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【女一人歩き遍路】第6回目5日目 43番 明石寺

※この記事は、2015年9月~2019年4月まで3年半かけて歩き遍路をした記録です。情報などは当時のものなので、現在と変わっていることがあるかもしれません。ご了承ください。

 

43番 明石寺を目指し約11キロの道のりをいきます。

 

ちなみに、明石と書いて『めいせき』と読みます。

日本人なら『あかし』と読みたくなります。これもひとえにさんま師匠の影響です。

しばらく歩いていた県道を外れて山へ入ります。

 

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え。後ろに見えてるあの山行くんかしら・・・

 

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道は一本しかなく間違いようがないんですが。

これでもか、とシールが貼ってあります。余ってたんですかね。

今回、ことごとく山を避けてきたので久々の山遍路となる歯長峠越えです。

 

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結構急な斜面です。

斜面は写真に撮っても全くその急さが伝わらない。

 

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おっしゃる通り。

 

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10分ほど汗をかきかき峠道歩いたら、車道に出ました。

あれ?もう終わり?

これはまたしばらく舗装道歩いて、山へいざなわれるパターンかな、としばらく車道を歩いていると

 

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やはり山へ通じる峠道の案内が。

やっぱりな。遍路6回目。3県目ともなるとパターン読めてきますよ。

ふふふ。

 

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山っつーか、階段ですけどね。

 

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上に上がると立派な休憩スペースがありました。

 

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そして、通行止めの看板が・・・


・・・え?

通行止め?

この道遍路道じゃないの?

 

ここ以外この上には道がないので、仕方なくもと来た車道に戻ります。

 

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まぁ、車道といってもほぼ車通らないんで、歩道。

っていうか、むしろ私道。

 

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歯長峠の看板もありました。

あれ、峠越えしちゃった感じ?

 

もっと、こう、ゼーハーゼーハーを覚悟してきたので、何だかあっさりです。

結構タフな道と噂を聞いてたんですけど・・・

(車道はそこまで坂もきつくなく歩くの楽でした。)

 

ですが、この直後、汗だく峠道よりも恐ろしいものに出会います。

 

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過去最大級ホラー系トンネルです。

その名も歯長トンネル

 

今まで、結構な数のトンネル歩いてきまして。

排気ガスは嫌だけど、雨の日はむしろ傘差さず自由が利くわ、と昨日なんか喜んでたぐらいでしたが。

それは、そこそこ車が通り、ライトが灯り、きちんと歩道が確保されているトンネルのこと。

 

こいつはちょっと系統が違うやつ。

なんつーか、本気なやつ。

 

仕切られた歩道はないし、ライトがあまりない。

とにかく暗い。

外はまた日が出てきてこんなに明るいのに、トンネル内暗い。

後半、電気がほぼ切れてて真っ暗に近い状態です。

 

ぎゃー貞子出るー(((( ;°Д°))))

(貞子、トンネル這いつくばってるの見たことないけど)

 

私、ぼっちで色んなとこ行ってますが結構な怖がりですねん。

真っ暗で寝れませんねん。

お化け屋敷とか絶対無理で。ミステリーは好きやけど、ホラーはダメで。

(大学生のころ、友達とノリで何本かジャパニーズホラー映画観たことはありますが、肝心なところ薄目でやり過ごしたりした。多分、その顔が一番ホラー)

 

暗所恐怖症なので、まず暗いってだけで無理。

いや、怖い!このトンネルマジ怖いーーーーーーーー!!!


ε=ε=ε= (((( ;°Д°))))

 

と、後半出口の明かり目指して8キロのリュックしょってまじダッシュ

何だ、これ。何の修行だ。

 

比較的短いトンネルで、出口が見えてて助かりました。

無事生還おめでとう。

 

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出たら遍路小屋がありましたが、疲れもないし、ホラートンネルの近くで休める訳なくスルー。


昨日、ルートを見てる段階で今日中に明石寺参拝するのは無理かもと思ってました。

今日泊まるホテルから30分ほどの距離なので、翌朝一で行くのもありかも、と。

でも、残り時間と距離を見るにまだ間に合いそう。

(納経はいずれのお寺も17時まで)

 

頑張れ、私。

 

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西与市に入りました。

 

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ここから山下りです。上ったら下りる。これ、山ルール。

 

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濡れた道は危険。

滑落注意。

全く人に会わないので、こんなとこで滑ってケガしても、誰がいつ発見してくれるか分かったもんじゃない。

 

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とか言いながら、何かよくわからんハイテンションで軽快に小走りで

 「ほい、ほい、ほーい」とか心の中で言いながら下りていきました。

 

今思っても謎。多分、トンネルで何か陽気なやつに憑りつかれてたんやわ。

貞子とか。(どこが陽気や。ってか、ホラーの引き出し貞子しかないんかい)

 

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残り7キロ。

 

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歯長橋を渡ったら

(橋自体写ってませんが、今まさに渡っているところ。伝われ、この臨場感)

 

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残り6キロ。

時刻は15時前。行ける!!

 

気持ち早歩きで先を急ぎます。

 

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菜の花綺麗だなー

 

昔、童謡『チューリップ』の♪どーのー花見てーも♪♪なーの花見ても♪と勘違いしてて

「チューリップなのに、急に何故菜の花の話!?」と思ってました。

 

峠越えをした割に、結構まだ元気です。早歩き可能です。

 

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休憩スペース発見。

時間ないですがちょいと休憩。

 

ですが、わずか1分ほど座って再出発。

そこまでギリギリな訳じゃないですが、何か気が焦ってゆっくりしていられません。

 

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日曜夕方の、静かな住宅エリアに突入。

狭い道を抜け、時折犬の散歩する住民さんとすれ違い、

 

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正面に歴史博物館が見えました。

あの上にお寺あったらやだなー・・・


宇和高校横を過ぎ、家の前のごく細道を通り、曲がった先には

 

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写真じゃ全く伝わりませんが、ラスト400mの上り坂。

最後の最後、この坂がきつかったー。

納経所が閉まる45分前、4時15分。余裕をもって到着。

 

43番 明石寺(めいせきじ)

 

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こちら、今回のお遍路旅最後のお寺でございます。

明日もう一日あるんですが、遍路歩きはせず大洲まで電車で移動し、大洲観光致します。


こちらのお寺の歴史は古く、創建は6世紀、欽明天皇の勅願によるもの。

女神が願掛けに大きな石を運び上げたという伝説があり、地元では「めいせきじ」ではなく「あげいしじ」と呼ばれてるそう。

修験者の道場でありましたが、その後廃墟同然となってしまったところ、弘法大使によって再興されました。

 

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明治時代に再興された本堂

 

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大師堂

 

ここ、好きな雰囲気のお寺でした。

無事、納経も終了。

5日間のお遍路、お疲れさまでした。(ま、途中バス乗って大きくワープ移動しましたけどね。)

 

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本来のここからの遍路道はまた山道です。

が、今夜のホテルに行くにもこの道行くのが早道なのかよく分かりません。

 

ホテルは卯之町駅方面にあるんですが、来た道と違う道でその方面へ行くルートが私のガイドブックには載ってます。

 ただ、果たしてそれがこの道・・・なのか?

案内看板には、卯之町駅の一つ先にある上宇和駅と書かれてます。

これは、山を越えて一駅さらに先に進んでしまうのでは?

 

これから日が落ちて行く時間に、山に入っていくのも嫌だし、もと来た道を戻りつつホテルを目指します。

グーグル・マップ先生で確認すると2キロほどの道のり。

 

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こちらが中心街だそうです。

 

翌日の朝一で行くことも考えてましたが、今日中に参拝し終えることができてよかったです。

ホテルの近くには、飲食店やコンビニも無さそうだったので、道すがらにあったヤマザキストアで食料調達。

 家族経営の田舎にあるタイプのお店でした。レジ打つおじいちゃんの横でお孫さんが遊んでて、何ともアットホーム。

 

このお店の近くに、ジョイフルもあったんですが一度ホテル入ったら出たくないな、もう、と思い今夜はカップ麺。なんでもいいんです、お腹いっぱいになれば(基本、食事にこだわらない)

 

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17時過ぎに今夜の宿泊先である第1ビジネスホテル 松屋に到着です。

おばあちゃんちっぽい柄の毛布が出迎えてくれました。

 

あー、ちかれたー

足のマメ対策に、ガーゼの代わりにティッシュペーパーを巻いてたので、靴下脱いだ瞬間、床が細かくちぎれたティッシュまみれになりました・・・

壁が薄いのか、お隣さんの声が会話の内容まで聞き取れるほどはっきり聞こえましたが、疲れてたので、いつの間にやらぐっすり・・・

 

翌日は、卯之町駅から伊予大洲駅へ電車で行って宇和島城に続くお城訪問。

 

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大洲城です。

 

そのあとさらに大洲観光して今回のお遍路旅は終了。

次回7回目にして、ようやく半分の44番札所です。

 

今回お世話になった第1ビジネスホテル 松屋さんはこちら。

楽天トラベルのページに飛びます。) 

第1ビジネスホテル 松屋

 

私が旅の間愛用していたガイドブックはこちら。

納経帳とほぼ同じサイズで、サブバックに収まります。

地図と各お寺の案内が書かれてるので、一冊あるととても便利。