2020年12月、北海道での犬ぞり体験を予約するもコロナ拡大により旅行キャンセル。
2022年2月、さっぽろ雪まつりに行く予定で旅行を計画するも、またまたコロナ拡大でまつり中止。旅行キャンセル。
この2年、冬の北海道旅行にことごとく縁が無かった私。しかし、3度目の正直。2度あるからと言って3度あるとは限らない。
2023年2月。3年越しの冬の北海道を決行することができました。
目的はタイトルにもある通り、この時期に札幌に行くならこれでしょ!!
超絶冷え性人間ですが、防寒対策をしっかりして真冬の札幌楽しんできました。
当たり前だけど、冬の札幌は雪まみれ
今回の旅行は、昨年のうちに飛行機(ピーチ)とホテルをセットでTrip.comというサイトで予約しました。水曜~土曜という平日メインの日程だったからか、雪まつりの会場となる「大通公園」「すすきの」両方に徒歩圏内という立地のホテルながら、航空機往復&ホテル3泊4日で5万ちょいでした。ただ、昨年予約したので、旅行割使えなかったんですけどね・・・
機内から見下ろす北海道。
雪めっちゃ積もってるー
今年は関西でも割と雪が降った日もあったんですが、大阪市内はちょっとパラつくことはあっても積もるまでには至りません。
こんなに大量の雪が積もる場所に行くのは、十数年前にスノボしに(全くできないけど、20代の頃は何度かノリで行ってた)長野に行った以来。
雪国の方にとっては、毎日降り続いてうんざりする景色かもしれませんが、いち観光客の私は無邪気にテンション上がります。すいません。雪かきの一つもせずに楽しむだけで。
とりあえず、お土産も飲食店も大充実の新千歳空港について、まずは海鮮丼。
どんぶり茶屋の「北の幸丼(日替わり汁付き)」(1,500円)
新千歳空港からは、JR「快速エアポート」で札幌駅まで約37分。トランクを持った観光客で車内はいっぱい。半数以上、海外の方という印象でした。
今回のホテルの最寄り駅はすすきの駅。札幌駅から地下鉄に乗り替えることもできますが、私は毎回すすきの駅から札幌駅まで繋がっている地下通路を歩いていました。大体20分弱。
昼過ぎの便だったので、ホテルにチェックインしたのが15時過ぎ。荷物を置いて、防寒対策を施して、早速雪まつり会場の「大通公園」へ。
ちなみに、この旅の為にTHE NORTH FACEのスノーブーツを買い、荷物に入らなかったので大阪からこれ履いて来ました。モコモコ。
雪の上を歩く上での必須アイテムです。中に分厚い靴下を履くことを考慮し、大きめ(25センチ)なので足のボリューム感半端ない。モコモコ。
でも、これめっちゃ良かったです。靴用カイロも持って来ていたんですが、1度も出番がないほど雪の上でも暖かい。(私はムートンブーツ履いていても足先が冷えるほどの重度の冷え性)靴底も滑りにくい仕様になっています。
でも、実はこの雪まつり会場で、1回だけおもいっきり滑って尻もちつきました。
無言で滑って、無言で立ち上がって、無言で何事もなかったかのごとく歩きました。(周りのあちこちで小さく「あら」って聞こえて恥ずかしすぎたから、逆に無言でやり過ごしてやったわ。どや。)←逆に怖いわ。
スノーブーツだからって、雪に慣れない観光客は油断禁物です。
大通会場の雪像紹介
2023年の雪まつりは2月4日(土)~11日(土)までの期間「大通会場」と「すすきの会場」の2か所で開催されました。
今年で73回目の歴史あるお祭りですが、コロナの影響でここ2年は開催がされず、今年3年ぶりの開催となりました。
雪像が並ぶ「大通会場」は大通公園のうち「西1丁目」から「西10丁目」までが雪まつりの会場。
混雑回避の為、北大通は東から西へ(1丁目→10丁目)。南大通は西から東へ(10丁目→1丁目)に向かって歩く一方通行となっていました。雪像のエリアは特に規制がなかったので、北大通から南大通へ(またはその逆)雪像エリアを横断して自由に通行することは可能でした。
私は、10丁目→1丁目の順で歩いたのですが、ここでは数字順通り、1丁目から10丁目の順で雪像をご紹介していきます。外の暗さがどんどん明るくなるので、そこはご了承ください。
大通会場1丁目
札幌のシンボルの一つ「さっぽろテレビ塔」がある西1丁目。こちらにはカーリング体験施設がありました。
わークリスマスツリーだー
って何の疑問も持たずに写真撮ってたけど、とっくにクリスマス終わってるよね。脳みそ冷えて思考できてなかったわ。
せっかくの機会だし、とテレビ塔に上って上からの景色も眺めました。その模様は次回。
大通会場2丁目
さっぽろ雪まつりで生まれた初音ミクの雪バージョン「雪ミク」
グッズ販売もされており、また毎時55分と25分には、音と光のスペシャルショーがこちらの雪像では行われていました。時間合わず、こちらのショーは見ていません。
スノーオブジェコンテスト
北海道の高校の美術部生徒さんによる、雪像が複数展示されているコーナー。
札幌市長賞受賞作品がこちら。この絶妙なクマの表情が好き。一部しか紹介していませんが、どれもこれも素敵な作品でした。
大通会場3丁目
「市民の広場」と題されたこちらのエリアでは、市民の皆さんによる雪像がずらりと並んでいました。
こちらも一部のご紹介。札幌市民の皆さんは、子供の頃に雪像製作を習うんでしょうか?みんな、うますぎん?市民作品は、シマエナガとちいかわ、あとSPY×FAMILYのアーニャが人気のモチーフという感じでした。個人的には猪木が好きです。ボンバイエ
大通会場4丁目
雪まつりパンフレットによりますと、7200万年前の北海道にティラノサウルスが生存していたそうです。そして、北海道むかわ町から全身骨格化石が発掘された日本初の大型植物食恐竜「カムイサウルス」この2頭の共演が雪像で表現された作品がこちら。
雪像なのに、恐竜の筋肉が躍動している感じが物凄く伝わってきます。ティラノサウルスの歯とか、何で欠けないの?溶けないの?細かいディテールにまで、じっくり目を凝らして見てしまう作品でした。
頭、がぶりっちょ。
大通会場5丁目
疾走するサラブレッドの躍動感がみなぎる作品。馬の筋肉が美しい。(動物の筋肉フェチな人)
こちらの作品は、17:30~21:45の間毎日プロジェクションマッピングが開催されます。上映間隔はパンフレットには載っていなかったんですが、大体15分~20分おき?ぐらいにはやっていたような・・・
雪像がアニメーションのように見えるカッコいい映像でした。
大通会場6丁目
小雪像の「遊戯王」があったんですが、撮影してなかった・・・(遊戯王、名前は知ってるけど世代じゃないもんで。)
その他、物販の建物もありました。
大通会場7丁目
大雪像「すべての医療従事者に感謝を込めて~フローレンス・ナイチンゲールの偉業を偲ぶ~エンブリー荘」
クリミア戦争に派遣され「ランプの貴婦人」と呼ばれたナイチンゲール家が、別荘として冬を過ごしていたエンブリー荘。いまは学校として使われているそうです。
3年ぶりに雪まつりが開催できるのも、パンデミックと闘ってくださっている医療従事者の方たちのお陰という感謝の気持ちを込めて、こちらの雪像が造られています。
虹色のライトアップ。
同じく虹色にライトアップされていたのは、中雪像の「五等分の花嫁」
ポストカードもらいました。見たことないんですけどね、この作品。(名前だけは知っている)
「僕のヒーローアカデミア」の中雪像もありました。こちらも見たことないんでキャラ名まで分からなくて「何か、見たことあるな」という感想しか抱けず・・・
8丁目~10丁目は後編に続く。
おまけ
4丁目と5丁目の間に、雪だるま大量発生してた。