来年2025年、大阪万博が開催されます。

大阪市内では、公式キャラクターのかわいくない「ミャクミャク」がデザインされたマンホールがあったり、大阪近郊ではラッピング電車が走っていたり、一応「万博ムード」が作り出されています。
果たして関西圏以外では、どれほどこの万博に対する熱が上がっているんでしょうか。
正直、大阪市民である私としては
万博ねぇ・・・税金使うからには成功してくれ。
って感じで(市民の税金も使われてるからね。)
わーい!!身近で万博開催されるぞ!たっのしみ♪
みたいな気持ちは皆無です。周囲も結構そんな感じ。
何だかネットで見る万博のニュースは、ネガティブなものがほとんどですしね。
来年の万博がどうなるかは、その日が来てみないと分かりませんが、今から54年前の1970年にも大阪の地で万博が開催されました。
当時の会場は、現在万博記念公園として整備されており、その中でもシンボル的な存在が、御存じ岡本太郎さん作の太陽の塔。

1975年に永久保存が決定し、公園内に君臨しているこちらの塔、2016年から耐震工事と内部再生が始まり、2018年から一般公開されています。
ずっと行きたかったのに「いつでも行ける所ほど、なかなか行かない」の持論を実行してしまい、経過すること再公開から早6年。
今年の春にようやく内部見学に行くことができました。
前置きが長くなりましたが、今回はこちらの太陽の塔の内部の様子をご紹介したいと思います。
万博記念公園へのアクセス
最寄り駅は、大阪モノレール「万博記念公園」駅または「公園東口」駅
万博記念公園駅の方が、公園中央口には近いです。徒歩5分程度。
万博公園は、入園料がかかります。大人260円。
ただし、太陽の塔のチケットは、入園料とのセットとなっています。
オンラインで太陽の塔チケット購入済の方は、窓口で別途入園チケットを購入する必要はありません。
中央口入ると目の前に、早速堂々たる太陽の姿がお目見え。

(本日、2度目の登場)
太陽の塔見学について
太陽の塔内部を見学する場合、前日までに公式HPから日時予約が必要となるのでご注意ください。
予約するにあたっては、ユーザー登録が必要。
ただし、当日空きがあれば予約なしでも入れるぽかったです。
(予約に関する細かい注意事項などは、公式HPをご確認ください。)
入口は、塔の後ろ側にあります。

ということで、正面からぐるっと背後にまわります。
正面の写真は、色んな媒体に載っていますが、意外と後ろ姿は見かけません。

実は結構ダークです。
塔内の撮影について
スマホやカメラの落下防止のため、塔内は1階部分のみ撮影OK。
ですが、2023年3月より受付でスマホケースのレンタルが始まりました。

1個500円で、公園内にある「EXPO’70パビリオン」と両方の施設で利用できます。
せっかくなら、1階意外でも撮影したい!ということでレンタルしました。

何でこんなに写真ブレブレやねん。。。
撮影しやすいようにだと思いますが、長さは一般的に販売されているスマホケースよりもかなり眺め。
このケースが無い人は、上階で撮影してはいけないのに、私の前を歩いている男性&女性がガンガン、スマホ(ケースなし)とカメラで撮影していました。
私が注意するのもなぁ・・・と思って、でもこういうルールを無視するヤツ大嫌いなので、めっちゃじっとりした軽蔑の視線を送ってやったら、一瞬は気まずそうにしてスマホしまってました。(スタッフの方も気づいて、無線で「撮影している人がいます」みたいな情報共有されていたから、どこかのタイミングで注意は受けたと思われる。)
みんなが気持ちよく楽しく鑑賞できるように、決められたルールは守りましょう!
<地底の太陽>ゾーン
再公開された新生太陽の塔は、二つのゾーンで構成されています。
まずは「地底の太陽ゾーン」
こちらは、
万博当時、太陽の塔の前段に位置していた地下展示「過去:根源の世界」の雰囲気を大観する空間です。
(太陽の塔パンフレットより引用。)



太陽の塔のスケッチ。
元々、太陽の塔が建てられた目的は、地上30メートル上空に架けられていた「大屋根」にテーマ館の観客を運ぶため。
地下展示と空中展示をつなぐエスカレーターが設置された施設として、建てられたんだそうです。
これそのものがメイン施設じゃなかったんだ!という衝撃。


こちらは、万博閉幕後に行方不明になってしまったという仮面「地底の太陽」
2018年に、この展示のために復元されたものです。本物の太陽は、どこに行ってしまったんでしょうか・・・周囲には、世界の仮面や神像が展示されています。
そして、この仮面部分をスクリーンとして、プロジェクションマッピングが行われます。




様々な色に輝く「地底の太陽」を鑑賞した後は、いよいよ太陽の塔の内部へ。
<生命の樹>ゾーン
太陽の胎内(とパンフレットに書かれていた)に入ると、目の前に現れるのが地下から上階へと伸びるオブジェ「生命の樹」です。

高さは41メートルにも及びます。
この1本の長く延びる木の周囲には、単細胞からクロマニョン人まで、進化をたどる33種類、183体もの生き物がデザインされています。
まさに「生命の樹」!!
一番始めの原生類時代のエリアには、太陽中やウミユリ、アメーバなど。


その上を見上げると三葉虫時代。

ここから、樹の周囲を囲う階段を上がりながら、生物の進化を辿ります。
(ちなみに、先述の通り、1970年の万博当時は階段ではなく、エスカレーターが設置されていました。塔の軽量化を図るため、現在は階段に置き換えられたそうです。)
ここから、カメラはしまって、スマホケースに入れたスマホでの撮影開始。
樹の周囲にいる生物の時代は、原生類⇒三葉虫⇒魚類⇒両生類⇒爬虫類⇒哺乳類と進んでいきます。
クラゲと三葉虫。
イカの名は、キルトセラスデクリオという生物らしいです。ハリーポッターの呪文みたい。
どんな生物なのか調べようとネット検索しても、同じように太陽の塔で見たよ!みたいな記事しか出てこんかった・・・
魚類・両生類時代ゾーン突入。
こんな感じで、生き物の紹介パネルがあるので、探しながら見学するのが楽しいです。
なお、受付時に貰える(貰ったのか、自分で取ったのか記憶曖昧。)パンフレットにも、全33種類の生き物紹介されているページがあります。
正直、アートの力強さと、情報量が多いので、1個1個処理していかないとただただ、圧倒されるだけで終わる。
はちゅうるい時代ゾーンへ。



骨だけのやつ、ぷらーんなってる。
樹の周囲をグルっと周りながら上がっていくので、色んな角度から生物が見られて面白いです。
上から、ガン見されていたエダフォサウルス(トサカみたいなのが背中についてる子)を今度は私が見下ろす。
最後の哺乳類時代。マンモス登場。
ネアンデルタール人。壁に写るシルエットが好き。
生命の樹の生物たちを見ながら、両腕を結ぶ回廊まで上がってきました。
塔を外から見た時、顔の位置の横にぴょこっと出ている腕が可愛らしいなーといつも思っていたんですが、その腕の内部も見学できます。
まずは右腕。
当時は、この中にエスカレーターが設置されていて、大屋根へ通じていたそうです。
この中、エスカレーターで通ってみたい!!
左腕には非常階段が設けられています。
岡本太郎さんの作品は、東京にある「岡本太郎記念館」でも拝見したことがあるのですが、この立体構造の作品は迫力が桁違いでした。
最後には、名言が。
まさに、太陽の塔内部は、岡本太郎さんが展開する「領域」でした。
季節ごとの花の名所も行ってみよう
万博公園内には、季節ごとの花スポットがあります。
私が訪れたのは4月22日。ネモフィラと、終わりがけではありましたがポピーが綺麗に咲いていました。








ただ、公園内広大なので、これらの花が咲く「花の丘」エリアまで、太陽の塔から徒歩で15分かかったわ。なかなかに遠かった・・・
7月20日から8月4日までは、「ひまわりフェスタ」が開催中のようです。
利用案内
- 開館時間:10:00~17:00(最終受付16:30)
- 休館日:万博公園に準じる
- 料金(万博公園入園料込み):高校生以上930円 小中学生380円
おまけ

Googleマップで「太陽の塔」検索したら、ちゃんと両腕生えてる!!