えちこの旅ブログ

えちこの旅ブログ

知的好奇心のおもむくままに

MENU

【飛鳥時代】薬師寺(奈良)


スポンサードリンク

歴史巡りの旅。

教科書で一度は目にしたことがある、その時代を代表する遺跡・歴史建造物を紹介しています。

 

時代:飛鳥時代

薬師寺奈良県奈良市

 (訪問日:2021月6月8日)

 

奈良で生まれ育った私にとって、奈良のお寺や神社というのは身近過ぎて行ったことがあってもわざわざ写真撮ったり、いつでも行けるしな、と行かず仕舞いのまま今に至るところとかもあったりします。私の持論「いつでも行けるとこ、一番行かない」(関西在住歴=年齢ですが、いまだ通天閣上ったことない。ちなみに東京タワーは3回上った。)

 

薬師寺には、多分10年ほど前に一度行ったことがありますが、それ以来の訪問です。

最寄り駅は、近鉄西ノ京駅駅から5分もかからない駅近の場所にあります。

 

f:id:iechiko:20210607113205j:plain

 

f:id:iechiko:20210607113213j:plain

1998年古都奈良の文化財の構成資産の一つとして、世界遺産にも登録されています。

 

薬師寺は、天武天皇が奥さんである持統天皇の病気平癒を願って680年に発願したお寺です。しかし、完成前に天武天皇は亡くなってしまい、持統天皇の時代に本尊開眼、そして平城遷都に伴い718年現在地に移されました。

奥さんの病気治癒願ってお寺建ててる間に自分が死んでしまうなんてね。。。でも、天武天皇持統天皇は叔父と姪の関係で年も離れていたので、まぁ、自然の摂理でしょうか。

 

大人拝観料は下記の通り(薬師寺公式HPより一部抜粋)

 

拝観料
対象期間 令和3年3月1日~令和4年1月16日 令和3年3月1日~令和4年1月16日
拝観可能場所 金堂
大講堂
東院堂
東塔初層開扉
西塔初層開扉
玄奘三蔵院伽藍
※1
西僧坊(水煙特別公開・平成の寶玉展)

食堂じきどう
大人 個人 1,100円 西僧坊 +500円
食堂じきどう +500円

 

特別共通割引券
(団体料金の適用はございません。旅行会社発行のクーポンは使用できません。)
対象期間 令和3年3月1日~令和4年1月16日
拝観可能場所 金堂 大講堂 東院堂 東塔 (初層開扉) 西塔 (初層開扉) 食堂じきどう
西僧坊(水煙特別公開・平成の寶玉展) 玄奘三蔵院伽藍
大人 1,600円

全部見たい!って方は、この共通割引券がいいかと。

 

薬師寺は多くの建造物が再建のものです。なので、とても境内が朱色で鮮やか。

 

伽藍図はこんな感じ。

「白鳳伽藍」玄奘三蔵院伽藍」に分かれています。

まずは「白鳳伽藍」エリアへ。

f:id:iechiko:20210607113440j:plain

 

f:id:iechiko:20210607113225j:plain

食堂(じきどう)2017年再建

最も新しいのがこちらの食堂。私、前来たときは再建途中やったはず。(記憶ないけど・・・)

僧侶の方たちが食事をした建物で、300人ほどが入れるほどの広さがあります。創建当時のものは973年に焼失後、1005年に再建されましたがそれも再び焼失してしまったそう。(再焼失の年代は不明)

再建された食堂内部には田淵俊夫画伯による「阿弥陀三尊浄土図」と「仏教伝来の道と薬師寺」が奉納されています。

 

f:id:iechiko:20210607113432j:plain

 

薬師寺の中で、唯一創建当初から残っている建物が左の東塔

歴史好きなら知ってる方も多いであろう社会科教師Youtuberムンディ先生こと山崎圭一さんが、最も好きな歴史建造物がこちらの「薬師寺の東塔」だそうです。私も今、改めて先生のYoutube見て歴史の勉強しています。分かりやすくて、おもしろい。黒板に板書しながら進めるホンマの授業スタイルの動画です。学生気分に戻れます。

 

f:id:iechiko:20210607121134j:plain

 

f:id:iechiko:20210607113527j:plain


国宝 東塔 白鳳時代

各層に裳階をつけているので六重に見えますが、三重の塔です。日本一美しい塔なんて言われたりもしています。キャッチフレーズは「凍れる音楽」

平成21年から12年の歳月をかけて、初の全面解体修理が行われました。

当日お聞きした法話の中でお坊さんがおっしゃってたんですが、心柱の下が薄いところはたったの数センチを残し中が空洞になってしまっていたそうです。新しい柱を伴い、いつまでもこの歴史ある美しさを保っていて欲しいものです。

 

f:id:iechiko:20210607113444j:plain

国宝 東院堂 鎌倉時代

薬師寺は伽藍もいいですが、仏像も素晴らしいものばかりです。そのうちの一つがこちらの東院堂で拝観できる聖観世音菩薩立像。仏像の写真撮影は禁止のため、ご紹介できませんが、その美しさぜひご覧頂きたいです。

 

f:id:iechiko:20210607113447j:plain


中門

f:id:iechiko:20210607113500j:plain

足元見たら

f:id:iechiko:20210607113504j:plain

だいぶ痛めつけられてる。お腹と頭踏みつけるて。だいぶやで。

 

f:id:iechiko:20210607113515j:plain

金堂 1976年再建

1528年に焼失後、1600年に仮金堂が建立。その後、仮のまま時は流れに流れて、1971年から5年かけ現在の金堂が建立されました。370年、ご本尊は仮住まいだったんですね。お気の毒なことです。

堂内には、本尊の薬師三尊像(国宝)が祀られています。中央に薬師如来。向かって右に日光菩薩。左に月光(がっこう)菩薩。先にも書いた法話の中で、薬師如来像は今でいうお医者さん。その両脇にいるのは日勤の看護師さん(日光菩薩)と夜勤の看護師さん(月光菩薩)ということです。分かりやすい。月光菩薩さんは1340年も夜勤です。もはや昼間の太陽とは完全無縁の生活のことでしょう。

今、願うは「コロナ退散。コロナ退散。コロナ退散」

でも、健康であるということは体のことだけを指すのではありません。心と体。両方の健康を護ってくださるのが薬師如来さんです。心身共に健康でなくてはね。

 

f:id:iechiko:20210607113535j:plain

大講堂 2003年再建

こちらもかなり新しい建物です。歴史を感じることはできないけれど、その分当時の色あい(全く同じとは言えないかもしれませんが)を感じることができるので、再建の建造物も私は好きです。

薬師寺の中で、最大の建造物。堂内には、弥勒三尊像(重要文化財仏足石・仏足跡歌碑(いずれも国宝)が安置されています。

 

f:id:iechiko:20210607113524j:plain

西塔 1981年再建

同級生なことを知り、一気に親しみが湧きました。創建当時からある東塔との色のコントラストが薬師寺ならでは。

 

伽藍や仏像も素晴らしいですが、薬師寺に行かれた際はぜひお坊さんの法話を聞いて欲しいです。私、以前来たときにもたまたま金堂内(だったと思う)で、修学旅行生相手にお話されているのを一緒になって聞いた記憶があります。そんときも学生より一生懸命になって聞き入ってしまったんですが、めっちゃ薬師寺のお坊さんってお話上手。笑いも交えながら、薬師寺についてお話してくださいます。

というか、あまり沢山聞いたことはないですが、お坊さんってめっちゃしゃべり達者な方多い気がする。仏教漫談とかでR-11とか結構いい線いける人いる気がする。あるいは坊さんコンビでM-1とか。浄土宗と真言宗の異色のコンビとか。無理やろうけど。

 

 

白鳳伽藍を堪能したあと、道路を挟んで位置する玄奘三蔵院伽藍」エリアへ。

f:id:iechiko:20210607113544j:plain

 

f:id:iechiko:20210607113601j:plain

玄奘塔 1991年建立

塔内には、インドに仏教を学びに訪れた法相の開祖、唐の僧玄奘の像と共に、頂骨が祀られています。玄奘さんというよりも三蔵法師の名前の方がメジャーですね。

なぜか日本でドラマ化されると三蔵法師って女性が演じてるんですけど、ホンマは男性です。何で女性になったんだろ。しかもえらく美人と相場が決まってる。

 

東大寺興福寺のある近鉄奈良駅周辺ではないんですが、祀られている仏像はどれも素晴らしいですし、(教科書にも必ず出てくる国宝揃い)何せあのムンディ先生も絶賛の三重塔も必見。(ムンディ先生信者か)

薬師寺HPは、開いたら伽藍が一望できるドローン映像流れます。

yakushiji.or.jp