えちこの旅ブログ

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【御船印の旅】名門大洋フェリー「フェリーおおさかⅡ」(新門司港→大阪南港)

福岡マラソン出場翌日、小倉城門司港周辺観光をし、大阪へ帰ります。

大阪から福岡へは飛行機で来ましたが、帰りは最近突如お気に入りの交通手段となった船に乗って帰ります。

出発の港を勘違いするというポンコツミスを犯しながらも、寸前でその間違いに気づいたので無事にフェリーには乗ることができました。

何が起こったのかは前回の記事にて。

iechiko.hatenablog.com

名門大洋フェリーについて

スケジュール

今回乗船したのは、名門大洋フェリー

北九州「新門司港「大阪南港」を結ぶフェリーです。

それぞれの港発着のフェリーを1日2便運航しています。

新門司→大阪南港の時間は下記2便(2022年12月時点での時間です。)

1便 17:00発→翌日5:30着

2便 19:50発→翌日8:30着

私は、最初に出航する17時発のフェリーに乗船しました。

翌日、午後から用事があったので大阪に帰ってきたのですが、それなら2便目でも時間に余裕あるし、なんならそっちの方が福岡で観光できる時間も増える。

でも、大阪に帰って来る時間がちょうど通勤ラッシュ時間に相当し、混雑してる電車にコロコロ乗せるの邪魔やしな、と。(出張なら仕方ないけど、個人的旅行ででかい荷物を持って、通勤時間に乗り込むのを申し訳ないと思ってる。)

あと、下記にも記載していますが、17:00発の方が割引率が高かったのも理由。

運賃

事前にHPで予約をすると、WEB割が効いて30%オフになります。

(19:50発は20%オフ。また繁忙期には割引率が変わります。)

さらに、2022年12月15日まで「ツーリストにノリーナ割引」というキャンペーンが行われており、客室「ツーリスト」の予約だと最大40%オフに。(徒歩客限定)

こちらのキャンペーンは、2022年12月16日~2023年3月31日まで「ツーリストにノリーナ割引プラス」という名前で継続のようです。

今回、私は「ツーリスト(レディース)」を予約したので、この割引が適用され運賃は5,430円でした。

割引プラン等、詳細はHPをご確認ください。

www.cityline.co.jp

門司港までのアクセス

1便・2便とも出航に合わせて、JR小倉駅とJR門司駅を発着とする無料送迎バスが出ています。特に予約は必要ありません。

門司駅の「大里赤煉瓦タウン口」を出た側にある駐輪場前が乗り場。

既に数人待っている方がいたのですぐ分かりました。

門司駅からフェリー乗り場までは20分。

16:00に門司駅を出て、乗り場に着いたのは16:20。予約確認書を印刷してきていたので、そのまま乗船口へと進みます。

フェリーおおさかⅡの船内

フェリー乗り場にあった模型。

今回乗船した「フェリーおおさかⅡ」は、総トン数14,920トン。旅客定員713名。

フェリー全体を外から撮ることができなかったので、乗り場建物のガラス超しに撮影。

妙にレトロ調な写真に仕上がった。昭和感あるな、なんか。

名門大洋フェリーはこのカモメちゃんがキャラクターなのかな?

客室ツーリスト

先述した通り、私が予約した客室は「ツーリスト」

共有2段ベッドの客室タイプ。個室ではないけれど、ベッドに付いているカーテン閉めたらプライベートスペースは確保できるお部屋です。

前回、小笠原諸島の旅24時間でもこのタイプの部屋で快適に過ごせたので、これで十分かなと今回も同タイプにしました。

ベッドスペースに入る部屋自体にもドアが付いていて、レディースルームは番号式のキーまで付いていました。ただ、これが割と桁数多い&数字とアルファベットのため、なかなか覚えられない・・・

インフォメーションでキーナンバーが書かれた紙がもらえるので、それをスマホで写真撮っておけばいいと思います。(常にスマホ持ち歩くことが前提ですが)

ベッドは2段ですが、上と下で出入りする側が逆なので、上の人と「こんにちわ!」することはなし。今回お隣空席だったので、実質このスペースを一人で使うことができました。

敷き布団と掛け布団に枕が装備されています。

敷き布団はそこまでペラペラじゃないと思ったんですが、やはり寝て起きたら体痛かった・・・

ラソン後の体には少々きつかったです。(マラソン後じゃなかったらまだマシだったと思う。)

ただ、寝る時に限らず乗ってから下りるまで終始ですが、瀬戸内海を航行しているため揺れをまるで感じません。もはや電車よりも揺れてなかったかも。快適過ぎる。

枕元にはライト&コンセント。そして便利なミラーとちょっとした小物置き。

ミラーはレディースルームならではなのかな?

カーテンは上から下におろすタイプ。

横に引くカーテンよりも、隙間ができないのが嬉しい。

船旅初心者で、比較対象が前回乗った「おがさわら丸」しかないのですが、そちらより全体的に細かい点が高ポイントです。

共有スペース

フェリーは8Fまであります。といっても、乗客が行き来できる一番下の階が6Fなので、移動自体は実質3階建てみたいなもん。

共有施設には「案内所」「レストラン」「売店」「展望浴室」があります。

それぞれの営業時間は下記の通り。

展望ラウンジ

7Fにある展望ラウンジ。ソファ前に大きな窓があり、外の景色を眺めることができます。

夕方、ちょっと外に出てたんですがこの時期は既に寒くてすぐに船内へ。

ここで夕方&夜にぼんやりお外見て過ごしてました。

案内所や売店、レンストランへ繋がるエントランスホール。

レストラン。今回利用はしませんでした。

1便は夕食バイキング(大人1,600円)と軽朝食(大人300円)がいただけます。

1便に限り、夕食バイキングを利用した方は軽朝食無料サービスのキャンペーンが、2023年3月31日まで行われているようです。

1便って5:30に南港着なので、5時前に朝ごはん食べることになるんですよね。

めっちゃ早すぎ&昼ご飯が遅くてバイキングでモリモリ食べるほどお腹空いていなかったので、売店でパン買ってそれを夜ご飯にしました。

ゲームコーナー。スロット打ってる人を1回だけ見かけました。

UFOキャッチャー、ミニオン多め。

女性用パウダールーム。港着いて家帰るだけの人は

はえーし、もうメイクいいや

ってなるかもしれませんが、

今から大阪でバリバリ観光するでー!ユニバ行くでー!タコ焼き&お好み焼き&串カツしばくでー!

って女子はバッチリメイクしたいですよね。

そんな女子にはありがたい施設。誰も使ってなかったんで、一旦帰るだけですがメイクするのに使わせてもらいました。(午後から出かける用事はあったんで。)

あと、嬉しかったのがシャワーだけではなく、浴室がついていたこと。

「展望浴室」なのに、残念ながら既に外は真っ暗で何も見えませんでしたが。

ちょうど夜ご飯時間に利用したので、誰もいなくて貸し切りでした。

フェリーおおさかⅡからの景色

船旅と言えば、デッキから見る大海原が楽しみの一つ。

出航後、8Fの屋外展望デッキに上がってみました。

ちょうど夕焼け。

さようなら。九州。また来ます。

北九州空港。ってか、そんな空港あるの初めて知りました・・・

景色を見るために外に出ていた人はわずか。

11月の船旅、寒いわ。5分と経たずに私も船内へ退散。

フェリーおおさかⅡは瀬戸内海を走るため、来島海峡大橋「瀬戸大橋」「明石海峡大橋3つの橋をくぐります。

それぞれの橋の、通過予定時刻もお知らせしてくれています。

瀬戸大橋は真夜中だし寝てるな。来島海峡大橋は見れるかな。早起きしたら明石海峡大橋も見れるかも。ライトアップした橋を真下から見れるなんて滅多にないチャンス!

なんて思ってたんですが、22時過ぎに就寝したので「来島海峡大橋」見れず。

翌日4時に起きたものの、顔洗って最低限の準備整えてたら、デッキ出たときにはもう「明石海峡大橋」通過したあと・・・

何やってんだい

早朝でも輝く神戸の夜景。(早朝景?)

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ちなみに朝4時過ぎのデッキ、極寒。メガシャキの何倍も目覚め効果ありです。

マジで一気に目が覚めました。

フェリーおおさかⅡの御船印

船内の売店にて購入可能。

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就航7周年記念の御船印です。

www.cityline.co.jp

おまけ

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福岡で宿泊していたホテルの壁に貼ってあった「スラムダンク」のポスター。

「バスケがしたいです」と生涯で一度も言った事がない球技音痴ですが、スラダン愛読者です。

一番好きなキャラは「小暮くん」(スタメンちゃうからここにおらんけど)

例え秀でた才能がなくても、努力を積み重ねていればきちんと結果は出せるんだってことを教えてくれました。

陵南戦のシーン、何度読んでも泣けるわー