュージアムに行ったり、
手描き感満載の駅ホームの壁紙を見たりして、電車を待ちます。
電車の車内には、吊り広告の代わりにかつての銚子電鉄沿線の風景写真。
そして、また愛称込みのユニーク駅名案内放送を聞きながら、電車に揺られること20分。銚子駅に到着。
これにて銚子電鉄で行く、銚子の旅終了。
おまけ
銚子ではイルカやクジラを見るツアーも開催されています。
ネットで調べたら、スナメリが見れるそう。
自称海獣ハンター、いまだ野生スナメリは見たことがありません。
よし、今度はスナメリを見に来よう。