えちこの旅ブログ

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【100名城】No.5 根城(青森)

あれ?今年の梅雨明けってまだだったっけ?と思うようなお天気が続いています。

気候変動により、そもそも「梅雨」という概念も今までとは変わってくるのかもしれませんね。知らんけど。

 

今回は、青森県の根城をご紹介。前回の松前城のあと新幹線で青森県に入り、翌日訪問したお城です。

根城って、おそらく100名城スタンプ集めてる方か、お城や歴史に詳しい方じゃないと聞いたこともない城なのではないかと思います。

私も100名城の本で初めて知りました。

そんなTHE観光地ではないお城は、どんなところか行ってみないと分からないことだらけなのでわくわくします。

訪問日:2016年10月19日

根城へのアクセス

JR八戸駅から南部バスで約15分「博物館前」下車 徒歩約5分

根城の歴史

根城南北朝時代(1334年)、南部師行(もろゆき)によって築城されました。

南部氏はこの時代、東北地方の秋田県比内、角舘地方、岩手県閉伊、遠野地方まで勢力を伸ばしていました。

豊臣秀吉時代、根城南部氏が遠野地方に領地替えとなったことに伴い、廃城。

築城から廃城までの約300年間、一度も落城しなかった城だそうです。

数少ない中世城郭の様子を伝える城として貴重なお城です。

城の遺構

根城の広場(無料エリア)

奥にある主殿復元エリア(本丸)以外は、無料で入れます。

 

堀跡

芝生と桜の木が整備されていて、地元のお花見スポットなのかなーとか思いながら城内をてくてく。

中館跡

遺跡全体模型

ひろびーろしてます。一目瞭然。人、いません。

この柵の向こうが復元された主殿。ここから向こうは有料ゾーンになります。

博物館との共通券があったので、それを購入しました。

本丸エリア

南部氏の支配地域。東北で大きな力を持っていたことが分かります。

納屋

当主が来客対応したり、儀式に使われたとされる主殿

微動だにしない無機質な馬がつながれていました。

中に入れたので、誰にも呼ばれてないけどお邪魔してみることに。

こんにちわー

どなたかいらっしゃいませんかー

大阪から勝手に参りましたー

突如、先客発見。

先客、だいぶ発見。

ずらー

・・・なんでこういうとこにいる人形は、顔がまっちらけなんでしょうか。

ホンマに急に顔白い人いっぱい出てくるから怖いねん。

加えて、こちらの主殿、所々部屋の前に立つと突然説明ガイダンスが流れ出します。

人が全然いない中、急に声が出てくると心底びっくりします。やめてくれ。

再び外に出ます。

来客用の馬を繋いでいたとされる中馬屋。

さっきの顔白い人が乗ってきた馬たち。馬はちゃんと馬色。(馬色て何色)

と思ったら、何か見たことない色の馬いた。

お目め超ぱちくり。

何だろう。この妙に突っ込みどころ満載な感じは・・・私がそういう目線で見ているだけか?

祭壇跡?とされているところ。

常御殿

奥御殿

復元エリアを一通り見たあとは、城の横にある八戸市博物館へ。

利用案内

  • 入館料 

   史跡根城の広場(本丸のみ有料):大人250円 高・大学生150円 小・中50円

   根城の広場/博物館共通券:大人400円 高・大学生240円 小・中80円

  • 営業時間:9:00~17:00(入館受付16時30分まで)
  • 休館日:月曜日、祝日の翌日(土・日曜日の時は開館) 年末年始(12月27日~1月4日)

visithachinohe.com

八戸博物館

博物館前には築城者 南部師行氏の像。

博物館には、考古時代の展示もあります。

縄文土器が沢山あるあたり、やはり青森だからでしょうか。

青森といえば、縄文時代の代表遺跡、三内丸山遺跡が有名ですもんね。

iechiko.hatenablog.com

土器もいいんですが、再現マネキンがここでも気になる存在。

タイトル 「あぁ、無情」

犬、どこ見てんねん。

 

そして、民族展示エリアには

アンパンマンベイビーがいました。

もしや、ジャムおじさんに作られたアンパンマンはベイビーの状態で、数年間バタコさんが育てていたという裏設定が・・・

時折突っ込みながら歴史が学べる素敵なところでした。

利用案内

  • 入館料 

   博物館:大人250円 高・大学生150円 小・中50円

   根城の広場/博物館共通券:大人400円 高・大学生240円 小・中80円

  • 営業時間:9:00~17:00(入館受付16時30分まで)
  • 休館日:月曜日、祝日の翌日(土・日曜日の時は開館) 年末年始(12月27日~1月4日)

hachinohe-city-museum.jp

おまけ

八戸駅へ戻り、駅直結のホテルメッツ「いかめしや 烹鱗(ほうりん)」でランチ。

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北海道&東北旅行、生ものばっか食べてました。

 魚介、万歳。島国、万歳。

駅構内には、伊調選手(青森県八戸出身)祝福ゾーン。

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逆行で暗すぎた表彰台。

このあと、さらに南下。岩手県盛岡市に移動したのでした。