※この記事は、2020年1月ニュージーランド旅行ブログです。
2020年1月30日
この日は、テカポからマウントクック国立公園へ移動。
この公園は、世界遺産【テ・ワヒポウナム】の構成遺産の一つです。
テカポ発が11時過ぎなので、朝はゆっくり時間があります。
起きてまずすることは、シャワーを浴びる。
夜に星空ツアーがあり、その前にシャワー浴びたら体冷えるし、帰ってきたら夜遅いし、で前日シャワー浴びずに寝ました。
マウントジョンで強風に吹かれ、砂ぼこりまみれになったんですけどね。
「山小屋泊だと、1日お風呂入らず寝ることだってあるんだし、別にいいよね」っていう謎の理論。ここ山小屋ちゃうけどね。
お宿の共通キッチンで朝ごはんを食べたのち、チェックアウト。
バスのお迎えの時間まで、スーパーで今日のランチ調達&テカポ湖周辺をお散歩です。
昨日はあんなにドン曇りだったのに、この日は朝からいい天気!そしてテカポ湖の色も綺麗なミルキーブルー。
これが昨日到着時に見た湖の色。
全然違う。やっぱりテカポ湖の本領は、晴れた日にこそ発揮される。
宿泊せずに一瞬の写真撮影タイムのみだったなら、この色しか見れなかった。
ほんと、宿泊してたっぷり時間過ごして良かったです。
前方の山、昨日登ったマウントジョン。
できることなら、この天気で湖見下ろしたかったな。
マウントクック行きのバスは、この駐車場の真ん中辺りにドーンと停まるので、バスが来たら向かいます。
ガイドさんは昨日、クライストチャーチからテカポまで一緒だった方。
ここからマウントクックまでは1時間20分ほどです。
途中、プカキ湖でちょびっと撮影タイム。
「テカポ」とか「プカキ」とか音がかわいい。
何か妙に言いたくなりません?
「てかぽこ」「ぷかきこ」「てかぽこ」「ぷかきこ」
13時頃、マウントクックでのホテル『マウントクックロッジ&モーテル』に到着。
お部屋は1階ですが、山々が窓から見えるナイスビュー!
綺麗なホテルです。
着いて早速、この旅のメインイベントでもあるマウントクックビューのトレッキングへ!
元々、海外でトレッキングがしたくて行先がニュージーランドになったので、今日が旅のハイライトと言っても過言ではない。
平地でも時折昨日のマウントジョン頂上並みの強風吹きますが、そない高所に登りに行くわけでもないし、大丈夫でしょう。
トレッキングウェアに着替えて早速出発!
観光案内所に行って、一応天候的に歩いて問題ないかと聞いてみましたところ、
風はちょっと強いけど、大丈夫よー
とお姉さんに言われたので安心してGO!
マウントクック周辺には、いくつかのトレッキングルートがあります。
その中でもマウントクックを眺めながら、フッカー湖を目指すフッカーバレーが人気のルート。
ハーミテージホテル(私らのホテルから1キロぐらいの距離にあるホテル)の近くから、キャンプ場を経由していきます。
往復で約13キロ。所要時間は4時間程度。トレッキングといっても、ほぼ高低差はないので4時間歩く体力があればどなたでも。
実際、ベビーカー押しながら歩いてる欧米人夫婦とか、めっちゃ軽装で水筒だけ手に持ってる、みたいな人もいました。
でも、足場は未舗装道も多いので、トレッキングシューズが疲れなくて絶対いいと思います。
風が強いのでウインドブレーカー、日差し除けのサングラス、もちろん水も必要!何やかんやで私は荷物多め。
あと、なんたっていわゆるトレッキングスタイルの方が、こういう景色には合うじゃないですか!気分上がるし。
まずは、上の案内の一番下にあるキャンプ場を目指します。
ちょっと地図が小さくてわかりにくかったので、写真に手描きしてみた。(何かホンマの地図にかかれてるみたいになったけど)
下の青枠が現在地。その上の青枠がキャンプ場。
赤い実線がフッカーバレートラックです。
なんか、もうさっそく素敵な景色じゃございませんか?
普段、大阪市内のビルまみれの中で生活しているので、こんなに山々のみが広がる景色は新鮮。
なんせ私、大きな山を見るのが好き(あくまで見るのが好きなのであって、それに登ることに挑戦しようという気はありません。)
ただ、なんかあれだな。周囲にいるのが中国人観光客の方ばっかなので、どうもニュージーランドというか、アジア感が出ちゃう。
フッカー湖まで行かずとも、ホテルからちょっと歩いただけでこの景色が見れるので、ちょろっとお散歩~みたいな感じで歩いてる人も前半は結構いてます。
真ん中に見えるのが、国立公園の名前にもなっているマウントクック。
標高3,724m。ニュージーランド最高峰の山です。
正式名称は「アオラキ/マウント・クック」
ウィキペディア師匠によると、
『かつての標高は3,764メートルだったが、1991年11月14日に山頂が崩落し10メートル低くなった後、山頂付近の厚い氷がさらに崩壊して2014年には標高3,724メートルとされた』
だそうです。
このマウントクックは雲に覆われていることが多く、頂上が見える確率は30%ほどと言われています。
でも、どうでしょう。すでに、これ、ほぼ見えてない?
そもそもの天気予報ではこの日雨で「えぇぇぇ。せっかくマウントクックトレッキングをしに行くのに、雨!!!????」ってなってました。
それがどうよ。この晴れっぷり。私、晴れ女なんですよねー。
力発揮してるよねー。
ただ歩くだけで贅沢な気分。
途中の分岐点。
右に行くと、フッカーバレー。左はケアポイント。こちらのケアポイントは翌日の午前中に行ったのでその模様は後々。
前方にマウントクックを見ながら歩いていますが、ふと振り返った景色もいい。
ただ、この辺り、遮るものがない分、時折もんのすごーい風が吹きつけてきて「ひぃぃぃぃ」ってなります。
25分ほどで、White Horse Hill campgroudに到着。
駐車場があるので、ここからトレッキングをスタートさせる方も沢山います。
ここ以降、トイレ見かけなかったので必要な方は済ませておく方がいいですね。
私は普段トイレ近いくせに、いざこういう時になると意外と我慢できる。順応性膀胱の持ち主。
(お遍路旅では、ちょいちょいトイレ問題勃発して苦しむ羽目にはなってましたが)
スタートする前に、ようやく遅めのランチタイム!(この時、すでに14時半)
テカポのスーパーで買ったサンドウィッチと、ラップサンド。
どちらも美味しかったです。
風が強くて、じっと座ってるとどんどん冷えてくるし、21時まで明るいとはいえ15時近いし。
お腹を満たしたら早々にトレッキングスタート!
本格的なフッカーバレールートの紹介は、次回。