えちこの旅ブログ

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流氷をもっと間近に!流氷ミニウォーク体験|おひとり様限定 北海道流氷ツアー⑤

おひとり様限定流氷ツアー3日目。

最終日は、実質半日のツアースケジュール。

短い時間ではありますが、最後まで冬の道東、流氷関連アクティビティを満喫していきます。

監獄味のある網走駅

宿泊していた「ルートイン網走駅前」は、その名の通り網走駅の真ん前にありました。

出発時間より早めにロビーに行き、添乗員さんに一声かけて、網走駅の写真を撮りに行きました。

一際目を引く「網走駅」の文字。

駅名表示は横書きのものが多い中、ここ網走駅では縦書きで書かれています。

単にデザイン的な問題とかそういう事ではありません。

網走と言えば「網走監獄」が有名。

(現在は、刑務所として使用されていた建物は博物館となっており、網走の有名観光スポットの一つとなっています。)

刑期を終えて、ここ網走駅から故郷等へ向かう元受刑者の人たちへ

「この縦書き看板のように、横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きて行って欲しい」という願いが込められ、このように縦書きの駅名標になったんだそうです。

階段を上がっていくと、

受刑者気分を味わえる撮影スポットがありました。

ご丁寧に、収監日まで掲示してくれています。

個人で流氷旅行計画していた時は、網走監獄にも行くつもりだったのですが、ツアーに変更したため、今回は行けず。

でも、次回網走に来た際は、必ず行きたいと思います。

次来る時までに「ゴールデンカムイ」再読しておこう。

流氷をもっと身近に!流氷ミニウォーク体験

本日1つ目のアクティビティ、流氷ミニウォークをするために、ホテルからそのポイントまでバスで向かいます。

知床の方では、専用ドライスーツを着て流氷の上を歩いたり、海の中に入ったりするアクティビティが体験できますが、今回のツアーで行う流氷ウォークは「ミニ」と付いているように、もっと簡易的なもの。

着替えも不要で、そのままの恰好でガイドさん同行のもと、流氷の上を歩くというものでした。

ポイントに到着すると、大半の方が滑り止め(ツアーで購入もできた。)をシューズに装着されました。

「スノーブーツ履いていくし、まぁ、大丈夫でしょう」と購入しなかった私。

結果的に転ぶことなく歩けましたが、足元は滑りやすく、だいぶヨチヨチ歩きにはなりました。

(滑り止めをつけると、どれぐらい楽に歩けるのか試すためにも、買ってみても良かったかもなーとも思います。今後、どれぐらい使う機会あるか分からないけれど・・・)

流氷ウォークの場所は、特に観光スポットとなっている訳でもなく、ガイドさんが特別に許可をもらって、ツアーを開催されている・・・ような事を言っていたように記憶しています。(すいません、記憶曖昧。)

本来、流氷の上に乘るのは危険な行為ではあるのですが、ここでは海岸、すなわち陸に上がった流氷の上を歩くので、流されるような危険もなく、ウォーキングが体験できるという事でした。

ただ、ガイドさんいわく、今年は全然流氷がないのだそう。

例年なら、もっと大きな塊がゴロゴロと漂着しているんだそうです。

確かに、めっちゃ土見えてますしね。歩きやすいから個人的にはありがたいけれど。

ただ雪が積もっているだけのように見えますが、塊になっているのは流氷。

その周囲に雪が積もっています。

流氷と流氷の間の積雪部分は、深い場所もあり、うっかり足を踏み込んだらズボーっとハマります。危険です。

なので、ガイドさんを先頭に、大きく道を逸れないように、前の人の足跡を目安に歩いていきます。

クレバス程ではないにしろ、ずっぽりハマってケガでもしたら一大事。(翌週にフルマラソンも控えてましたし。)←過去、フルマラソンの1週間前にニュージーランドで捻挫した苦い思い出あり。

「こんな景色は逆に珍しいから貴重ですよ」とガイドさん仰っていましたが、本来の姿が分からないし、雪でさえ珍しい大阪市民ゆえ、これでも充分凄い景色に感じます。

この日も天気は良好。海沿いなので、風が強い日もあるようですが、この日はほぼ無風。

滑らないよう注意しながら歩いていたら、段々暑くなってきました。

みんなで「暑いっすね」「汗かいてきましたね」なんて言い合うぐらい。

この北海道旅行、場所が場所なだけに、それなりの覚悟をしてきましたが、寒さで耐えられなくなる瞬間は一度もありませんでした。

水平線に見えている白いものも流氷。

♪雪だるま つくろう♪

(あまりにも太陽がまぶしくて、カメラの液晶がまともに見えていなかったため、ピンボケしています・・・)

ここの雪は、水分を含んでいるのでしっかり固まり、雪だるまも作りやすかったです。

雪合戦の玉は凶器になるレベルなので、やらない方がいいです。

新雪に、足跡つけたくなる衝動にあらがえなかった。

流氷も踏んづけてみた。

昨日は、車窓や岬、船上から見るだけだった流氷。(デッキにあった流氷の欠片は触ったけれど。)

それの上を歩いたり、触ったり、間近で触れ合えるなかなかに面白い体験でした。

今回悩んだ末、ドライスーツを着用しての流氷ウォークを体験できるツアーは選ばなかったのですが、やはりそれもやってみたいなーと思いました。

クリオネ気分、味わいたい。

毎度の事ではありますが、旅行に行けば行くほど、またその場所でやりたい事や見たい物が出てきてしまい、行きたい場所リストが増加する一方です。どうしたもんか。

おまけ

明らかに、人ではないものの足跡を発見しました。

・・・鹿?

・・・オオワシかオジロワシ?