※この記事は、2015年9月~2019年4月まで3年半かけて歩き遍路をした記録です。情報などは当時のものなので、現在と変わっていることがあるかもしれません。ご了承ください。
【前回の記事はこちら】
78番郷照寺を目指す道のり。
丸亀市に突入!!
丸亀といえば、「ハーフマラソン」が一番最初に思いつきます。
毎年2月に行われる国際ハーフマラソンで、関西から行きやすいこともあり、うどんとマラソンを楽しむラン旅を結構ラン仲間の方されてます。
箱根ランナーも出たりするので、出たい、出たい、と思いつついまだ走ったことありません。
ちなみに「丸亀製麺」にも一度も行ったことがありません。
そして、こんなにうどんの地であるにもかかわらず、この遍路旅中一度もうどん食べませんでした。
(歩いてる最中は、お店で昼食はとらず、時間節約のためパンやお菓子を小休憩で食べるスタイル)
枝で隠れて見にくいですが、「丸亀城」まで2.5キロ。
私が好きな案内表示。
すぐ見つけられる大きさで、キロ表示も書いてあるから。
でも、後半につれ見かけないことも多くなりました。
なので、出会うと妙に嬉しい。
歩き始めて50分ほど。遍路小屋を発見。
ちょっと休憩タイムです。モグモグ(お菓子で飢えしのぐ)
お遍路小屋から15分ほど歩くと見えてきました。
100名城のお城です。数年前に訪問済み。
100名城のスタンプもその時押したんですが、インクが濃すぎてスタンプ帳閉じた際に反対側の紙にべちょーってついて、印影全てつぶれてしまったんですよね。なので、もう一度上に紙貼って、綺麗に押し直しをしようと思ってました。
(そういうとこ、きちんとしないと嫌な性格)
一応、スタンプ帳持ってきていて、1日目は時間余裕あるし、お城寄って行こうかなーと思ってたんですが・・・
・・・上の方に天守があるのは記憶してたけど、思ってたより高いな。
うん、やめよう。
この石垣が丸亀城の特徴かつ見どころではあるんですが、結構急こう配の坂道上っていかないといけないんですよね。
分かってたけど、実際見てみたら想像以上でした。今後の道のりのために体力温存。
お城はまた改めて訪問します。
土器川渡ります。
縄文?弥生?
道隆寺から約1時間で到着。
いっぱい。
案内がいっぱい。
開運大吉地蔵がお出迎え。
何だかとってもご利益ありそうなお名前。
78番 郷照寺(ごうしょうじ)
奈良時代、行基が開山。その後弘法大師が42歳の時、自身の像を彫って厄除け祈願を行いました。
今も「厄除けうたづ大師」として信仰をあつめています。
また、時宗の開祖である一遍上人ゆかりのお寺でもあり、真言宗と共に時宗も信仰する珍しい霊場です。
本堂
大師堂は本堂の左横から
この階段を上った先に。
厄除け祈願です。
観音像の下には、万体観音堂があり、金色の小さな観音様が数万体、ずらーっといらっしゃいました。なかなかの光景です。
お寺をあとに、しばらく歩いていると
ちょっと見逃しそうなほどひっそりとした標識が。
88番 大窪寺まで88キロ!!!
私の遍路旅もあと88キロの道のり・・・
ついに100キロ切りました!!
たけさんって誰?
公園の中に遍路小屋発見。
桜も綺麗に咲いてるし、まだ郷照寺から20分しか歩いてへんけど、お花見休憩~
咲いてはいますが、この時は、まだ満開ではなかったです。
このレベルは、何分咲きっていうのかしら。
坂出市に突入!
途中で遍路道を外れ、今日のホテルを目指します。
どんどん海の方へと歩いていって、1日目のホテルに到着。
坂出プラザホテル
建物自体は古いですが、ロビー部分とお部屋は綺麗でした。
何かちょっとしゃれてる。
駅からは少し離れてるんですが、港に近いこの辺りに割とホテルありました。
観光というよりは、ビジネスで使用される方向けかな。港に面して結構工場もあったので。
近くのローソンでご飯買って、初日の晩餐。
今日の歩行距離は17キロ。そこまで疲労もなく、初日の足慣らしにはちょうどいい感じでした。
しかしこのあと、私のアキレス腱が徐々に悲鳴を上げていきます・・・
そんなこともつゆしらず、1日目終了。
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私が旅の間愛用していたガイドブックはこちら。
納経帳とほぼ同じサイズで、サブバックに収まります。
地図と各お寺の案内が書かれてるので、一冊あるととても便利。