えちこの旅ブログ

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寒波の中の長崎ランタンフェスティバル 前編|長崎で異国とキラキラを満喫する旅⑤

長崎旅2日目。

ハウステンボスから、長崎市内へ移動します。

長崎は今日も雪だった

朝起きて、カーテンをうっすら開けたら外は雪が積もっていました。

2日目は、長崎市内でランタンフェスティバル鑑賞予定なのですが、ウェザーニュースのアプリを何度開けても、雪マークとか雨マークが表示されます。

朝から天候絶不調のため、チェックアウトぎりぎりまでのんびりホテルで過ごしたあと、ハウステンボスの最寄り駅、その名も「ハウステンボス」駅へ。

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一応、外観はデザイン性ありますが、とってもこじんまりとした駅です。

駅の向こうは大自然。山々が広がっています。

ほんで雪降っています。さっぶい。
f:id:iechiko:20250221180514j:image長崎行きの電車をホームで待っていたら、反対側のホームに博多駅とハウステンボスを結ぶ特急「ハウステンボス」がやってきました。

これ、長崎⇔ハウステンボス間でも走ってたらいいのに。

ハウステンボス駅から長崎駅までは、快速シーサイドライナーで約1時間半。

大村湾沿いを走る列車なので、晴れていれば車窓を楽しめますがあいにくのお天気のため、グレー一色。

加えて、雪だか雨だか、みぞれだか、水分が空から降臨しているし、外気との気温差で窓は曇っているし、車窓?何それ?美味しいの?となるぐらい、何も見えませんでした。

ただし、翌日もう一度長崎駅からこの路線を走る列車に乗車し、大村湾の絶景を堪能することはできました。その模様はまた後日。

長崎駅に13時半前に到着。

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駅もランタンフェスティバル仕様。

15時のホテルチェックインまで時間を潰すべく、駅構内にある「かもめ市場」のお店でランチ。

海鮮丼専門店「魚〇亜紗(うおまるあさ)」で海鮮丼を頂きます。
f:id:iechiko:20250221180533j:image魚〇彩丼 普通盛り1,850円。

前日の、飛行機遅延補償金2,000円をPayPayに換金していたので、そちらを利用して頂きました。

ANAさん、御馳走さまです。
f:id:iechiko:20250221180529j:imageお土産屋さんで推しに挨拶したり、お土産買ったりして時間を潰してホテルへ移動。

今回私が利用したのは「ホテルベルビュー長崎出島」

駅からは1キロ少々距離がありますが、ランタンフェスティバルの各会場に近くて便利でした。(ただ私の場合、徒歩30分以内=近い、と感じるので人と感覚がずれているかもしれませんが・・・)

また、お祭りやイベントの期間中は、ホテルが2~3倍近く高騰することもありますが、長崎ランタンフェスティバルに関しては、開催期間が2週間と長いこともあってか、1泊1万ちょっとで宿泊することができました。

ホテルベルビュー長崎出島(楽天トラベルサイト予約サイト)

ホテルにチェックイン後、長崎市内の観光名所は、一通り行ってるので、わざわざ天候悪い中行かなくてもいいやーとしばらくホテルでのんびり。

ランタンの見ごろは、やはり暗くなってランタンに灯りが灯ってから。

でも、ちょっと明るいうちにも見てまわろうかなーと、一度ホテルの外に出てみたのですが、強風&雪で2秒で引き返しました。

無理!寒いっっっ!!2年前に行ったさっぽろ雪まつりより寒いっっっ!!(札幌は、雪めっちゃ積もってたけど、当日は降ってなかったし、風もそれほど吹いてなかったので、全然耐えられた。)

や、やばい・・・この吹雪の中、とてもじゃないが外に出てランタンなんか愛でてらんないぞ・・・と思いながら再びホテルの部屋で過ごすこと小1時間。

外を見たら、雨も雪も降ってない。ウェザーニュースで見ても、この先しばらくお天気大丈夫そう!

ということで、防寒対策を整えて、いざ!ランタンフェスティバルへ!!

長崎ランタンフェスティバルについて

今さらですが、長崎ランタンフェスティバルについて軽くご説明。

このお祭りは、元々は、長崎新中華街の方たちが、中国の旧正月(春節)を祝う行事として始めたものでした。

それが、平成6年から「長崎ランタンフェスティバル」として規模が拡大し、日本の冬を代表するお祭りの一つとなりました。

2025年の開催期間は、1月29日から2月12日までの15日間

春節の時期、各地でインバウンド客が増加して、オーバーツーリズムの問題がネットニュースでも色々上がっていましたが、逆に長崎のランタンフェスティバルはインバウンド観光客の人たち、少ない印象でした。久々に、日本語ばかりが聞こえる観光地にいるなーと思ったので。

ランタンが見られる会場は複数あり、2025年は以下の場所が会場となっていました。

(太字は足を運んだ会場)

・長崎新地中華街

・中央公園

・唐人屋敷跡

・中島川公園

・浜んまち

・興福寺(協力会場)

・長崎孔子廟(協力会場)

平日の夕方から夜にかけて見て回ったのですが、中華街会場を除いてはそれほど混雑していませんでした。

単に寒波で寒かったから、人出が少なかったのかもしれませんが・・・

地元の人は、皆さんランタンに見向きもせずに歩いておられました。まぁ、地元民にとっては毎年の事だし、そんなもんですよね。

鹿に対する観光客と奈良市民の温度差と、同じものを感じました。

それでは、私が巡ったフェスティバルの会場を順にご紹介していきます。

中央公園会場

まず最初に向かったのは、中央公園会場

時刻は17時半前。

まだ明るいですが、ランタンには明かりが灯り始めていました。

ゲートがあったので、ここから入場してみた。

でも、隣にもっと出入りしやすい入口ありました。

明代の軍人・テイセイコウさん。

クロちゃんにしか見えん・・・

明るい中では、このような「ほつれ」も目についてしまいました。

維持費や電気代が相当かかると思うんですが、どの会場も入場無料。

最後に行った湊公園会場に、募金箱がありました。

今後もお祭りが続けられるよう、心ばかりですがご協力させてもらいました。

はい、所戻って中央公園会場。

公園の中央にはテントが用意され、周りには飲食店が並んでいました。

お祭りって感じですねー。

イベント用ステージ。

土日メインで、様々なイベントが開催されています。

平日の夜も行われているイベントあったんですが、この日は天候不良で開催中止となっているものが複数ありました・・・寒波め。

この後、動物ランタンコーナーが始まりました。

中国のお祭りと言えば、龍っていうイメージ。

・・・助け起こすべきか一瞬悩んだけど、下手に触らない方がいいと判断して放置。

何だろう、この全体的に漂うアンニュイ感・・・

うん、分かるで。めっちゃ寒いよな。辛いよな。あと5日間、頑張るんやで。

お猿さんを励ました後、次の会場へ移動。

中島川公園

中央公園からは徒歩5分程度。

長崎を代表する観光スポットの一つ「眼鏡橋」がかかる中島川沿いにランタンが展示されています。

眼鏡橋とランタンのコラボレーション。

眼鏡橋は、日本三大名橋の一つで、日本最古のアーチ型石橋。

「三大〇〇」と聞けば、後の2つは何かしら?とすぐ調べたくなる性分なので調べたところ、東京の「日本橋」と山口の「錦帯橋」でした。

うん、全部渡ったことある。(こういうの制覇すると、達成感感じる人。)

長崎には、亀山社中跡に建てられた記念館を始め、坂本龍馬さんゆかりの地が多数あります。

龍馬のぶーつ像もあるんですが、このランタン龍馬さんもちゃんと足元ブーツでした。

川を渡って反対側へ。

干支にちなんだランタンが並んでいました。(またまた動物シリーズ。)

目力が気に入った、未。

今年の干支、巳。

完全に目がいっちゃってる、寅。

相変わらず、動物の顔の癖が強い・・・と思いながら、降り出した雪を避けるように次なる会場へ。

後編に続く。