12月8日(日)にタイトルにもある通り「お伊勢さんマラソン」(大会名長いので略します。)に出場しました。
同日には、奈良マラソンが開催されており、そちらに地元の友達が複数名出場する事が分かったため、「応援行こうかなー」なんて思いながらスケジュール確認したら、自分もレースの予定入れていたっていう。
ちなみに、奈良マラソンは8年前に出走済み。
コースがしんどすぎて、もう2度と出るものか、と誓いました。
ちなみに、人の5倍寒がりなので、真冬はハーフマラソンしか出るものか、と最近決めました。マラソンのシーズン、冬なんですけどね。向いてないね、マラソン。
という事で、今回のお伊勢さんマラソンはハーフマラソンです。
特急「しまかぜ」に乗って、伊勢へ
大阪から伊勢までは、近鉄特急で向かいます。
今回は1泊2日のプチトリップ。
同じ紀伊半島内で完結する近場ではありますが、少しでも旅行気分を上げて行こう!と大阪上本町駅から観光特急「しまかぜ」に乗車しました。
「しまかぜ」は、大阪⇔賢島、京都⇔賢島、名古屋⇔賢島間をそれぞれ1日1便のみ走る列車です。
そのため、チケットもなかなかの人気っぷり。特に土曜日だったこともあり、最初は全部売り切れだったんですが、何度か空席状況見ていると、一人席に空きが出ました。
一度で諦めず、何度かトライすることが大事。
しまかぜは、座席の座り心地が快適です。そして、座席が2&1シートなのでお一人様旅にも向いています。
グループ旅向けの個室もありますし、オリジナルメニューが頂けるカフェ車両もあります。
今回は、カフェ車両には行かず、家から持ってきたビスコをバリムシャ食って伊勢に向かいました。
なお、車窓は山と田んぼ&家々がメイン。奈良の景色は正直見慣れ過ぎていて、個人的には特に「しまかぜからの景色、ふぉぉぉっ!!」とテンションが上がるものではありません。
大阪上本町駅から、伊勢神宮外宮の最寄り駅でもある伊勢市駅までは、約1時間40分。
前日は、この伊勢市駅近くのホテルに宿泊しました。
スタート&ゴールは「三重県営アリーナ」
レース当日、伊勢市駅から近鉄五十鈴川駅まで電車に乗り、そこからは大会のシャトルバスに乗り換え。
正直、駅からは歩いて会場まで行ける大会が理想なのですが、バスはほぼ並ぶことなく乗車できたので、良かったです。
30分弱で会場の三重県営アリーナに到着。
天気は快晴。
ですが、風がそこそこ強いです。正直とっても寒いです。
わずか1か月と10日前に出場した「水戸黄門漫遊マラソン」では、暑さにやられて大失速したというのに。
もはや日本からマラソンに適した季節は消滅したと思われます。
荷物預けスペースのメインアリーナ。
ここに来るまでに使用した更衣室にはコインロッカーもありました。
正直、1泊2日なのにやたら荷物がでかく(寒がりなので、防寒具多数でかさばりまくり。)貴重品等の一部をコインロッカーへ。入りきらない荷物をこちらに預けました。
そして、外がさっむいので、トイレに行ったりしながらギリギリまでここの建物内で過ごしました。
スタート地点の近くに、こういった屋内施設がある大会、冬はホンマに助かります。
じゃないと、数十分間風に吹かれて体凍えます。冷えて一瞬で膀胱もパンパンになります。(レースではなかなか深刻なトイレ問題。)
スタート待機エリア。
真冬レースあるある。
寒さをしのぐため、みんなぴょこぴょこ飛んだり、体揺らしたり、トイレ我慢してる人みたいになりがち。
おかげ横丁も走れる!21キロの旅
大会名にもついている通り、この大会はアテネ五輪女子マラソンで金メダルを獲った野口みずきさんが大会長を務めておられます。
理由は簡単。野口さん、伊勢のご出身なんです。
言うまでもなく、オリンピックで金メダルを獲り、19年間も破られることがなかったマラソン女子日本記録(2時間19分12秒)を出すという偉業を成し遂げられた凄い方。
スタート前の挨拶は、音響がイマイチでほぼ聞き取れなかったのですが、スタート地点でお会いすることができました。
以前、徳島マラソンでもお見かけしたこともありますが、その時と同じ感想。
「野口さん、小柄!!」
ウィキペディア師匠によりますと、身長は150センチ。
この小柄な体で、世界一を獲るなんて、もう尊敬しかありません。
余談ですが、私は2016年3月、野口さんのラストレースとなった「名古屋ウィメンズマラソン」に出場しておりました。
折り返しのコースで、反対側を走るトップランナーを声援や拍手で応援しながら走っていたのですが、野口さんが走って来た際、先頭集団から外れていたにも関わらず、ランナーからの声援が一段と大きくなって、何か勝手に一人で感動したことを覚えています。
同じ女性として一市民ランナーに与えた勇気と感動は、大きなものだったんだなーと思いながら私も声援を送り、ラストレースの雄姿を間近で見れたことを光栄に思いました。
レベルは月とスッポンどころか、月と地核ぐらいの差がありますが。
はい、話をレースに戻します。
この大会のコースで特筆すべきは、10キロ手前で伊勢神宮の内宮近くにある観光スポット・おはらい横丁を爆走できることです。
おかげ横丁の街並みを見ながら、声援を受けて走る体験はとっても楽しくて、途中動画なんか撮りながらも走りました。
21キロの中で、ここが一番テンションが上がりました。
そして、走り終わった後に、まだ半分以上残ってるがな・・・と若干テンション落ちました。
コースは地味にアップダウンがあり、また時折風が吹きつけるため、体力が徐々に削られていくのを感じて走っていました。
恐らく12~3キロ地点だと思うのですが、野口さんが学生時代に練習していたというその名も「野口みずき金メダルロード」というのがありまして、そこの激坂がきつかったー。
さすがメダリストの練習コースです。
でも、そこでは野口さんからの応援と、エイドのドーナツが頂けました。
その場で食べる一口サイズかと思いきや、袋に入った丸々1個のドーナツ渡されたので、ポッケにしまってお家帰ってから食べました。
ハーフという事もあり、足に痛みが出る事はなかったのですが、シンプルに体力が持たず、後半は少々苦戦。
2時間切りはできませんでしたが、平均5分41秒ペースで走り切ることができました。
撃沈した水戸のマラソンに比べたら、まぁ上出来でしょう。
タイムが伸びなかったのは、練習量が足りていない事に加え、この1か月で2キロ増量したのが大きな原因だと思います。
いやね、夏の間になぜか2キロ痩せたんですよ。で、気づいたらここ1か月でその2キロが戻ってたんですよ。
痩せた理由も太った理由も不明なので、(食事量も運動量も、自分的にはほぼ変わっていない。)もうどうしようもないよね。ははは。
参加賞の量は過去一!お土産たっぷりで帰宅
ゴール後、参加賞としてスポーツタオル、赤福(2個入り)、アクエリアス、除菌スプレーに加え、チケットが2枚頂けました。
お伊勢さんチケット500円分と、物産展サンプルチケット複数枚。
会場にはこのように企業ブースが並んでいて、もらったチケットと交換で無料サンプルが頂けます。
私はそれほど早くない&のんびり着替えていたこともあり、行った時には既に無くなっていたサンプルもありましたが、赤・黄・青、それぞれのチケットで計5個のサンプルゲット。
有料の物産展ブースで、500円のチケットが使えたのですが、その場で何か食べるのは寒くて気が引けたし、赤福売り場は長蛇の列だったので、こちらは使わず仕舞いでした。
はい、これらが今大会でゲットした戦利品です。山もり盛沢山。全部無料。
右側のドーナツと、赤福横のラスクは、レース中のエイドでもらったものです。
ちなみに、この写真、五十鈴川駅で大阪行きの特急待ちが40分ぐらい発生したので、時間つぶしのために行ったイオンのトイレで撮りました。
女性用の化粧直しスペースがめっちゃ広かったし、誰もいなかったし、やることなかったし。
ただ、撮影しながら「は!!これって、めっちゃ万引きした人みたいじゃない!?」ってことに気づいて慌ててカバンに直しました。
そもそも、どこで何してんねんって話なんですが。
無事、万引きおばさんに間違われることもなく。近鉄五十鈴川駅に戻り特急に乗車。
帰りは、2階建て車両が連結されているビスタカーで帰ります。
2階建て車両は2階に乗るのが好き。
ということで、2階座席の車両に入ったら誰もいませんでした。
貸し切り、わーい。(次の駅までの一瞬でしたけどね。)
参加賞でもらった伊勢名物といったらこれ!の赤福を食べながら大阪へ帰宅。
久々に赤福食べたけど、やっぱり美味しいねー。
沢山もらった参加賞、レース後に昼ご飯を食べていないこともあり、家に帰ってからほぼ食べ尽くしました。
次回のレースは3月の予定。
増量をここで何とかとどめて、3か月後のフルマラソンに挑みたいと思います。