※この記事は、2020年1月ニュージーランド旅行ブログです。
クライストチャーチ市内観光、前回からの続き。
博物館から東へ歩き、街の中心部へと向かいます。
そして、大聖堂広場に到着。
街の中心部にある大聖堂広場には、クライストチャーチ大聖堂があるのですがご覧の通り倒壊しています。
2011年2月に発生したカンタベリー地震によって、大聖堂を始め街の建物は大きな被害を受けました。
現在も復興中で周りはフェンスで覆われている状態です。
街中でも、今なお工事中の建物もちょこちょこありましたが、新しいビルやマンションなんかも出来上がっていて、復興に向けて進んでいるのがよく分かりました。
地震の被害を物語るこちらの大聖堂。取り壊して同じ大聖堂を建てるのか、新たなデザインとするのかで意見が分かれたため、今までこの状態で保留されていましたが、最終的に元の建物を利用し復元することに決定したそうです。
大聖堂広場には、ちょこちょこ出店が出てたり、あとストリートパフォーマンスの方がいて結構お客さんと盛り上がってました。
夏休み期間中のようで、平日ですが子供さんの姿が多い。
続いて訪れたのがカードボード・カセドラル
先ほど紹介した本来の大聖堂復旧中の間、仮の大聖堂として建てられたのがこちら。
設計したのは、坂茂(ばんしげる)さんという日本人の建築家の方です。
こちらの大聖堂の特徴は、防水加工を施した紙管が使用されています。
耐久性に強く、紙ですが50年は問題なく使用できるそうです。
紙の大聖堂の近くには
185脚の椅子が並ぶ追悼の椅子。
地震で亡くなられた方を追悼し、置かれています。
中にはベビーチェアもあり、小さなお子さんも被害に合われたんだと思うといたたまれない気持ちになります。
さ。
ちょっとしんみりした気持ちになってしまいましたが、ランチタイムです。
クライストチャーチには、おしゃれなカフェが結構あって、いくつか候補があった中からUNKNOWN CHAPTERというお店で食べることにしました。
ランチタイムなのに、すんなり入店。
そもそも人口密度が少ないので、歩いてても「人多いわー。ごみごみするわー」ということがなく(平日だからということもあるのかもしれませんが)めっちゃ快適!
っていうか、午前中歩いて感じたんですが、いわゆるオフィスビルみたいなものがあまり見当たらず。
・・・クライストチャーチの人、どこで働いてんの?
この旅2食目(1食目は機内)のサーモン。
サーモンベネディクト。
おしゃれな食べ物は、往々にして食べにくい。
不器用人間には、綺麗に食べることが難易度高かったですが、濃すぎず素材の味が生かされて、非常に美味しかったです。
こんなおしゃれなカフェ、大阪市内にあったらきっとランチ行列になるでしょう。
他にも、サンドウィッチやケーキもあってどれも美味しそうでした。
お腹いっぱいになったので、デザートに手が出ませんでしたが。
ランチ後は、ショッピングタイムです。街中を1日ぶらぶらできるのは今日だけ。
モールエリアに行ってみました。
路面店メインで、いわゆる大型で複数店舗が入っているようなショッピングモールがある訳じゃなかった。(デパートは1店あったけど)
せっかくなら明日からのトレッキングとかで使えそうなアウトドアウェアなどはないかと(しかも夏のセール中だったし)NZ発祥のアウトドアブランド「mac pac」やNZのモンベルとも言われる「Kathmandu(カトマンズ)」も見てみましたが、結局、これ!というものもなく。
そもそも、日本でさえSサイズ着てる私。海外でまずサイズが合わない。
もはやキッズサイズでいいのでは?って感じですが、そうなると今度肩が合わない。
(水泳歴10年。無駄に肩幅広い。そのくせなで肩。猫背。巻き肩。ゆがんだハンガーみたいな背中してます。)
結局、いわゆるTHEお土産店でスノードームだけ買いました。
(ここ3年ぐらい海外行った時だけ買い集めてる)
モールエリア近くにあるエイボン川にかかる追憶の橋。
第一次世界大戦当時、出兵する兵士たちが家族に見送られ、この橋を渡りクライストチャーチ駅へ向かっていたそうです。
ぶらぶらクライストチャーチ街歩き、もう少し続きます。