フクギ並木&備瀬海岸を散策後、海洋博公園へ。
前日は美ら海水族館にしか行かなかったので、この日はそれ以外の施設を訪れました。
美ら海水族館の記事はこちら。
海洋博公園内にある「マナティー館」「ウミガメ館」「イルカラグーン」「オキちゃん劇場」の4つの施設は、何と入場料が無料!水族館に入らなくても、この施設だけを無料見学可能です。運営維持費、どうなってんの?
- マナティー館
- ウミガメ館
- イルカラグーン
- オキちゃん劇場(イルカショー)
- 利用案内(マナティー館・ウミガメ館・イルカラグーン・オキちゃん劇場)
- 海洋文化館
- 海洋文化館利用案内
- 沖縄の夕日に黄昏る
- おまけ
マナティー館
フクギ並木から海洋博公園までは徒歩で20分程度。まずは「マナティー館」へ。
途中、有名なエメラルドビーチを遠目に鑑賞。
マナティー館。
こちらのマナティー館では、アメリカマナティーが4頭飼育されています。
入ってすぐ大水槽があり、そこにまず2頭のマナティー。
絶賛お食事中でした。
おてて使って食べてる!めっちゃ可愛い!!
おててで体支えて食べてる!!めっちゃ可愛い!!!
この水槽には2021年6月16日に生まれた雄の「キュウ」と、お母さんの「マヤ」が暮らしています。説明書きによると、キュウくんはお母さんが大好きな甘えん坊なんだって。可愛すぎる。
お母さんマナティーのマヤの体長は309センチ。体重596キロ。メキシコ合衆国から寄贈されたため古代「マヤ文明」にちなんで、一般募集によりこの名前になったそうです。
お母さんに比べたら、子供のキュウはまだまだとっても小さい。
でも一生懸命餌のレタスを頬張っています。
沢山食べて大きくなるんだよー
隣の女性が
やばい、可愛すぎてこれ永遠に見てられる
って仰ってたんですが、激しく同意。私カメラの静止画&動画を撮りまくりながら、15分ぐらいずーっと親子のお食事シーン見ていました。
「この女、いつまでおんねん。」(マヤ、心の声)
生まれて間もないキュウちゃん。可愛い。さっきから可愛いしか言ってないけど、それしかない。
キュウちゃんの成長記録を、まるで我が子のように愛情持って眺めるおばさん。
ちなみに私、かれこれ6年前にアメリカのフロリダで自然のマナティーと泳いだことあります。この時も親子マナティーに遭遇。
野生マナティーは、もっと肌に藻?みたいなのが付着していてベスト着てるみたいでした。間近に人間がいても平然としているぐらい温和な生き物。
マナティーは海牛類に属し、この海牛類は「ジュゴン科」と「マナティー科」に分類されます。
現存しているのは「ジュゴン科」ではジュゴンのみ。「マナティー科」ではアメリカマナティー・アフリカマナティー・アマゾンマナティーの3種がいます。
お隣の水槽には、雄の「琉(りゅう)」と雌の「ユマ」の2頭がいます。琉はキュウのお父さん。お父さんと子供合わせて「りゅうきゅう」ってなるように名前が付けられたんだそうです。なるほど!
首、どこやってん。
「あ、ちょっと前すんません。」
中におっさん入っているとしか思えない。
愛くるしすぎるマナティー館をあとに、続いてウミガメ館へ。
ウミガメ館
沖縄近海に生息しているウミガメが飼育されています。
左から「タイマイ」「アカウミガメ」「アオウミガメ」「ヒメウミガメ」見分け方書いてくれていますが、難しい。最後の3つはもう早口言葉みたいになってもうてます。
この子は別水槽にいたクロウミガメ。
上から餌やりができるので、餌のあるところにみんな集まり全然私の近くに来てくれない・・・ということで、地階の観覧室へ移動。
えーっと・・・どれが何の種類か分からないからみんなまとめて
おーい、クラッシュー!
(ディズニーの人気アトラクション「タートルトーク」でお馴染みのカメ、クラッシュはアオウミガメだそうです。)
「お前らー最高だぜー」
(確かこの子はクロウミガメ)
イルカラグーン
沢山のクラッシュたちにお別れし、続いてイルカラグーンへ。
イルカは昨年、小笠原諸島でウォッチング&スイミングを堪能しましたが、ここではその時見なかったオキゴンドウという種類のイルカがいます。真っ黒いから昔この種類のことを、小さいクジラだと思っていました。
というか、そもそもイルカとクジラは単に大きさの違いで分けているだけ。正確に言うと「イルカはクジラ」なので、オキゴンドウをクジラと思っていたことは間違いではなかったってことですね。
なおこちらのラグーンでは、イルカに餌をあげる体験(有料)もできます。時間が決まっていて、餌代は1回500円。私は体験していませんが、間近でイルカを観察できるいい体験になると思います。
オキちゃん劇場(イルカショー)
イルカラグーンの隣にある屋外ステージでは、1日5回(10:30、11:30、13:00、15:00、17:00)イルカショーが行われます。
オキちゃん劇場(2022年4月29日よりオキちゃん劇場で再開) | オキちゃん劇場・周辺施設 | 各施設紹介 | 海洋博公園 Official Site
私は15時の回を見ました。30分前にステージ覗いたら、既にお客さんが結構入っていたので早めに席を取っておくことに。開演前にはほぼ満員。平日でこれってことは、オンシーズンの休日はかなり人が多くなるのかもしれません。ただ、周りはほとんど海外の観光客の方で、韓国語と中国語しか聞こえてきませんでした。むしろ私が海外観光客の気分。
ショーが近づくと、Creepy Nutsの「のびしろ」が流れたんですが、何度もリピート再生されるんでしばらく頭から離れなくなった・・・この曲、テーマソングなんかな?
イルカショーはクオリティはもちろん素晴らしく、マジでこれ無料で見ていいの?っていうぐらい楽しかったです。
こう見ると、イルカってクジラなんだなと思う。
このオキゴンドウのゴンちゃんは飼育40年目で世界最長記録更新中。そんなゴンちゃんをお祝いしてお客さんみんなでカチャーシーを踊りました。
イルカがジャンプする度にお客さんから歓声が上がります。うん、のびしろしかないわ。
利用案内(マナティー館・ウミガメ館・イルカラグーン・オキちゃん劇場)
- 開館時間
①通常期:8:30~17:30
②繁忙期(春休み・GW・夏休み・冬休み):8:30~19:00
- 入館料:無料
無料でたっぷり楽しみ過ぎて、何だか申し訳なくなってきました。イルカさんに至ってはあんなに人間を楽しませるために飛んでくれたのに。餌代とか心づけ入れる箱あったら入れますけど、マジで。
オキちゃん劇場から中央ゲートへと繋がる階段。
上って振り返ると伊江島が綺麗に見えました。
海洋文化館
最後にもう1か所、行った場所が「海洋文化館」こちらは有料で大人190円。
こちらに入館した一番の目的がプラネタリウム。190円でプラネタリウム見れるってめっちゃ安くないですかい?国営やから国からの予算出てるんかな?とか無邪気に生き物見る一方で、現実的な事を考えてしまう。だって大人だもん。
「海洋」と名がついている通り、沖縄だけではなく太平洋地域の国々の文化や歴史が紹介された施設でした。ミクロネシアの島々の文化や、航海で使われている船の展示も沢山あって、なかなか見ごたえありました。
プラネタリウムでは看板にある「星の旅 世界編」を鑑賞。海外星空の綺麗な地域が紹介されて、海外旅行に行きたくなると同時に、あまりの心地よさにうっかりウトウト・・・
そもそも人が少なかったんですが、プラネタリウム鑑賞後、他の方みんな帰っちゃったみたいで、気づけば客は私一人。気まずくて閉館時間ちょっと早めに退出しました。
海洋文化館利用案内
- 開館時間
①夏期(3月~9月):8:30~19:00
②通常期(10月~2月):8:30~17:30
- 入館料:大人(高校生以上)190円 小中学生無料
- 休館日:12月第1水曜日とその翌日
沖縄の夕日に黄昏る
海洋文化館を出たのが17時半前。海洋博公園内に「夕陽の広場」という展望スポットがあったんですが、ホテルとは反対側だったので、そちらへは行かずマナティー館横で夕日鑑賞。
沖縄2日目の旅終了。
おまけ
この日の夜はコンビニご飯
冬の沖縄炭水化物祭り(沖縄っぽいものを撮影しているので、実際は別途野菜サラダなんかも買ってたべています。)