今年、自分の中のお出かけテーマをいくつか設けているのですが、そのうちの2つが
①日本の四季を感じられる景色を見に行く
②お祭りを見に行く
ということで、前回までは『さっぽろ雪まつり』の旅を書いていましたが、今回からは雪積もる札幌から一転、一足早く春を感じられる伊豆の旅です。
大阪から伊豆は思いのほか遠い
東京からだと特急「踊り子」号などでアクセス良好の伊豆ですが、大阪からとなるとなかなかに時間がかかります。
しかも今回、最初の目的地は伊豆急行の最終地点である伊豆急下田駅。
新大阪駅からのぞみで名古屋駅へ。そこからこだまに乗り替えて熱海駅。そして更にJR伊東・伊豆急線に乗り替えて伊豆急下田駅。雪の影響で新幹線が遅れていたこともあり、実に最寄り駅から5時間近くかかって到着。
さらに、さらに、伊豆急下田駅から最初のおまつり会場まではバスで約25分。
札幌や那覇より(時間的に)遠いっす・・・・
みなみの桜と菜の花まつり会場へのアクセス
伊豆と言えばこの時期は、『河津桜まつり』が有名ですが(翌日こちらへも行きました。)河津桜に加え、菜の花畑も楽しめるのが『みなみの桜と菜の花祭り』
2023年は2月1日(水)~3月10日(金)まで開催されています。
先ほどもご説明したように、最寄り駅は伊豆急下田駅。そこから東海バス「下賀茂」方面行に乗車。
菜の花畑はバス停「日野」おまつりの総合案内所がある道の駅「下賀茂温泉 湯の花」はバス停「九条橋」お花見ウォーキングをたっぷりしたい場合はバス停「前原橋」が最寄りとなります。
(南伊豆町観光協会HP掲載「みなみの桜と菜の花まつり」パンフレット)
バスの運転手さんが
桜まつりに行かれる方は、前原橋から桜を見ながら、日野まで行かれるのがおすすめです。歩いて40分程度です。
と乗車中にアナウンスしてくださいました。という訳で、私もこちらのルートで散策。
伊豆急下田駅からバス停「前原橋」までは約25分。運賃660円(2023年2月時点)
今回、私は「東海バスフリーきっぷ(石廊崎・下田2日券)」を購入。(大人2,100円)
移動手段がバスメインの場合お得になる可能性が高いですが、バスの本数が非常に少ない路線もあるため、事前に時刻を調べて、自分が行きたいルートで活用できるかチェックが必要です。
河津桜を見ながらお花見ウォーキング
「みなみの桜と菜の花まつり」は、青野川沿いに800本ほどの河津桜が咲いているため、この川沿いを歩きながらお花見を楽しみます。私が下車した前原橋バス停は青野川の上流側にあたり、そこから下流に向かって歩いていきます。
2月21日時点の開花はこのような感じでした。満開まであと一歩。8分~9分咲きといった感じでしょうか。
川の両端に咲く河津桜。
見たかった景色、これ!
私にとって馴染み深い桜は「ソメイヨシノ」で、こんな沢山の河津桜を見たのは初めて。ソメイヨシノより、ピンクが濃いんですね。
平日の昼過ぎはこのように空いていました。(翌日行った「河津桜まつり」は平日でも混雑していたので、こちらの方がかなり穴場かと。)
役場の屋上を開放してくださっていたので、上ってみました。
沢山の桜が咲き誇る風景は、上から見た方が綺麗かも。
こちらが、みなみの桜の開花基準桜だそうです。何をもって基準とされるんでしょうか?樹齢?場所?
途中川べりに降りたりもしながら、写真撮りつつお花見散歩。お花見と言えば、桜の木の下でお酒飲んで、桜見るという口実で単に飲んで騒ぎたいだけでは・・・?と思う光景が思い浮かびますが、ここでのお花見=桜を見ながらのお散歩という感じ。
単にまだ寒いからなのか、あるいは混雑回避で禁止されているのか・・・?
そう。こんなに桜が咲いており、お天気も晴れ時々曇りではありますが、気温は10度程度。なかなかに冷えます。
それほど出店はありませんでしたが、途中でパンの移動販売車を見つけたのでメロンパンを購入。道の駅のベンチで休憩がてらパンタイム。外サクサクでめっちゃ美味しかったです。
エネルギー補給して、お花見ウォーキング再開。
途中休憩したり、立ち止まって写真撮ったりしながら歩いていたので、前原橋バス停から約1時間かかって菜の花畑に到着しました。
満開の菜の花に囲まれる「元気な百姓達の菜の花畑」
ピンクの河津桜から一転。今度は視界に広がる黄色の菜の花。
河津桜もお初ですが、こんな一面の菜の花畑もお初お目にかかります。この年になっても、まだまだ見たことのない景色が沢山ある。(人混み嫌いゆえ、混雑が避けられない季節のイベントに足を運んでいなかっただけなんですが。)
途中、木の道ができていて菜の花畑の間を歩けるようにもなっています。
元気なお百姓さん、素敵な菜の花畑の景色をありがとうございました。
期間中は毎日18:00~21:00までライトアップもされているようですが、その時間までさすがに時間をここでつぶせないので、春を感じる伊豆のお祭り1か所目はこれにて終了。
おまけ
「日野」ってずっと「ひの」と読んでいたらまさかの「ひんの」でした。
そして、夏には菜の花畑はひまわり畑になるそうです。元気な百姓、めっちゃ楽しませてくれますやん。この景色見るために、また夏も来たくなった・・・(こうして、旅行に行けば行くほど、また行きたい場所がエンドレスに増えていく)