前回、口内炎が痛いと言いましたが、もう一つ今私を悩ませているもの。
それが足の指のしもやけ。足の指の半分、すなわち5本にしもやけできています。かゆい。大阪市内でこんな状態なのに、私、来年真冬の北海道に行こうとしています。マジで凍傷になるんじゃなかろうか・・・
栃木旅最終日。鬼怒川温泉で温泉つかって、温泉街ブラ散歩して半日ほど過ごした後、下今市駅に戻り、リバティけごんに乗車して東京→大阪へ帰ります。
SL大樹に乗ってみよう!
鬼怒川温泉駅から下今市駅までは、先ほど転車台で見た『SL大樹』に乗って帰ります。
転車台で回転するSL大樹
SL大樹は、下今市駅⇔鬼怒川温泉駅の12.4キロの区間を約35分で走行します。
また、下今市駅⇔日光駅の7.1キロを約20分で走行する『SL大樹ふたら』という列車もあります。
そして、SL大樹の他に『DL大樹』という列車も運行しており、これらの列車の運行ダイヤは日によって変わるので、詳細は東武鉄道SL大樹のHPにてご確認ください。
私が乗るのは鬼怒川温泉駅15:37発の『SL大樹』6号。
SL大樹への乗車には運賃の他に、座席指定料金が別途必要となります。鬼怒川温泉駅⇔下今市駅間は大人760円。
乗車1か月前の午前9時から前日まで、インターネットもしくは電話にて予約可能。
私は2日前にネット購入しました。私の予測ですが、下今市駅から鬼怒川温泉駅に向けて乗車する方、もしくは鬼怒川温泉宿のチェックアウト後、乗って帰る方が多いのではないかと思います。
夕方の中途半端な時間に、下今市駅に向けて乗る時間帯だったので、意外とギリギリでも空いていたのかもしれません。
SL大樹は5周年だそう。
SL大樹の車両
SL大樹は、蒸気機関車が客車3両を引っ張る列車です。客車に加え、車掌車とディーゼル機関車を含んだ全6両編成。ホームに行くと、既に客車が止まっていました。
客車はJR四国から譲渡された車両。
電車の詳しい知識は持ち合わせていませんが、写真を撮りまくって完全にわか鉄オタと化しています。(本当の鉄道好きの人からしたら、画角とかも下手過ぎて目も当てられないんだろうけど。)
3号車と2号車の間には展望車があります。私、指定された座席は荷物用と化し、35分間ほぼここにいました。
到着したときから気になってたんです。小学四年生限定?何、これ?
車掌車とともに、蒸気機関車がやってきました。ここで客車との連携が行われます。
先ほど、転車台でお目にかかりました。2時間ぶりです!覚えてますか?
今回乗車する『C11形 207』は、1941年の製造で、長期間北海道で運行されていました。濃霧対策用に車両正面左右に前照灯が特徴で、通称「カニ目」と呼ばれています。
一旦廃車となるも、2000年に『SLニセコ号』や『SL冬の湿原号』として復活。
その後、東武鉄道が2017年に借り受けて、現在『SL大樹』として運航しています。
また、他にも3日前に鉄印をもらいに行った真岡鐡道から譲渡された『C11形 325号』も運行しているそうです。
真岡鐡道 鉄印旅の記事はこちら。
こちらの車掌車は、JR西日本からの譲渡。
SL大樹は、様々な鉄道会社から譲渡・貸与された、かつてSL時代に使われていた車両で運行されています。
鉄道のSDGsやー
車内はこんな感じ。やはりちょっと古い感じがする内装。
展望車から車窓を楽しむ35分
座席に着いて、ひとまず荷物だけ置いて早速展望車へ。そこそこの込み具合で座る場所はありませんでしたが、手すり側にスペースを確保し、車窓を楽しみます。
車内では、スタッフの方が沿線の見どころなどを案内放送してくださいます。
乗車記念証頂けました。夕日バックのSL大樹、格好いい!
途中、蒸気を出すとガラスのない展望車では、音と匂いをより強く感じることができます。
車窓、もわんもわん。
夕暮れの景色も素敵ですが、このSL大樹に乗っていると、沿線にいる地域の方が沢山手を振ってくださいます。
こちらからもみんなで手を振り返して、ひと時の交流。
普段電車に乗ってて、たまーに小さいお子さんが手を振っていることはありますが、こんな風に大人も子供もみんなが手を振ってくれる体験ってなかなかないですよね。
ちょっと有名人になった気持ちです。
このイルミネーション凄かった。多分お手製ですよね、これ。
たまーに車内に入ったときは、自分の座席はあるんですが、後方にある空いている座席の景色が見やすい所に座って写真撮らせてもらいました。
自動車教習所からもメッセージ。後半切れてしまっていますが
「歓迎!SL「大樹」」「Youは何しに日光へ?」「免許取るため?」「列車の運行は教えられません」だそうです。
16:14 下今市駅到着。人生初の蒸気機関車乗車。あっという間の35分でした。
日本全国、SLが走行している路線はあるので、他にも乘ってみたい!と思える楽しい体験でした。
おまけ
このあと、下今市駅のコインロッカーに預けていた荷物をピックアップして、「リバティけごん」で下今市駅→北千住。
北千住から東京までJR常磐線に乗り、新幹線に乗り換えて大阪へ帰りました。
『リバティけごん』SL乗ったあとやと、近未来感半端ないな。