えちこの旅ブログ

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ペンギンの飼育種類世界一!「長崎ペンギン水族館」|2024年「推し活」旅 第六弾in長崎⑥

長崎旅行4日目。

五島列島を離れ、九州本土へ戻ります。

ジェットフォイルで、中通島から長崎市内へ

有川港7:50発のジェットフォイルに乗船し、九州本土の長崎港に向かいます。

f:id:iechiko:20241105123447j:image有川港への道中、大量のかもめに遭遇しました。

前日の夜「かもめ亭」というお店で夕食を食べたのですが、その時に「かもめの姿、見てないけど、店名にするぐらいだから、この辺にいるのかなー?」という会話をしていました。

いっぱい、いました。
f:id:iechiko:20241105123443j:image朝の有川港ターミナル。

駅とか、空港とか、港とか交通機関の早朝の光景が凄く好きです。
f:id:iechiko:20241105123440j:image有川港からは、九州商船「シープリンセス」号に乗船。
f:id:iechiko:20241105123450j:image船の窓がステンドグラスになっていました。素敵!

長崎港到着は9:33。約1時間40分の船旅で到着しました。

約11年半ぶりの長崎市内上陸!港から長崎駅までは1.2キロ程度。徒歩圏内です。f:id:iechiko:20241105123432j:image以前の長崎駅周辺の様子は、あんまり覚えていないのですが、西九州新幹線開通に伴い、だいぶと開発されているようです。

今もまだ工事中の部分もあり、現在進行形で駅前大開発中って感じでした。
f:id:iechiko:20241105123428j:image
ふらりと入った駅ターミナル前のお土産屋さんにいらっしゃいました。

長崎、目の保養が出来過ぎる。

一度に9種類のペンギンに会える水族館へ行こう!

明日は福山雅治さんのライブで、前乗りしているファンが沢山来ているだろう。(私もその一人。前乗りどころか、前前前乗りぐらいして、離島に行ってましたけど。)

しかも、今日は3連休の初日。市内の有名スポットは恐らく混んでいる。

そして、私も友人も、一通り名所と言われる場所には行ったことがある。

という事で、私たちが選んだ行先は「長崎ペンギン水族館」

名前の通り、ペンギンに特化した水族館で(それ以外の生物も飼育されていますが)タイトルにもあるように、世界で一番多くの種類、9種類ものペンギンを飼育しています。

自然の世界では、もちろんペンギンさんの生息域は各国に点在しているわけで、要はここ以外に、一度に9種類ものペンギンが見られる場所は、世界中どこにも無いわけです。

え、普通に凄くない?

長崎駅からは少し離れており、県営バス「網場・春日車庫前」行きに乗車し、約30分。

「ペンギン水族館前」下車すぐです。

建物の上部にいるペンギンたちへの既視感。自然と頭に流れるあの音楽。

♪ド、ド、ド、ドーンキ ドンキ・ホーテ♪

正直、ドンキのキャラクター、ドンペン君の方が認知度は高いかもしれませんが、歴史はこちらの水族館の方があります。

元々は昭和34年、今の水族館の前身である「長崎水族館」で、捕鯨船で運ばれた4羽のヒゲペンギンを飼育し始めたのが始まりなんだそう。

入口にいたキングペンギン「ぎん吉」

39年9か月と15日間という、世界最長飼育記録のペンギンだそう。

・・・本物のはく製だよね?

さて、こちらで見られる9種類のペンギンさんのご紹介です。

右から、コガタペンギン・ケープペンギン・マゼランペンギン・フンボルトペンギン

ミナミイワトビペンギン・キタイワトビペンギン・ヒゲペンギン・ジェンツーペンギン・キングペンギン

以上、9種類。ちなみに、ペンギンの種類は全部で18種類らしいので、半分のペンギンが見られます。

よく分かるペンギンたちの見分け方。テスト出るよー。

ちなみに、個人的に好きなのはヒゲペンギンです。

こちらの施設の入園料、大人520円というお安さです。近所にあったら、マジで私年パス買って通います。(だって、年間パスポート1,250円。安い!)

水族館で会えるペンギンたち

では、ここからペンギンたちのご紹介です。

1Fの入口入って正面に、水深4メートルの「亜南極ペンギンプール」があります。

ここでは、水中を飛ぶように泳ぐペンギンたちの姿を見ることができます。

沢山ペンギン泳いでいたのに、何故か後で見返したら、ここで撮影した写真はこの1枚のみでした。

泳いでるペンギンって、めっちゃ早くてうまく撮れないんですよ。

泳いでいる時の見分け方。

ペンギン水族館ではありますが、ペンギン以外の生物も飼育されています。

長崎の海を再現した「長崎の海水槽」

このカニの名前が思い出せなくて、3分ぐらいフリーズしてたんですが、やっぱり思い出せませんでした。(フリーズしてるぐらいなら、Googleで調べればいいのに。)

2Fに上がると、1Fで見た「亜南極ペンギンプール」の上層部(?)が見られます。

ペンギンって、どこの水族館で見ても、凄く活発的に動いてる子と、置物と見まがうほど微動だにしない子がいます。こちらは後者の子たち。

これ、静止画で撮っても、動画で撮っても全く変わりません。

換羽期中の子。鳥って、自分の毛で首元にファーを纏えるからいいですね。

私も、自分の毛でやろうかな。(人毛ストールは完全ホラー。)

ペンギン、壁向いて静止しがち。

動いてないのに、何故かずっと見てられる。

いい姿勢です。育ちがいいと思われます。

か、可愛い。・・・飼いたい。

調べてみたところ、ペンギンを一般家庭で飼育することは、一応できるようです。

ただし、ペンギン一体あたり数百万ぐらいするのと、その後の餌代も高く、また飼育環境を整えるのにも結構お金がかかりそうです。

エヴァのペンペンぐらい自立してくれていたら、同居できそうですが。

俺の胸板を見てくれ!と自慢してきたので、撮影させてもらいました。

表情が分からなかったので、ちょっと明るくしてもう1枚撮ってみたら

目、ガン開きでした。

f:id:iechiko:20241109100634j:image胸筋なら俺も負けねぇぜ、とジェンツーペンギンも自慢してくれました。

いい割れ方、してますね。

ペンギン以外でも興味を引いた生き物がいました。
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それがこちら。

プラーブラックという世界最大級の淡水魚で、別名メコンオオナマス。

タイでは「神の使い」と呼ばれている魚だそうです。

見る人、見る人「え?何、この魚?」と思わず口にしてしまうほど、物凄く興味深いお顔立ちをしています。

生態は謎に包まれており、現在絶滅危惧種に指定されているそう。

続いて、屋外エリアへ。

世界で一番小さなペンギン・コガタペンギン。

か・・・・かわいいが過ぎる。

温かいエリアに住むペンギンたちは、屋外で飼育されていました。

フンボルトは、胸の線が1本。マゼランペンギンは2本。

そして、ケープペンギンは、細い胸線が1本です。

この子たち、フンボルト。

この子たち、マゼラン。

この子たち、ケープ。

この方、私の数十年来の推し。

このライブ、行くねん!私、明日行くねん!そのために、長崎来ましてん!

水族館は海の近くに建っており、外に出ると「ふれあいペンギンビーチ」なるものがありました。自然の海でペンギンが泳ぐ姿を観察できる世界初の施設だそう。

もう、この日はふれあいタイムは終わっていたようで、ペンギンたちは海から撤収して帰宅するところでした。

餌やり体験ができたみたいです。餌やり、したかったなー。

水族館の施設としては決して大きくはないですが、何度も言うように9種ものペンギンを一度に見れる貴重な場所。

沢山のペンギンたちに出会い、非常に楽しい時間を過ごすことができました。

利用案内

  • 入館料:一般520円 3歳~中学生310円 3歳未満無料
  • 開館時間:9:00~17:00
  • 休館日:年中無休

penguin-aqua.jp

長崎スタジアムシティ こけら落としライブ

五島列島やペンギンが楽しくて、本来の目的を見失いそうになっていますが、そもそも今回の旅メインは、長崎で開催される福山雅治さんのライブでした。

開催されたのは、10月13日。快晴。

前日に友人とは別れており、この日は朝から宿泊先の諫早で、ホテル周辺を朝ランなどして、諸々整えたあとに再び長崎駅へ。(長崎駅周辺は、ホテルが全く空いてなくて取れなかったんです。)

f:id:iechiko:20241109103838j:image世界新三大夜景の一つにも選ばれている長崎の夜景が見られる、稲佐山。

「約束の丘」という曲があり、ファンにとってはある種聖地でもあります。f:id:iechiko:20241109103830j:imageこちらが、この度完成した「スタジアムシティ」

この施設のこけら落としとして行われたのが、今回開催された福山雅治さんのフリーライブ。フリー、すなわち無料。

約2万5千人の枠に、53万人以上の応募。正直、当たると思いませんでした。

当たりました。しかも、数日前に座席が分かったのですが、アリーナでした。f:id:iechiko:20241109103842j:imageスタジアムだけでなく、ホテルや商業施設も併設されたとても巨大な施設。

あの、テレビ通販でお馴染みの「ジャパネットグループ」が手掛けた施設です。

ジャパネット、すごいっすねー。
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グッズ売り場横にあったFCブース。

アリーナ席の場合、フラットな分、低身長の私にとっては見えにくいというデメリットがあるのですが、それでも何とか頑張って隙間からお姿を拝見することができました。

通常のライブだと、アリーナ席はFC層が大半を占めていると思うのですが、今回は地元の方というか、あまりライブに足を運んだことがない方が多かった印象です。

一応、曲によっては「ここで手拍子!」とか「ここで手を上げて前後に振る!」とかあるのですが、そういうのをやっている方が視界の範囲でほぼいませんでした。

ただ、私の並び列はFC枠だったのか(私含めて、ほぼ一人で参戦していたガチ勢と思しき方々)みんなその曲ごとのフリができていて、物凄い一体感に溢れていました。

後ろから見たら、多分めっちゃ揃ってて、ちょっとしたヲタ芸感出てたと思われる。

でも、初めての方も皆さん凄くノリが良くて、地元長崎の一体感にお邪魔させてもらった感じ。

普段のライブとは違う雰囲気ではありましたが、それもまた新鮮で、とてもとても楽しいひと時でした。
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今年の推し活は、来月の年末ライブを残すのみ。