えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

【マラソンレポ】2025静岡マラソン

2025年3月9日(日)に開催された「静岡マラソン」に出走してきました。

www.shizuoka-marathon.com

暑さで大撃沈した、昨年10月の「水戸黄門漫遊マラソン」から約4か月ぶりのフルマラソン。

iechiko.hatenablog.com

マラソンシーズン真っただ中の昨今ですが、週末ごとに天候がご乱心。

寒かったり、暑かったり、気温の乱高下が激しい中、先週末の静岡は気温14度程度で晴れと個人的には走りやすいお天気でした。

残念ながら記録の更新はできませんでしたが、無事完走。

完走率100%記録だけは、順調に更新中です。

前日開催マラソンフェスタ

3月9日の本番に備え、前日に静岡入り。

東海道新幹線のぞみで、いっつもすっ飛ばしちゃう静岡駅に、今回初めて降り立ちました。

8日の静岡市は雨模様で、気温も低い悪天候・・・

ですが、そんな中でも、しっかり観光はします。

マラソン大会出場がメインの「ラン旅」なので。

今回の静岡マラソンのスタート地点は、駿府城公園

f:id:iechiko:20250311170357j:image

ゴールは、JR清水駅近郊です。

(静岡マラソン公式HPより。)

駿府城は、100名城に選ばれた徳川家康公ゆかりのお城です。

お城訪問と合わせて、スタート地点の下見も行いました。

f:id:iechiko:20250311170401j:image

家康公にもご挨拶。

(お城については、また改めてブログを書きます。)
ゼッケンや計測チップは事前に郵送されて来ていましたが、前日に青葉イベント広場および青葉シンボルロードにて、マラソンフェスタが開催されていました。

このマラソンフェスタで、参加賞の受け取りと抽選会が行われていたので、ホテルに戻る前に立ち寄りました。

(参加賞は、当日ゴール地点での受け取りも可能でした。)

f:id:iechiko:20250310161820j:image思いっきり屋外なんで、天気の影響もろ受けてました。

飲食店が並んだエリアもあって、椅子とテーブルも用意されていましたが、寒いからでしょうね。誰も利用していなかった・・・

f:id:iechiko:20250310161856j:image

こういうフォトスポットって、大体いつも行列できているんですが、誰もいないっていうね・・・(たまたまかもしれませんが。)

f:id:iechiko:20250310161829j:imageオリジナルグッズ売り場もありました。

抽選会では、小袋に入ったお塩セットが頂けました。あまりかさばらない、かつ実用的なもので良かった。

寒い中、外をウロウロしていたせいか、すっかり冷えてしまったのでしょう。

マラソン前日、しっかりとお腹壊しました。あーもう、嫌。

そして、翌日の5時起きに備えて22時前に眠りについたものの、1時間後に目が覚めてしまい、そこから2時間ほど「寝れない!寝れない!」とベッドで寝がえりゴロゴロ。

その後、眠りについたものの、ほぼ1時間起きに中途覚醒、寝れない、浅い眠り、中途覚醒を繰り返し、トータル5時間あるかないかの睡眠時間で朝を迎えました。

交感神経、バッキバキでいったろやないかー(やけくそ)

大会当日、快晴!でもスタート地点は寒かった

大会当日、3月9日。

♪なーがれーる季節の真ん中でー♪

ちなみに、今回の大会、フルマラソンのスタートが8時20分と結構早めでした。

大体9時スタートとかなんですけどね。

ほんで、そのスタート時間、事前に送られてきたプログラムをちゃんと見てなくて、前日に知って「え!?はっや!!」ってなりました。

f:id:iechiko:20250310161901j:image昨日の曇天空模様から一転。綺麗な青空。

お堀周りの歩道がフェンスでがっつり囲われていて、反対側の道路に渡れず、女子更衣室となっていた中学校へ行くのに結構手間取りました。

通常スタートブロックごとに分かれている荷物預けですが、今大会は「女性荷物預け」と女子一まとめでした。

ゴールした後、女子更衣室の近くで荷物を受け取る事ができたので、楽で良かったです。

更衣&荷物預け後、自分のスタートブロックエリアに行こうと公園内の指示に従って歩いていたら、途中、男性の青空簡易トイレの前後を通過しなくちゃいけなくて、気まずかったです。わき目も振らず、一心不乱に前だけ見て歩きました。

f:id:iechiko:20250310161909j:image駿府城の東御門前の道でスタンバイ。

左手側に建つ校舎の影響で、私の立ち位置はがっつり日陰。

カイロでお腹を押さえつつ、モジモジ小さく動いて何とか体を温めようと思いましたが無理でした。

ちゃんとブロック入る前にトイレ済ませたんですが、この待ち時間でしっかり冷えて、数十分後にめっちゃトイレ行きたくなりました。

このパターン、1年前の東京マラソンと全く同じや・・・

f:id:iechiko:20250310161850j:image

スタート時間が近づいてきたので、スタート地点へと移動。

オヒサマ、アッタカイ。

オトイレ、イキタイ。

スタート前のセレモニー的な事やっていたのかもしれませんが、全然聞こえなくて、気づいたらスタートの合図鳴っていました。(トイレの事で頭がいっぱいで、集中できてなかった節はある。)

f:id:iechiko:20250310161846j:imageゲストのロンブー亮さんのカメラ目線、頂きました。

昨年はフルに出場されていたようですが、今年はファンラン(11.6キロ)に出場されていたみたいです。

f:id:iechiko:20250310161905j:image8時20分の号砲から約7分経過後、ようやくスタート。

走り出した瞬間、冷えた足の感覚がおかしい。

とりあえず、走り始めて2キロ地点。最初のトイレに早速駆け込みます。

と言っても、同じような人は複数いる訳で、列ができているので順番待ち発生。

ここで約4分のタイムロスです。

このトイレロスを発生させない為に、マジで2リットルぐらい溜められる膀胱が欲しい。(それはそれで、2キロ分体重くなるけどな。)

出遅れた分を取り戻すべく、テンポよく走りたいんですが、後続ランナーほどペースがゆっくりなので、思うようなスピードで走れない。

隙間を縫って、右へ左へ蛇行走行。(これも毎回無駄に走行距離発生するから抑えたい・・・)

確か7~8キロぐらいの地点だと思うのですが、後からスタートしたファンランのランナーが数人、物凄い速さでフルマラソンの集団を追い抜いていきました。

全然、ファンじゃないランやん。

駿河湾沿いの絶景ゾーンで、風との戦い

前半のロスタイムの挽回も兼ねて、ハーフあたりまではベストタイムペースで走ることができました。

エイドで安倍川餅とか食べる余裕もあったし。

22キロから、コースは駿河湾をのぞむ国道150号線、通称「イチゴ」ラインへ。

f:id:iechiko:20250310161842j:imageわー、海きれー

と、テンションは上がりましたが、思いのほか海風がきつい。最悪なことに向かい風。そして風が冷たい。

一旦脱いでいた薄手のウィンドブレーカーを再度着用しました。

昨年のレビューを見ると「風もなく」と書かれていたので、常に風が強い訳でもないみたい。今年は運が悪かったようです。f:id:iechiko:20250310161825j:imageそして、この海風との戦いが大体35キロ地点まで、実に13キロに渡って続きました。

ペースも順調に落ちていき、あー、しんど。ってなって、写真でも撮って気分転換しようと撮った1枚が上の写真。

150号線沿いは、イチゴラインの名前の通り、いちごの温室が沢山並んでいます。

静岡の美味しいイチゴ、エイドでも提供されていました。

カップに1~2個、ちゃんとヘタも取った状態で入れてくれていたので、とても食べやすかったです。そして、瑞々しくてめちゃくちゃ美味しかった。

イチゴエイドは何か所かあって、全箇所でイチゴだけはしっかり食べました。

静岡名物、静岡おでんブースもあったのですが、後半胃の調子が優れず、そのようなこってりしたものを一切受け付けなかったので、スルー。

後半大失速するも無事ゴール

前回の水戸黄門漫遊マラソンでは、暑さにやられ、後半とにかく歩きまくってしまったのですが、今回もラスト7キロ辺りから、胃が気持ち悪くなってしまい、また走り切ることができませんでした。

走っては歩き、歩いては走りを繰り返す始末。

脱水なのかもしれないけれど、気持ち悪くて水分も十分に取れない。

そして、余計脱水になるという負のスパイラル。

足の筋肉や心肺機能は、筋トレや日々のランニングで鍛えることができますが、胃腸はどうやって鍛えればいいんでしょう。

f:id:iechiko:20250310161837j:image
全体的にフラットなコース、そして毎度の事ながら沿道の暖かい応援のお陰で、後半大失速はしましたが、何とかネットタイムではサブ4.5でゴールできました。

(ネットタイムは、自分がスタートしてからゴールまでの時間。)

トイレロスタイムがなければ、歴代2番目のタイムでもあるので、やはり鍛えるべきは、膀胱と過度な運動に耐えうる胃腸だな・・・

完走メダルは、日本一の山

ゴールして一つ気づいた事があります。

あれ?富士山見てなくね?

本来なら、コース上から見えるようなのですが、どうやら雲に隠れてこの日は見えなかったみたいです。

一瞬、見逃したのかと思いました。日本一の山を見逃すとか、目ん玉節穴過ぎるやろ、と。

f:id:iechiko:20250310161833j:image

本物は見れなかったけれど、完走メダルで富士山ゲット。

帰りはゴール地点の清水駅から、電車で静岡駅まで戻りました。

約4時間半かけて、静岡市から清水市まで走って来ましたが、帰りはたった10分でした。

電車って、早いね。便利だね。