えちこの旅ブログ

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【鉄印の旅】いすみ鉄道 大原⇒上総中野(+小湊鉄道 上総中野⇒五井)

この季節に千葉に訪れた一番の理由が、春のいすみ鉄道に乗車したかったから。

線路沿いに菜の花と桜が咲き、その中を走る黄色の車体のいすみ鉄道。春ならではの風景を感じるために乗車したのですが・・・

いすみ鉄道 大原駅から大多喜駅

まずは、宿泊先の千葉駅からJR外房線で約1時間10分かけて、いすみ鉄道の始発駅「大原駅」へ。朝ラッシュとは無縁の車内でのどかな車窓を眺め、大原駅到着。

JRの改札を出たら、すぐ右側にいすみ鉄道の乗り場があります。

乗車するのは10:23 大原駅発 大多喜駅行き

乗車まで40分弱時間があったので、周囲をウロウロ。

外から見た駅舎。

切符券売機。現金のみの対応なので要注意。最近、電子マネーがメインなので、普段あまり現金を持ち歩かないのですが、神社仏閣のお賽銭や御朱印代、地方のローカル線、小さなお店など、旅行先ではまだまだ現金の登場シーンも多いです。

今回私が購入したのは、いすみ鉄道の大原駅から上総中野駅。そして上総中野駅小湊鉄道に乗り替えて、五井駅まで行く『房総横断記念乗車券』

途中下車は可能ですが、一方通行のみで後戻りはできません。

通常料金だと2,170円のところ、横断切符は1,730円。途中下車せず通して乗るだけでも、こちらの切符の方がお得です。私は、鉄印を頂く&大多喜城に行くために大多喜駅で途中下車します。

到着した時には、可愛いシャッターが閉店ガラガラだったお土産屋さんは10時前に開店ガラガラ。

小さな駅の割に、お土産は結構充実していました。
ポスターのような写真を見て、この季節にいすみ鉄道に乗ろう!と思って来たんですが、実際列車と花のコラボ風景というのは、列車の外にいないと見られない訳です。なので、これはベストショットのスポットを知っている撮り鉄さんが見られる景色であって、乗車してる側からは見れないんですよね。分かってはいたんですけどね。えぇ、えぇ。

発車時間25分前には、既に電車到着。
駅で待っている間に、どわどわと団体さんがやってきてどうやらご一緒乗車の模様・・・団体さんがお土産に夢中になっている間に、先に列車に乗り込もう。

車両は菜の花カラー。

そして、こちらは台湾集集線との姉妹提携7周年を記念した台湾ランタン列車「祈福(ちーふー)」<いすみ351>でした。

全面がランタンでラッピングされた車両。

車内もカラフルなランタンで彩られていました。

台湾の十分で私も昔、ランタン飛ばししたことあります。懐かしいな。

久しぶりに台湾、台湾、いきたいわん。

発車する頃には、某ツアー会社「ク〇ブツー〇ズム」の御一行様で車内は満席。

・・・平日なら空いていると睨んで来たのに。

乗客平均年齢推定70歳の列車は、定刻通り10:23に大原駅を出発。いつも思うんですけど、このツアー会社って、年齢層妙に高いですよね。何でだろう。

まぁ、私も将来はこういう風に旅行するかもな・・・と一瞬思いましたが、元来団体行動が苦手なので、多分年を取っても己の体が動く限り、一人でちょこまか動き回るおばあちゃんでいる気がします。ま、旅の楽しみ方は人それぞれですからね。

大多喜駅までの車窓は、所々で線路沿いに咲く菜の花を見ることができました。ただ走ってる車内から車窓の写真は綺麗に撮れなかったので、停車時に1枚だけパチリ。

あと、菜の花は線路沿いに咲いているので、窓から見るには下をのぞき込むようにしないと見れないことが多かったです。加えて、早咲きの桜は散りかけ。ソメイヨシノにはまだ早い。ということで、この先もあまり桜の花は綺麗に見えず。

大原駅から約30分 10時52分に大多喜駅到着。

大多喜にある大多喜城本多忠勝の築城。駅のホームにも忍びを従えた本多忠勝像。

反対側の列車も団体さん(と思われる)がずらり。

いすみ鉄道の鉄印

いすみ鉄道の鉄印は、ここ大多喜駅で頂くことができます。

鉄印の種類は豊富で6種類ぐらいありました。そのうち2種類は季節限定のデザイン。

せっかくなので、春限定のデザインをゲット。

こういう限定印があると、鉄印集めが益々楽しくなります。

大多喜駅発の次の列車は11時18分発というのがあるのですが、それだと上総中野駅から小湊鉄道への接続が悪いため、12時14分大多喜駅発の列車に乗ります。

列車まで1時間強あるため、続100名城に登録された大多喜城へ。その模様は次回。

またもや大混雑の列車で上総中野駅

大多喜城を見学し、駅に戻ってくると駅前にまたまた団体さんがわちゃわちゃ。

・・・春のク〇ブツーリ〇ム祭り・・・

いや、そりゃいすみ鉄道はみんなのものですから。むしろこの団体さんが鉄道会社にとっては重要な収益源です。この人たちがいなければ、列車ガラガラですからね。

平日だからって、のんびりお花眺めて列車旅ができると思ったら大間違い。学習いたしました。

ホームに人いっぱいいるんで、ミラーに映った列車と桜を撮影なんぞしながら、端の方で列車を待ちます。

大原駅からと同様、ほぼ団体専用列車と化した車内。しかも今回はいすみ鉄道のスタッフの方も乗車されており、お花の見どころスポットなどガイドもしておられました。

便乗してガイド聞きながら上総中野駅まで約20分。

いすみ鉄道の終点上総中野駅に到着。ここから、小湊鉄道へ乗り替えます。

乗り換え時間は15分。

小湊鉄道上総中野駅から五井駅

上総中野駅は、なかなか味のある駅。

左がいすみ鉄道。右が小湊鉄道。乗り換えは、ホームを移動するだけ。

団体さんがいない車内はのんびりとした雰囲気で、後半学生さんが乗りこんでくる駅がありましたが、クロスシートに座って車窓を眺めながら1時間15分かけて房総半島を横断しました。
途中、養老渓谷駅で下車して養老渓谷を散策するか、あるいは高滝駅で下車して「市原ぞうの国」に行くことも考えたんですが、天気予報でこの日は雨予報だったため、どこにも寄らず、そのまま五井駅まで一気に乗車。結果的に雨降らなかったから、どこか寄り道しても良かったんですけどね。

五井駅からJR内房線快速&総武線で東京駅まで乗り、東京駅近くにある「サラベス東京店」でパンケーキ&フレンチトースト食べて帰って来ました。

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本日のランチ兼おやつ。

おまけ

チーバ君の正面、こんなんなんだ。