えちこの旅ブログ

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マラソン前日「伊勢シーパラダイス」で海獣たちに癒される

12月8日に開催された「お伊勢さんマラソン」(ハーフ)に出場。

iechiko.hatenablog.com

前日に伊勢市に前乗りし、行った先は伊勢神宮の内宮でも、外宮でもなく「伊勢シーパラダイス」

ずっと行きたかった所なんです。でも、伊勢に行くと毎回伊勢神宮参拝がメインとなり、なかなか行く機会がなかったんです。

という事で、マラソン前日、恐らく2024年最後の水族館訪問です。

伊勢シーパラダイスへのアクセス

・JR二見浦駅から徒歩約20分

・伊勢市駅から、三重交通バス 伊勢鳥羽線「CANバス」乗車約50分「夫婦岩東口バス停」下車すぐ

・近鉄鳥羽駅から、三重交通バス 伊勢鳥羽線「CANバス」乗車約10分「夫婦岩東口バス停」下車すぐ

私は、伊勢市駅からJRで「二見浦駅」まで行き、そこから徒歩で向かいました。

伊勢市駅は、JR線と近鉄線の改札が同じ。ただし、JR線はICカード使用不可なので要注意です。

二見駅は、伊勢の名所の一つ「夫婦岩」及び「二見興玉神社」の最寄り駅でもあります。

駅から徒歩で行く場合、「夫婦岩」と「二見興玉神社」を経由して水族館に行けます。

(夫婦岩から水族館までは徒歩5分ぐらい)

ですが、私はあえて、行きは夫婦岩がある道を通らずに向かいました。

f:id:iechiko:20241217180403j:image理由は特にないです。夫婦岩行ったことがあるので、あえて違う道を通ってみたかっただけ。歩いて行く人ほとんどいないみたいで、歩道ガラガラでした。
f:id:iechiko:20241217180359j:image帰りに寄った夫婦岩。ついでみたいになってすいません。

ゼロ距離水族館「伊勢シーパラダイス」で生き物三昧

f:id:iechiko:20241215181607j:image 水族館到着。どうでしょう、このこじんまりかつ、ちょっと年季を感じるたたずまい。

こちらの水族館、以前は「二見シーパラダイス」という名前で、私もその名前で記憶していたのですが、いつの間にやら「ゼロ距離水族館伊勢シーパラダイス」という名称に改名していました。

そう!「ゼロ距離」水族館。

名前から分かる通り、生き物との距離が近いことが特徴の水族館です。わっくわく。

厳密に言えば、ゼロ距離はもはや密着してもうてるけどね。

水族館は「夫婦岩めおと横丁」というお土産屋さんなどが入っている施設に併設しています。

まる見えバックヤード

f:id:iechiko:20241217180409j:image水族館入口手前にある「まる見えバックヤード」

ここは水族館の入場券を購入せずに自由に見学できます。

何より気になる「タツノオトシゴ飼育種数日本一」の文字。

そういや、今年辰年でしたね。干支ってお正月以外、気にする瞬間、ほぼないよね。

トドプール

入場券を購入し、まず向かったのはトドプール。当たり前ですが、トドがいます。

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このトドプール、入口入って右手側にあるんですが、その存在に気づかず左側に進んで行く人がほとんどのようで。

だーれもいませんでした。

途中「トド、どこにいんの??」って言ってる家族連れもいました。

みんな、ちゃんと入口入った所に「トドプール」って書いてたよ。読んで。
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誰もいなかったので、水槽のあっちこっちから写真撮ってみたのですが、動きが速くてほぼブレていました。

ただ、しばらく見ていたら、一定の動きで泳いでいて、どこで息継ぎするのか分かってきたので、顔上げた瞬間を激写。

水族館や動物園に行くと、動物が同じところを行ったり来たりする「常同行動」をしているのを頻繁に見かけます。

これは、ストレスが溜まっている事が原因の行動と言われています。

トドたちも、同じところをグルグルグルグル回って泳いでいました。

分かっていて「動物園、水族館、大好きー!」と言いながら動物鑑賞しています。

人間のエゴは残酷です。

洞窟水槽

色ごとに魚を紹介しているコーナーが面白かったです。

パロットファイヤーシクリッドという、ハリポタの呪文みたいなお魚。ブラック代表として紹介されていたのはこちらのお魚。

赤い羽根募金でもらえる羽の黒バージョンにしか見えん。

トロピカル広場

グリーンイグアナのグリコさん。
f:id:iechiko:20241215181543j:image数分見つめ続けて見ましたが、微動だにしませんでした。

ただ、ずーっと目は合ってました。なかなかに艶っぽい視線です。

見た目、体の質感がナイロンぽいんですけど、実際はどうなんでしょう。

爬虫類カフェとか行って、一度確かめてみたいものです。
f:id:iechiko:20241217180531j:image写真スポット。

セイウチ(だよね?)もすっかりクリスマス仕様です。

f:id:iechiko:20241217180620j:image伊勢シーパラダイスを含めて、日本で3か所でしか見ることができないオオアタマガメ
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名前の通り、頭がでかい。
f:id:iechiko:20241217180457j:image一生懸命水面に上がっていく姿が、必死過ぎて可愛い。

やっぱり、頭がでかくて重いから縦に上がっていくの大変なのかな。
f:id:iechiko:20241217180604j:image手足わちゃわちゃさせながら、ようやくちょっとだけ頭を水面に出すことに成功。

おめでとう、オオアタマガメ。どうでもいいけど、君の名前、そのまんま東さんよりそのまんまやね。

ペンギンの森

ペンギンは、10月に日本一の種類が飼育されている「長崎ペンギン水族館」で見分け方を学んだ所です。

iechiko.hatenablog.com

こちらの水族館では、ケープペンギンフンボルトペンギンの2種類のペンギンが飼育されています。

f:id:iechiko:20241217180520j:imageケープペンギンとフンボルトは非常に似ています。

胸の線が細いのがケープ。太いのがフンボルト。あと、フンボルトの方がピンク色の皮膚の色がクチバシ周りまで広がっています。

細いケ(毛)ープと太い(フン)ボルト。と覚えましょう。(覚えやすいか?)

まずはケープペンギン。

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f:id:iechiko:20241215181523j:image続いてフンボルト。
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f:id:iechiko:20241217180528j:image土を掘って巣をつくるのも、フンボルトの特徴のようです。

仲良く並んで可愛いこと。
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めっちゃ近い距離で見れます。しかもガラスケースとかもなし。さすがゼロ距離水族館。

かわいいな、君。ちょっと魚臭いけど。

海獣広場

私が好きな動物ジャンルの一つ。海獣。

テンション高まります。ただし、このエリア屋外なので冬はさっぶいです。f:id:iechiko:20241215181721j:image落ちてたゴマフアザラシたち。

一回でいいので、ゴマフアザラシを抱き枕にして寝たいです。

もしくは、子アザラシをアシベのように小脇に抱えて散歩したいです。


ふぉぉぉっ!!つぶらな瞳でこっち見た。

キュンです。君を小脇に抱えて大阪に持って帰りたいです。
f:id:iechiko:20241217180612j:imageあ、また寝た。添い寝したい。

続いてセイウチ。f:id:iechiko:20241217180616j:image
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f:id:iechiko:20241217180424j:image私の下半身とセイウチの2ショット。
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f:id:iechiko:20241217180647j:imageセイウチ、オスは平均体長3メートル程度あるそうで、生で見るとめっちゃでかいです。

小さいおこちゃまがガチでびびってました。

バンドウイルカ
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f:id:iechiko:20241215181603j:imageボールをお客さんが投げていたのですが、大して興味を持たずスルー。

ですが、この後飼育員さんが来たら、物凄く楽しそうにボールキャッチしていました。

イルカって賢いし、ちゃんと飼育員さんとただの客を判別してるんだろうなー。

f:id:iechiko:20241217180431j:imageツメナシカワウソ。

コツメカワウソは割と色々な水族館で飼育されていますが、ツメナシカワウソは現在こちらの伊勢シーパラダイスと、高知県立のいち動物公園の2か所でしか飼育されていないそうです。

コツメカワウソもシーパラにいます。

コツメカワウソよりも、ツメナシカワウソの方がサイズ大きめ。f:id:iechiko:20241215181520j:imageこんなどっしり感のあるカワウソ、初めて見ました。

君、いい顔してるね。

回遊水槽

こちらの水族館で一番大きな水槽。

文字通り、魚が回遊する姿を鑑賞できます。
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水槽前には、ごろりんホールという場所があり、靴を脱いで寝転んでゴロゴロしながら水槽鑑賞できます。

お子様連れの方を中心に、そこそこ賑わっていたので、水槽の裏側にまわってみると・・・

f:id:iechiko:20241217180502j:imageだーれもいない。

水槽独り占めできました。

アシカ館

いくつかのイベントが開催されている中、時間の都合でちょうど見れたのがこちらのアシカ館で開催される「アシカお食事タイム」

「お食事タイム」という名ではありますが、ちゃんとしたアシカショーでした。
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アシカさん、艶々です。賢いです。

いっぱい食べて、元気に育ってね。

ふれあい魚館
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ここで暮らす生き物たちの餌(アジ)が、ヒーローとして紹介・展示されていました。

切り口、斬新。
f:id:iechiko:20241217180655j:image色とデザインが現代アートみたいだな、といつも思うメガネモチノウオ。
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「嘘ついたら、はりせんぼんのーます。」

の「はりせんぼん」って「針千本」と「ハリセンボン」のどっちなんでしょう。

これを丸呑みも相当きつそうだ・・・・

(調べたら「針千本」が正解だそうです。)
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水族館や動物園で見かける、こういった手書きの説明書きが凄く好きで、1つ1つ読みいっちゃいます。

飼育員さんって、絵上手な人多いですよね。

さかなクンもそうですが、昔から大好きで、愛情持って観察している内にこんな風に上手に描けるようになれるんでしょうか。

f:id:iechiko:20241217180420j:imageこの写真のどこかに、チンアナゴがいます。
f:id:iechiko:20241217180600j:imageあんまり見る事のない、チンアナゴ真上からショット。
f:id:iechiko:20241215181554j:imageきもかわいくて大好き、サラマンダー。
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f:id:iechiko:20241215181706j:image凄い柄!「少しはさまれてみたい」という気持ち、分からなくはない。

タツノオトシゴのくに

冒頭でもご紹介したように、伊勢シーパラダイスはタツノオトシゴの飼育種類日本一!

全国のタツノオトシゴファンなら、周知の事実なのでしょうが、私は全く存じ上げませんでした。
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タツノオトシゴは、英語ではseahorse。海の馬。

総称としては、日本語名で「タツノオトシゴ」ですが、個々の名前は「ウマ」とか「シーホース」という名が付いているみたいです。f:id:iechiko:20241215181531j:image
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ご紹介した以外の種類も飼育されていて、さすが日本一の飼育種類数。

タツノオトシゴをフューチャーしてじっくり鑑賞することなかったので、非常に興味深かったです。解説書きも丁寧で、分かりやすかったし。

タツノオトシゴのくにエリアの前に、休憩スペースがあったのですが、そこの机も水族館仕立てでした。

f:id:iechiko:20241217180446j:imageインベーダーゲームの要領で、エビ入ってます。

f:id:iechiko:20241215181654j:imageウツボテーブルもありました。

拡大鏡が設置されていたので、覗いてみたら・・・
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海のギャングをドアップで見れました。

規模はそれほど大きくない施設ですが、貴重な生き物や海獣が沢山見られて大満足。

帰りは、二見興玉神社に寄って参拝して帰路につきました。

利用案内

  • 入館料:大人2,100円 小人(小中学生)1,000円 幼児(4歳以上)500円 シルバー(65歳以上)2,000円
  • 開館時間・休館日:公式HPにてご確認ください。

      営業時間・アクセス | ゼロ距離水族館 伊勢シーパラダイス ISE Sea Paradise

ise-seaparadise.com

おまけ

水族館に併設するめおと横丁で、本日のおやつ(兼ランチ)を購入。
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ツメナシカワウソに思いを馳せながら、美味しく頂きました。